ネパール事情

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 タイバ村のタイバ地区からアルシッディ地区へと向かう。地元に人間に聞くと、
 10分位でアルシッディには着くよと言う。
 全くのネパール時間である。
 30分は優にかかったのである。
 道も一般道路で、車が行き交う道である。

 暑い中を、汗を拭き拭き歩いていると、とんでもないものを目にしたのである。
 タイバ地区の何百年か前のネワールの古い住居を見てきた眼には、一挙に百年の時間が、
 流れたとも思われる光景である。
 馬鹿でかい鉄製の門の向こうに カトマンズの新興建売住宅が、現代建築の装いを
 凝らして建ち並んでいるのである。
 カトマンズでも建売住宅の販売が、盛んになっている話は聞いていたが、
 ここまでとは思わなかった。
 10年前にバンコク近郊でも、似た住宅開発があったが、全く同じ様相を呈している。

 出入り口の監視をしているガードマンに話を聞く。
 タマン族の若者である。
 明らかに村から出ているとわかる若者で、カトマンズ周辺の県、シンズリの村から
 やってきていると言う。
 こういう村からやって来ている若者には、気楽に話が出来るのである。

 建坪は、120坪から200坪、住宅の価格は、500万ルピー(日本円で9百万円)から
 8百50万ルピー(日本円で千5百万円)、なかなかの値段である。
 一体どんな種族が、買っているのかと聞くと、ネワール族、バウン族が多いという。
 住む目的だけでなく、投資の意味合いもあるようだ。

 片や2,3百年前の建物に住む人もいれば、こんな近代住宅に住む人もいるのである。
 タイバという同じ村のすぐ外に、一緒に存在しているのである。
 キルティープールでも見かけなかった村、タイバ村周辺の姿である。

 ここまで格差が広がっているのだ。
 生活の形、収入、その他、すべての点で。天と地の差である。
 こんなものを見せ付けられれば、生活の不満は、溜まっていく。
 本当におかしな世界である。
 細々と日々の糧に思い煩っている人間もいれば、贅沢三昧を尽くして生活している人間も
 いるのである。
 こんな住宅を買って住める人間など、ネパールでは1パーセントにも満たないだろう。
 ここにネパールの悲しい現実がある。


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 この頃は、日課のように、散歩がてらに 家の前の道の拡張工事を見に行くことが多い。
 塀を壊し、その塀の後ろに 新たに塀を作っているところには、大抵、人だかりが出来ている。
 ネパールでは、女より、男の方が、井戸端会議をする方が多いのである。皆 暇なのである。
 その中の一人、なかなか、何を言うにも自信たっぷりの男が、いる。
 どうもバウン族(僧侶カースト)らしい。小さな雑貨屋の主人らしい。
 言い方が、高飛車なのである。バウン族には、概してこういう人物は、多い。

 後日、再び、散歩をしていると、通りに面した小さな平屋の家を、店舗に改造している光景を
 眼にする。
 道ぎりぎりまで、建物を建てていたものだから、塀を作ることが出来ず、住居には適さず、
 店舗に改造しているのである。そこに例のバウン族のおじさんがいる。

 −「この建物は、あなたのものかね。店にするの。」

 −「そうだよ。この先の4軒の店も、私のもので賃貸ししているよ。」

 −「あなたの家はどこにあるの」

 −「この店の後ろだよ。」と指差す。

 −「へエー。どのくらい土地があるの。」

 −「二千四百坪ぐらいかな。」

 このあたり、坪あたり、日本円で、3万円以上はする。
 計算してみると、7千万近い価格だ、ネパールで7千万というと、大した物持ちである。
 土地は、曾おじいさんの代からのもので、今の場所に住み着いてから、百年以上になる
 と言っている。
 村からやって来て土地を買いあさり、家を建てている最近の成金のバウン族
 (政治がらみで得たお金)とは、違うのである。

 いろいろと話を聞いていると、つい4ヶ月前までは、ネパール国営テレビの
 ニュースキャスターの仕事を21年間やり、悠々自適の生活をするために、退職したと言う。
 子供は二人、息子と娘 すべて、アメリカに住み、医者を職業にしているという。
 結婚している相手も医者だと言う。
 全く大したものである。人は、見かけではわからない。
 近々、息子、娘、孫に会いにアメリカへ行くという。
 カトマンズに昔から住み着いているバウン族の底力は、なかなか凄いのである。


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 ネパールニュースの後、こんな番組が始まった。
 
 とある立派な靴屋に、田舎の金持ち風の身なりをした老人がやって来る。

−この店は、立派な靴が一杯揃っているな。わしに合う靴はあるかの。

−ええ、ありますとも、うちの靴は、どれもこれも保障付で、自信を持ってお勧めできます。靴の底をご覧ください。ここには、輸入物の靴底を使っておりますので、長くお使い頂けますよ。

