ネパールにあるハンディクラフト

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 家の近くにあるデュクティという名の店に行ってみた。
 カトマンズとパタンを結ぶバグマティ橋(この橋も日本の援助で造られた)をパタンに
 向かってわたると、パタンのクッポンドールという地区に入り、そこから登り坂になる。
 その登り坂を200メートルばかり登ると、左側にある3階建ての店だ。
 昔は良くこの店でセーターを買ったことがある。
 この店に日本の外務省のJICA(日本国際協力機構)が、この店の商品開発のために
 日本人のデザイナーを派遣しているので、以前とは商品がどう変化したかも
 知りたかったこともある。
 派遣期間は2年か3年かわからないけれど、2年にしてもシニア隊員として外務省の
 JICAから派遣すれば、かなりの費用になるはずである。
 それは日本の税金からまかなわれている。
 JICAから隊員を派遣して どれだけ効果が上がっているのか、それを見るのは
 国民の権利でもある。
 政府、ネパールにおかれているJICAオフィスもそうした効果を正しく国民に
 知らせる義務もある。

 良い商品が開発されていれば、このブログでも商品を紹介したいと思って、この店を
 訪問したのであるが、写真撮影禁止、商品はこの店のホームページで紹介しているから、
 それを見ればいいという話であった。
 この地区にあるほかの老舗 マハガティ、ホストカラーは何の抵抗もなく、受け入れてくれたが、
 この店の閉鎖的な雰囲気には抵抗を感じてしまった。
 少なくとも、JICAの技術援助を受け入れている店である。
 以前はかなりオープンな店であった。セーターを買うときも、その製造過程を知りたいと言うと、
 カトマンズのカリマティにある毛糸の紡ぎ場所を教えてくれ、私もそこまで行って
 毛糸の紡ぎと毛糸の質を確かめてみたこともある。

 私も20年間 ネパールのハンディクラフトにかかわり、それで食べてきた人間だから、
 余計にJICAの援助による商品開発の実態には余計に興味があったし、店のレポートを
 する必要があると思ったが、協力的でない態度にはいささか驚いてしまった。

 それではと思い、このJICAの隊員が日々のことを書いてあるブログを見れば、
 商品開発の現状がわかるだろうとそのブログを訪問してみたら、書かれているのは 
 チベット問題のことばかりで本業の商品開発のことなど、ほとんど書かれていない。
 日本の税金によって派遣されている職員であれば、本業の商品開発とのかかわりなども
 書かれていて当然と思ったが、JICAでは個人的にそうしたことを書いてはならないと
 いう取り決めがあるのだろうか。

 累積赤字で火の車の日本、海外援助の問題はいつも取りざたされているが、
 援助の効果を積極的にアピールしなければ、国民の理解は得られないだろうと思うし、
 オープンな体勢作りも必要だろう。
 そうでなければ、高い税金を払っている国民も浮かばれない。
 他の国に比べれば、海外協力隊員もシニア隊員も段々少なくなっているネパールであるが、
 こうした人たちも積極的に自分の活動を報告してほしいと思う。
 教師として派遣されていれば、ネパールの教育のことを、農業面で派遣されていれば、
 ネパールの農業のことを、日本に知らせてほしいと思う。
 ネパールでも日本から派遣されている職員・隊員の人件費、訓練費用その他を合わせれば、
 億単位の予算が必要なはずである。
 それがすべて国民の税金で賄われていることを考えれば、何らかの形で活動の姿を
 報告すべきだろう。

 ブータンに教師として派遣されていた海外青年協力隊員の発するブログは、彼の誠実な
 人柄、真面目な仕事ぶりが感じられて爽やかな印象を持った。
 残念ながら、彼の仕事も2年の派遣期間が終わり、日本に帰ってしまったようだ。
 2年という滞在は 旅行者の見るネパールの実態とは違うものを認識できるはずである。
 デュクティを訪問して、そんなことを感じてしまった。


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 カトマンズの街の中を歩いていると、至るところに外国人旅行者のための洋服屋がある。
 ネパールでは、タイなどとは違って、取り立てて目を惹くような民族服はない。
 多くの民族が混在しているネパールであるが、手の込んだ刺繍、織物を見つけることは
 難しい。
 洋服のための布素材の大半は、インドからの輸入品だし、あと名中国からのものである。
 ネパールでの手織り布はあるが、縞模様のもの、縦糸に工業糸、横糸に太目の紬糸を
 使ったヘビーコットンと呼ばれる布が 洋服作りに使われる程度だ。

 洋服のデザインといえば、日本の業者が持ち込んだものやヨーロッパの業者が持ち込んだものが多い。
 オーダーされたものをこなすと、店頭に並ぶ。
 そうすると、それを真似た商品が各店に並ぶ。だから、どの店も同じようなものが並ぶことになる。
 布素材もデザインもほとんど同じものだ。

 今 流行っているのは、ピエロルックのもので、継ぎはぎタイプのものが、どこでも
 並んでいる。
 どう見ても若者向けで、年配の人など着れたものではない。
 地元に住むネパール人など見向きもせず、彼らはバンコク製、中国製の当たり前の洋服を好む。
 だから、タメルあたりの土産物屋の洋服を着ているのは旅行者ぐらいのもので、異様に
 目立つ結果になる。

 私も一時 洋服作りに手を出したことがある。ネパールの布素材にはあまり惹かれなかったので、
 インド、それもインドのアッサム地方で織られている手紬の天然シルク、
 インド ビハール州とベンガル州との境の村で織られている天然シルク、ブータンの
 天然シルク布を使って、少し高級感のある洋服作りを目指したが、日本人の求める縫製技術を
 ネパール人に要求するのは至難の技だった。
 10年ぐらいは頑張ったが、良い縫い子を見つけることが出来ず、挫折してしまった。
 私がネパールにいる間は、それなりにチェックできるが、いない間はいい加減なものを
 つくる。こちら側のフラストレーションがどんどんハイになっていくのである。

 ネパールにやってきた若者たちが楽しむ洋服は、変っていればそれでいいのかもしれない。
 奇抜なデザインが可愛く映るらしい。
 それを着て、カトマンズを歩いている日本の若者の姿を見ても、浮き足立っているようで、
 どうも頂けない。
 下手をすると、軽薄にすら見えて、ネパールの旅行者相手の不良どもの餌食にも
 なりかねない。

 ネパールにやってきてもある程度節度ある服装も必要だし、その程度によって、出会う人間も
 違ってくるというのが、東南アジア、インド、ネパールの一般的な姿である。

 しかし、この頃は、あえて、ネパールの若者を求めてやってきている日本の若者もいるようだから、
 何ともいえないが。
 不幸な結果にならないことを望むだけである。


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