インドの刺繍布

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 インド・カシミール刺繍ショール   幅65cm x 長さ 200cm
 
 インドで 刺繍で有名な場所といえば、カシミール地方とラジャスタンである。
 カシミール地方の自治・独立を巡って長い間紛争に明け暮れていた
 カシミール地方ではそのテロを嫌って 観光客の数が激減し、ハンディ・クラフトを 
 生業とする人々は  デリーやネパールのカトマンズで商いをするようになった。
 だから、カシミールまで行かなくても容易にカシミール刺繍を施したショールなどを
 手に入れることが出来る。
 この刺繍のショールは カトマンズで買い求めたものである。
 シュール全体に刺繍が施されている見事なものである。
 これだけの刺繍を施すには 何箇月も日を要するし、刺繍の担い手の技量も
 なかなかのものである。
 
 
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 インド ラジャスタン州 砂漠地方の女性のブラウスを作るための布
 ミラーワーク刺繍が、ラジャスタン特有のものである。
 ビーズをあしらって、おしゃれである。


 ジャイサルメールの町は 城砦とその周囲に建てられた市場や住居からなる
 小さな町だ。
 何日か滞在していると 町の様子は大体わかってくる。
 町を少し離れれば、あとは荒地が広がるだけである。

 ジャイサルメールの城砦の中には 今でも多くの人々が住んでいる。
 マハラジャ ジャイサルメールの王は住んだ王宮、石造りの立派なホテル、
 城砦の中の石造りの住居に住む住民たちの経営するゲストハウスもある。

 この城砦の中に住んでいるのは ブラーマン階級(ヒンズー教カーストの僧侶)の
 人たちである。
 昔は この城塞都市に住んでいたのは 王とその家臣のラージプート(武士階級)と
 僅かのブラーマン階級の人たちだった。
 戦いがなくなり、ジャイサルメールが 砂漠の中の商いの中継地としての役割を終えると、
 ラージプートたちは 砂漠を耕し、農業に従事するようになり、
 城砦の中に残ったのは 僅かのブラーマン階級の人だけだった。
 何百年も経つうちに その子孫たちが増え、私が訪れた20年前には 
 千人以上のブラーマンの家族が城砦の中で生活していたようだ。
 ラージプートの人々は一人も住んでいないという話だった。

 暇があれば、城砦の外にあるゲストハウスから城砦の中に行き、
 城砦に入ったところにある小さな雑貨屋で インドの清涼飲料リムカを頼み、
 その店の店番と暇つぶしのおしゃべりをしていた。
 彼から ジャイサルメールの話を聞くのは楽しかった。


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 インド ラジャスタン州 砂漠地方の女性のブラウスを作るための布
 ミラーワーク刺繍が、ラジャスタン特有のものである。
 使われている刺繍糸は 赤いシルク糸である。
 そのことからも、この刺繍布の古さがわかる。
 1970年以降には ラジャスタンの刺繍の糸には 
 ポリエステルが使われるようになる。

 砂漠の真ん中にある町 ジャイサルメールは 古くから西方からの物資が
 インドへ集まってくる中継点として 栄えた街であったが、パキスタン独立によって
 国境が閉鎖されてからは、その勢いを失っていったようである。

 何日か、この街に滞在するうちに 一人の若いフランス人と顔見知りになった。
 彼は このジャイサルメールの町に リサーチにやってきており、
 石造りの民家の地下室を借りて住んでいたようだ。 
 彼の話によれば、石造りの民家の地下室は、結構涼しいらしい。
 その涼しさを求めて、砂漠の荒地に住む毒蛇が 彼の住む地下室に入り込んでくること 
 もあるらしい。

 ジャイサルメールは フランス人の好む町らしく、フランス人が この町を
 よく訪れるという。
 アルジェリア統治時代のフランスの古き時代の名残をこの町に求めているのだろうか。
 アンドレ・ジイドのアルジェリアでの生活を描いた小説を思い起こしてみても
 確かにそんな雰囲気のする町によく似ているという気がした。
 砂漠、駱駝、イスラム教徒、石造りの町、放浪の民これだけ揃えば、
 フランス人のための舞台は揃っている。

 インドの民族音楽の中で 砂漠の民、放浪の吟遊詩人たちのフォークミュージックは
 有名である。
 素朴な朗々とした心に染み入るような音楽は 魅力的なものだ。
 私も何枚かラジャスタン・ミュージックの音楽CDをインドで手に入れた。
 その中でも素晴らしいものは 『musafir』DHOLA MARU と『COLOURS OF
 RAJASTHAN』というCDである。
 機会があれば、お聴きになるといい。