−ここでお勧めの靴は、どれじゃ。ちょっと履いて、みたいものじゃ。

−おい、君、この方に合う靴を持ってきたまえ。   〜 店員にむかって

 店員は、靴を持ってくる。

−これなど如何でしょうか。

−うーん、なかなか、履き心地は、いいな。これにしようかな。これは、いくらだ。

−1250ルピーでございます。

−少し、高いな、安くならんかね。

−この値段は、お客様のために 10パーセント引きの特別なプライスになっております。

−そうかね、それでも高いね。1200ルピーにはならんかね。それなら買っても良いが。

−仕方ありませんね。1200ルピーに致しましょう。

−そうかい、それは嬉しいね。それでは、靴を包んでくれ。

−君、お客様のために、靴を包んで差し上げなさい。

〜店員、靴を包もうとする。客が、お金を財布からだす。

−君、君、靴は、一つでいいのじゃよ。右足用のものだけで充分。半分だから、600ルピーだな。

 老人、お金を渡し、靴を持って出ようとする。

−お客様、それは、困ります。1足全部買って頂かないと困ります。

−変なことを、言うんじゃない。半足だから、600ルピー何も間違っておらんじゃないか。わしは行くよ。

−困ります、困ります。

〜 店のものは、老人から、靴を取り戻そうとする。老人は、逃げ回る。
 そうした場面が、続いて、これは、ドッキリカメラだと言うテレビスタッフが現れる。

 この番組、ネパールでは、随分楽しまれているようである。気分転換にどうぞ!

道を広げる (2)

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 幅4メートルの道路を8メートルに広げる作業が、のんびりと行われている。
 作業が始まって、2週間以上になるが、すべて手作業なので、なかなかはかどらず、
 1キロ以上にわたる改修工事であるが、塀を取り壊し、再び作り直すと言う工事の終わった建物は、
 20軒にも満たない有様だ。

 2,3ヶ月で終わるだろうと思っていたが、下手をすると、半年以上かかるかもしれない。
 今は、塀の改修だけで手間はかからないが、路上に違法に突き出している家の改修ともなれば、
 2倍も3倍も時間を要することになるだろう。
 私のカトマンズ滞在中には、どうも終了しないようだ。
 何せ、作業をしている人は、10人いるかいないかなのである。
 それも手作業である。
 困ることは、壊した塀のレンガなど、何日も置きっ放しであるから、道はますます狭くなる。

 この地域、昔は畑ばかりの土地で、それを住宅地として買ったカトマンズの外からの新住民が
 多いところだ。
 ここを歩いて、通りの人たちと話をしていくうちにわかったことは、バウン族やチェットリ族の
 家が意外と多いことだ。
 このあたり、間借りの部屋も多く、そういう部屋に暮らしたいるのは、
 タマン族、インド系タライの人、グルン族、ライ、リンブ族の人たちなどその日暮の人たちが
 多く、生活水準の格差は ますます広がってきているようだ。
 通りに面している家は、一階を店舗にして、商売をすることも出来るし、店の賃貸しで、
 容易にお金を手にすること出来る。
 貧しい人間から見れば、日ごろの鬱憤を晴らすことの出来るいい機会かもしれない。
 
 ルールがあって、ないようなカトマンズである。
 違法建築は 山ほどある。ちょっと賄賂を払えば、OKなのである。
 私の住んでいる家の前にも、高々10坪程度の土地に、土地ぎりぎりまで使って、
 4階建てのうちを建てている。
 基礎工事もしていないから、地震でもあれば、私の住んでいる家に傾いてくるか、
 前の道の方に傾いていくかのどちらかである。
 他人のことなどどうでもいいのである。
 ルールなどどうでもいいし、賄賂でいくらでも曲げられる社会なのである。
 そんな中で、ルール通りに工事を進めていくのは、嬉しいことである。
 すべてのことをルール通り、法律通りに進めていってもらいたいものである。


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爆破予告!

 先日爆弾テロを起こしたグループが、再び爆弾テロを行うというメールがネパールの政府機関に届いたという情報が、日本大使館に伝えられ、旅行者および在住の日本人は、気をつけるようにということだが、この情報、ネパール人に聞いても、知らないというし、新聞にも、テレビのニュースでも発表されていないようなのだ。何か狐に包まれたような話だ。
 ネパール政府が、国民に向かって注意を促す必要がないほどの裏づけのない情報なのか、どうもわからない。一番気をつけなくてはならないのは、ネパール人のはずなのにと、思ってしまう。
 外国の政府機関だけに、特別に情報を流したのであろうか。街中を歩いても、そんな緊張感はないのだ。政府の大きな公共機関を狙うという予告だが、それも近日中に行うということだ。
 メールがどこから打たれたものなのかも、特定できないのか。頼りないネパール政府のの対応である。 曖昧な情報である。いたずらであれば、それに越したことはないのだが、そうであれば、全く癪に障る話である。


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