カトマンズ 道を歩く

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 カトマンズの街の中を歩いていると、働いている子供たちに良く出会う。
 路上で物を売っていたり、ローカルな食堂で下働きをしていたり、
 あるいは、手に技術を身につけようとする子供たちだったりする、
 皆、12歳前後の子供たちだ。
 彼らはもうこの年頃から、生きることを身につけていくのである。
 路上、作業場、食堂は、彼らの生きることの学びの場である。

 今 日本では学力低下、世界の学力テストの順位が下がったなどと、
 新聞、テレビで騒いでいる。
 応用力がなくなった、どうにかしなくてはと官民一緒に騒いでいる。
 人間の能力というものが、学校で身に着けることが出来るという幻想からだ。
 今の日本では、子供たちが 大人と混じって、
 社会から 生きる力を身に着けていくことは皆無だ。
 子供が知る大人といえば、家族と学校の先生、塾の先生ぐらいのものだろう。
 こんな社会の中で子供たちは 何を学び取っていくのだろう。
 したたかな生活力は、どこから生まれてくるというのだろう。

 ネパールでは、生きることは食べることだ。
 これは子供たちにとっても無縁の世界ではない。
 親が貧しければ、あるいは親がいなければ、食べることを背負わなければならない。
 それは不幸なことであろうか。
 長い目で見れば、幼い時から生きる力、生活力を身に着けた子供は、その力によって
 彼らの人生を支えていくであろう。
 したたかに大人とともに生きていく生活は楽ではないかもしれない。
 それでも得るものは多いはずだ。

 日本を支えてきた原動力もこうした子供の世界、社会で生きてきた大人によって
 支えられてきたのではなかろうか。
 甘さしか知らない子供は、甘さしか知らない大人しか生み出さない。
 政府にとって、企業にとって都合のいい人間を作り出すだけでは、
 日本の未来はないだろう。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 異国の街に足を踏み入れると、
 その街の匂いや色が気になるものだ。
 カトマンズの色といえば、赤だ。
 赤なしでは、生活は成り立たないというぐらいに
 何かにつけて赤である。
 ネパール人にとって、赤は縁起のいい色とされており、
 結婚式、行事では、赤のサリーを身に着けることが多い。
 おでこにつけるティカも赤、
 街のいたるところに鎮座している神様の礼拝にも赤、
 これほど赤の好きな人たちはいないだろう。

 これほど赤が好きなのだから、情熱的な人たちだろうと思うが、
 そうでもない。お祭り好きなことはたしかであるが。
 筋道立てて計画していくという面倒なことは嫌いで
 国造りなどについて話を進めると、全部政治家を悪いと決めつけ、
 政治家を選んだのは、あなただろうと追及すると
 ケ ガルネ(どうすりゃいいんだ)諦めをすぐに表す。
 なんともおめでたい人たちなのだ。

 デモや集会が好きで、暇があれば、デモをして道をふさいでいるが、
 思想に共鳴してデモをしているというより、
 彼らにとってはどうもお祭りの延長のようなところも感じられる。
 その場は、興奮しているが、すぐに冷めてしまうのも彼らの特徴だ。
 こんなところは、日本人にも似ているのかもしれない。

 はっきりした色の好みを持つネパール人であるが、
 日本人が好む色はと訊かれると、これはちょっとわからない。
 日の丸の赤でないことは確かであるが.....。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

 
 タメル地区へ入る入り口から、40メートル入ったところにあるチベット仏教の
 小さな仏塔の前でこんな光景を眼にしてしまった。
 小さな祈りの場所である仏塔の前がゴミ捨て場になっているのである。
 どちらかというと、無宗教に近い私であるが、これには驚いてしまった。
 こんなことは今だかつてなかったはずだ。

 カトマンズには 様々の信仰があり、信仰は違っていても、お互いにその信仰を尊重し、
 共存し合っていたはずだ。
 このタメル地区には、チベット仏教を信仰する民族がたくさんいるはずだ。
 シェルパ族、タマン族、チベッタン、マーナンギーと多くの仏教徒が、商売をし、
 店を出しているはずである。
 村から出てきて、一攫千金を目指す彼らにとっては、彼らの神々は死につつあり、
 お金の神に取って変わられつつあるのだ。
 タメル地区は、今言った民族に加えて、ネワール族、バウン族、チェットリ族、マガール族、
 グルン、ライ、リンブ族と、数え上げれば、数え切れない多種多様な民族が、錯綜しあって 
 商い、仕事をして、せめぎ合っている新興地域である。
 交通も混乱の坩堝である。こんなところでローカルなカトマンズを感じ取ることは出来ない。
 しかし、しかしである。今時の旅行者は、ローカル性など求めていないのである。
 美味しいものがあって、土産物がたくさん飾られていればいいのである。
 刺激を求めているのである。日本にいるのと同じように。
 
 タメル地区に行くと、眼の色を変えて、土産物を買い漁って旅行者によく出くわす。
 買い物旅行なのである。
 ここに来ると、カトマンズの毒気に当たられてしまう。
 騙し、騙されの騙しあいの不誠実な世界がタメル地区にあり、今のネパールの混乱を
 象徴しているのだ。
 とにかく、店賃が高い。ぼったくらないと、やっていけない。

