バンコク 風情

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 バンコクの旧王宮 ワット・プラケオから、サファン・プットに向かって歩くと
 花、野菜市場で有名なパク・クロン市場にぶつかる。
 そのパク・クロン市場の手前の川岸にラッチニー船乗り場がある。
 川向こうのトンブリのカラヤーナミット船乗り場への渡し舟がここから出ている。
 そこには何があるかといえば、一つはワット・カラヤーナミットという仏教寺院、
 そして古い中国廟がある。
 私の目的はこのお寺である。
 この中国廟とその周りの商店街は
 タークシン王が、アユタヤから王都をトンブリに遷都したときに
 移住してきた中国人によって造られたといわれている。
 200年以上の歴史を持っていることになる。

 バンコクの中華街にある派手な造りの中国廟のようではなく、
 この廟は 長い年月の中で派手な色合いが失われ、その姿に歴史を感じてしまう。
 信仰を本当に必要とするものだけがやってくるような寺院である。
 ここにやってくるには、船を利用する以外にはない。
 陸の交通を使うと、ここにやってくるのは厄介である。
 近くに主要道路はなく、チャオプラヤ川の岸辺にあるこの寺までやってくるには
 迷路のような道をさ迷い歩くことにもなりかねない。

 その寺の脇には古びた商店街があるが、
 打ち捨てられたような店がひっそりと並んでいるだけだ。
 トンブリ王朝が倒され、チャックリ王朝が川向こうのバンコクに移ったときに
 ここに住んでいた中国人たちもヤワラートの中国人街に移っていったのだろう。
 しかし、この中国廟は彼らの信仰の中心の場所であったことから、
 ヤワラートに移っても 忘れられることもなく、バンコク側から、渡し舟に乗って、
 ここにやって来て、朝夕の祈りを捧げていたのは、充分想像できることである。
 トンブリの地に根を下ろした先祖の菩提寺なのだから。

 隣のワット・カラヤーナミットは規模をどんどん大きくしタイ人たちで賑わっているが、
 このこじんまりした中国廟は、先祖たちが日夜祈りを捧げた大切な寺なのだ。
 この寺を心から大切に思うものだけが、やってくる寺なのだ。
 どこにいても、この古い寺だけが、自分たちのルーツを証明してくれる。

 そんな雰囲気が感じられるような中国廟だった。
 小さな寺ではあるが、信仰に深く根ざした霊気が漂っているような寺だ。
 タイの派手派手しい薄っぺらな仏教寺院に見飽きていた眼には、
 この寺は 新鮮な快い一吹きの風のようだった。


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 午後からサウナのように暑くなる部屋にいても、仕方がないので
 チャオプリヤ川へと散歩に行ってきた。
 正月休みに入ったバンコク、いつもは混みあっている道路も空いていて、
 47番のバスは、あっという間に、ティアン船着場(ター・ティアン)に到着した。

 調子のよかったのはそこまでで 船着場には旅行者の群れ、
 外国人ばかりでなくタイ人観光客も凄い数だ。
 こんな雑踏の中で、船を待つのも嫌なので、隣の船着場へと行く。
 旅行者があまり知らない、パークロン市場のすぐ近くにあるパークロン船着場だ。
 ここは混んでいない。
 別にワット・アルンが目的ではないので対岸に渡れれば、それでいいのである。

 古い中国寺院や、古いモスク、昔は貴族が住んでいた住居を探しながら、
 のんびり散歩、トンブリ地区には朽ちかけているような古い建物が多くあって
 興味深い。
 どこへというわけもなく、当てのない散歩、これもこれで楽しいものだ。

 そうこうするうちにワット・アルンの近くへやって来た。
 すぐにはワット・アルンの境内には入らず、すぐ外のこの前食べたかき氷の店へ、
 タイ風のカキ氷も暑い日差しの中を歩いてくると、のどの渇きを癒してくれる。
 品のいいおばさんのやっている小さな店、中に入れる寒天や豆を自分で選ぶと
 カキ氷をのせ、赤いシロップ、コンデンスをかけてくれる。
 カキ氷を食べながら、ほっと一息。
 トンブリを散歩したときには ここでカキ氷を食べることに決めた。

 ワット・アルンの境内の中に入り、入場料を払う中には入らず、
 じっくりとワット・アルンを外から眺める。
 ワット・アルンは外から眺める方が美しいのだ。
 私は、中にも入ったことが何度かあるからこれでいいのだ。

 今日は12月31日、大晦日、ワット・アルンで1日を締めるのもよい。
 そろそろ夕暮れ時、目の前にはシルエットになってきたワット・アルン、
 対岸には、ワット・ポートワット・プラケオ、絵になるではないか。
 さあ、渡し舟にのって、向こう岸へ。


 ***
 ワット・アルンはアユタヤ時代に建てられたといわれ、トンブリ王朝を創立した
 タクシン大王の守護神・王宮寺院として修復・拡張された。
 その後のチャックリ王朝においても、拡張・増設が行われ、ラーマ2世の保護を受け、
 ラーマ2世の菩提寺となる。
 有名な大塔は、ラーマ2世の時代から建設が進められ、ラーマ3世の時代に完成する。
 ***