 ジャイサルメールの町、ラジャスタンの荒地の風景、砂漠の民の姿が、
 脳裏に浮かんでくるだろう。

 最近のニュースでは、ラジャスタンの貧しい農民たちが、生活の向上を求めて、
 中央政府に反旗をひるがえし、各地で争いが起こっているという。


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 インド グジャラート州 カッチ地方のアンティーク刺繍布。
 何かを作るつもりで しまっておいた刺繍布なのか、
 作ったものをばらしたのかはわからない。
 3枚の刺繍布 それぞれに見事な仕事ぶりだ。
 大きなミラーが独特だ。
 色鮮やかな色使いがミラーと似合う。


 列車は ジャイサルメールの駅に到着する。
 普通 インドの駅前であれば、多くのリキシャが 出てくる列車の乗客を
 待っているものだが、ここ砂漠の真ん中にあるジャイサルメールの
 暑い気候の中ではリキシャを漕ぐことは 不可能である。
 如何にインド人でも この町では リキシャを漕いでお金を得ようとはしない。

 その代わりに駅から街までの足は ジープである。
 駅から町のほうに眼を向けると ジャイサルメールの城砦が聳えている。
 城砦の外周りには 粗末な商店、レストラン、ゲストハウスなどが並び、
 砂漠の果てからやって来た農民たちが バザールに品物を運んできては売り、
 そのお金で生活必需品を買っては 砂漠に去っていく。

 ジャイサルメールの水は 塩気のないものだった。
 場所によっては、塩気のある水らしいが、ラジャスタンの人間からすれば、
 ジャイサルメールの水は 「アッチャ・パニ」なのである。
 ラジャスタンの州都であるジャイプールの街を出てから、10日近くの日が流れた。

 ラジャスタンのこのジャイサルメールの町は すっかり砂漠の真夏の熱さである。
 暑さではなく熱さなのだ。 
 建物は石造り、日中、建物の外壁を触れば、熱いのである。
 その熱は夕方になっても冷めることはなく、室内は 真夜中を過ぎてもサウナである。
 ジャイプールを出てからの10日間で 体重は2,3キロ減ったに違いない。

 ジャイサルメールの食べ物の中で気に入ったものは 
 『ラジャスティーニ・ラッシー』である。
 インドの香辛料入り、干し葡萄、ナッツを入れたラッシーで、作ったラッシーを
 一晩 冷蔵庫の中で保存し 再発酵させたどろっとした濃厚なラッシーである。
 このラッシーを朝夕に食べ、体力回復に役立てた。

 熱い真夏に近いジャイサルメールの町では 動き回ることが出来たのは
 朝夕だけだった。
 日中の午後、歩き回ることなどきちがいじみた行動で、
 ジャイサルメールの住民も 昼間は眠りをむさぼるだけだ。


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    22cm x 18cm

 ラジャスタンのこの刺繍は、単純な技法から、
 複雑な模様を描き出す時間のかかる刺繍である。
 根気だけがこの刺繍を可能なものにする。
 ミラーを使い、糸を使って施す刺繍はなかなかシックである。


 日中、暑い日の照りつけるビカネールの街の中を歩き回る。
 夏のラジャスタンの午後の暑さの中を 歩き回る人々の姿はない。

 このビカネールの街の中にあるマハラジャの王宮に向かって歩く。
 街の中で唯一の大きな建造物である。
 王宮では人の姿はなかった。
 ただ建物があるだけで 貴重な工芸品の姿はなく、
 大理石を使った豪華なモザイク細工の壁や天井、床だけが印象的だった。
 インドはどこまでも石の文化であることを実感した。

 次の日には ジョードプルからやってくるジャイサルメール行きの列車の
 停車するパロディという街まで、バスで移動した。
 ローカルバスは 砂漠の荒地の中を走る。
 ビカネールからパロディに向か途中には インドでも有名な塩の生産地がある。
 この砂漠の地 ラジャスタンは 大昔 海であったといわれている。
 そのために 砂漠の地中には 多くの塩が埋まっている。
 その塩を取り出して、精製するのである。
 ラジャスタンの地下水の塩気の強さは、ここから来ている。

 夕方近くになって、パロディの町に到着した。
 砂漠の中の城塞都市 ジャイサルメール行きの列車は 
 このパロディに真夜中にやってくる。

 中途半端な宿泊だが、真夜中まで 一部屋を借りる。
 機会があれば、体力を回復しないと 身が持たない。
 暑さにやられて 好奇心まで希薄になっており、
 どこかしこを探検する気は 起こってこない。
 身体を休めて ひたすら 真夜中の列車を待つだけだ。

 真夜中に列車が やって来た。
 重いリュックを背負い、列車に向かって走っていく。
 停まった列車には 多くの人々が集まり それに乗り込もうとしている。
 私も列車の入り口を目指し、争いながら、列車の中に乗り込む。

 ジャイサルメールまでの数時間の列車の中で どう過ごしたのか、全く記憶にない。
 椅子に座れたのか、床に座り込んだのか、眠ったのか、眠れなかったのか 
 そのことが 一つも思い出せない。


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