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今日は、プラトーナムの近くにあるコンピューター・マーケット パンティップに
行ってきた。
ちょっと小さな買い物があったからだ。

新年の休みのはいったせいか、道々の店も閉まっているところが多い。
タイも昨日あたりから、帰省ラッシュに入ったようだ。
この時期と4月のソンクラーンの帰省ラッシュには 交通事故が増える。
この時期に地方への向かうツーリストバスを予約するのは至難の業だ。

パンティップに行く通り道にあった以前『滅び行くもの』で記事にした家は
跡形もなく消えていた。ああ、やっぱりという思いだけが残る。
あるのはその後ろにあった家だけだ。

パンティップは、昔はデパートであったところで 
コンピューターがバンコクでも流行り始めた頃にコンピューター・マーケットに
姿を変えた。
私がよく通い始めてからも7,8年になる。
ここには、コンピューター関連のものが何でも揃っている。
海賊版コンピューターソフト、映画のDVD、エロビデオまで売っている。
外国人とわかると、「エロビデオ、エロビデオ」としつこく声を掛けてくる。
眼鏡をかけていると日本人だと思うらしく、
ここに入るときには眼鏡をはずす必要がある。そのくらい、しつこいのだ。

海賊版ソフト、DVDはタイでも違法であるが、警察が取り調べに来るときは
すぐに情報が流れ、商品は瞬く間に隠されてしまう。
そして、もう大丈夫だという情報が流れると、商品を並べ始める。

コンピューターの関連部品を売る店の前には、商品の値段が張り出されており、
買う人間は、その値段を調べて、少しでも安い店を探す。
この前、デジタルカメラ用のSDメモリーを買ったが、2GBのものが700バーツ、
約2400円だった。しかも永久保障である。

コンピューターを使う人ならば、ここに来てみるのも楽しい。
今日も大変な人出だった。
買う人より、遊びに来ているタイ人のほうが多いようではあるが…。


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 ウォンウェンヤイに行くと、そのロータリーの中心に
 馬に跨った勇壮な姿の一人の人間の像がある。
 その人物の名は タクシン大王だ。
 潮州系中国人の子として生まれ、アユタヤ王朝に仕官し、
 18世紀後半ビルマ軍の侵入によって、崩壊寸前の危機にあったタイを
 救ったタイの英雄である。
 焼け野原になった王都アユタヤから1767年 バンコク・トンブリに王都を遷都し、
 トンブリ王朝を打建てた。
 しかし、その王朝は 彼の精神錯乱のために15年しか続かず、
 部下であったアユタヤ王朝の血を引くタイ人の現在の王朝の始祖
 ラーマ1世(チャオプラヤー・マハーカサット・スック)によって
 処刑されてしまうのである。
 これは1種のクーデターのようなものであったのであろう。
 タイ語で書くと、綴りは違うけれど、クーデターで亡命を余儀なくされた
 あのタクシン元首相のことが思い浮かぶ。両方とも華人である。

 どうもタイでは、経済的なその力から華人は、大きな影響力を持っているが、
 頂点に立って大きな力を振るいすぎると嫌う傾向があるようだ。
 そこにはアユタヤ王朝から続く上層階級と新興勢力との軋轢がある。
 新しく政権を取った人間は、新しい利権グループを生み出すからだ。
 アユタヤの時代から綿々と続くタイの上層階級の利権を侵すと
 タクシン大王やタクシン元首相のようになってしまう怖さがタイにはある。
 官僚、軍隊、警察にはタイの上層階級の力が、及んでいるからだ。
 タイでは人の姓(ナムサクン)から、その人間の家柄がわかる。
 王族の階級を理解することすら難しいくらいに、王族内にも多くの階級がある。
 家柄の良し悪しが、官僚、軍隊、警察での出世に大きな力を持っている。
 そういう意味ではタイは保守的な階級社会なのである。
 そのために、タイは、政治、官僚の改革が進んでいかないことも多い。
 タクシン大王もタクシン元首相もその戦いに敗れたのであろう。

 そんなことを思いながら、ウォンウェンヤイのロータリーのタクシン大王の像と
 ラーマ9世である現国王の写真を眺めてみた。
 歴史は、どんどん変わっていく。
 アユタヤ王朝に続く220年に渡るチャックリ王朝、政治的混迷を深めるタイ、
 タイは これから一体どう変化していくのであろう。



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 17,8年前、バンコクノーイが舞台になったタイのテレビの連続ドラマがあった。
 日本でも『メナムの残照』という本になっている。
 タイの女性作家 トムヤンティによって書かれたものもので、
 原作は『クーカム(kuukam)』(「運命の相手」)である。
 太平洋戦争期のバンコクを舞台に、バンコクに駐留した日本海軍大尉のコボリと、
 タイ人女性アンスマリン(アン)との悲恋を描いた物語である。
 当時、タイ人の間でも人気ドラマで、小堀、アンスマリンと言えば、
 話が通じ合ったものである。
 そんなことから、バンコクノーイという場所に惹かれていた。
 バンコクの下町であるトンブリ地区、その中のバンコクノーイを訪れ、
 小説の舞台を感じてみたいと思った。
 今日はその初日である。
 20年前にも一度訪れたことのある場所であるが、
 そのときは、市場の中を歩いただけであった。


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