 皆、ジョッチェン・フリークストリートに行こう。
 出来れば、キルティプールに行こう。ゲストハウスも、ホテルもあるぞ。
 ここに2,3日泊まって、タメルで当てられた毒気を抜いてこよう。
 そこから帰ってきて、タメルをもう一度眺めてみると、どこか変化している自分を
 見出すことが出来るかもしれない。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 昔、ジョッチェン、今はタメルと言われるように、
 当節、旅行者の大半は、タメル地区に滞在するようになってしまった。
 1980年代後半までは、カトマンズにやって来た旅行者は、
 大半、ジョッチェン・フリークストリートに滞在していたものだ。
 私が 初めて、カトマンズを訪れた1984年当時、タメル地区には、
 カトマンズ・ゲストハウス、スターホテル、トクチェ・ピークなどのホテルと、
 何軒かのレストランが散在していただけだった。
 
 1970年代から、ヨーロッパのヒッピー達は、アフガン、インド、
 そして、カトマンズを目指した。
 そのヒッピーたちが好んで滞在していたのが、ジョッチェン・フリークストリートだったのだ。
 今は、旅行者の大半をタメル地区に奪われ、見る影もない。
 というのも、タメル地区にはまだ土地と場所が十分残っていたのに対して、
 ジョッチェンは、旧王宮を中心として ネワール族の昔からの移住地域であり、
 開発規制もあり、簡単には発展していけなかったのだ。

 しかし、私は、勧めたい。もしあなたが、カトマンズの人々の生活を身近に感じたいならば、
 ジョッチェン・フリークストリートを。
 買い物旅行を楽しみたいのなら、タメル地区を。

 ここに21年間、フリークストリートを見つめ続けてきた一人の男がいる。
 フリークストリートの路上で、靴の修理を続けてきた男だ。
 今、年齢は40、19の時からこの路上で働き続けてきたことになる。
 彼のカーストは、サルキ、ネパールでは、低カーストに属する皮職人カーストだ。
 彼は、路上での靴直しという仕事で、息子を大学4年までやり、
 娘は、日本流にいえば、高校3年生、大学に進学するそうだ。
 お見事というより他にない。
 寡黙にひたすら、仕事に励む男だ。私も何度か、皮のサンダルの修理を
 してもらったことがある。
 10年以上前のことだ。

 このジョッチェンから、カトマンズ庶民の市場も近い。
 近辺をさ迷い歩くだけで、昔ながらのカトマンズ庶民の生活、
 信仰の姿を眼にすることも出来るだろう。
 ここは、カトマンズの臍であり、中心なのである。
 あなたが、タメルに滞在するか、ジョッチェンに滞在するかで、
 あなたのこれからの旅の形が変わってくるかもしれないのだ。
 店の構えも、ぶら下がっている服も野暮ったい。
 でもそれでいいのだ。それがジョッチェンであり、ネワールの生活なのだ。
 小さな路地に迷い込めば、男たちが、賭博にふけっている。別の路地に入り込めば、
 そこは、ネワールの居酒屋横丁ある。
 あなたは、何のためにカトマンズにやって来たのか。
 発見するものの多いジョッチェン・フリークストリートである。
 

++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 
 カトマンズのアッサン市場は、カトマンズ庶民のための場所だ。
 最近やたらと建てられてショッピングセンターなどと違って、手ごろな値段で
 生活に必要なものを手に入れることが出来る市場だ。
 台所用品、廉価な衣類、祭事に使う用具、工具、穀物、野菜、香辛料、ろうそく、油と 
 生活に必要なものは、ここで何でも手に入れることが出来る。
 ただし、肉と魚だけはなく、これはキチャポカリニある肉・魚市場で行くより仕方ない。
 この市場、いつもカトマンズ庶民でごった返している。人波に乗って歩かないと、
 歩きようがないぐらいだ。スリにはご用心だ。
 
 このアッサン市場の中心部にアッサンチョーク(アッサン広場)がある。
 ここではネパール人の食卓には欠かせないものが、所狭しと売られている。
 穀物を売る店では、まあ、これだけの豆の種類があるのかという位に、様々の豆が売られている。
 豆は、ネパール人にとって大切なタンパク源なのだ。
 肉は庶民にとっては 高価なもので 毎日食べられるというものではない。
 その代用が豆なのである。
 この豆でダールと呼ばれる豆汁を作り、これを タルカリと呼ばれる野菜カレーと一緒に 
 ご飯にぶっ掛けて食べる。
 ダールを作るのに欠かせない台所用品が、圧力鍋だ。これだけはどんな貧しい家にもある。
 
 隣の店では、チューラが売られている。
 チューラと言うのは、一度炊いたご飯を平たくつぶし、乾燥させたものだ。
 タイチンを呼ばれるジョポニカ米で作られたものが美味しいとされているが、
 近頃はインド米で作られたものも出回るようになってきている。
 カザといわれる簡単な昼食には欠かせないものだし、ネパール人が外国に旅行に行く時は、
 必ず携行する食料だ。
 すぐ近く見れば、タルカリ作りに必要な香辛料も売られている。
 ターメリック、ジラ、唐辛子の粉・・・。
 
 活気に満ち溢れたアッサン市場、カトマンズ庶民はたくましいのである。
 どんな無能政府の下でも生き抜いていかなくて名ならないのだ。
 自分を支えるものは、誰でもない自分以外にないのだから。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++
   ** 忘れないでね **
          ↓

 にほんブログ村ランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [https://www.blogmura.com/ にほんブログ村]

 人気ブログランキングに参加しています。
 *面白いと思ったら下のアドレスをクリック*
 [ http://blog.with2%2enet/in.php?590199 ]

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
hikaruno
hikaruno
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

美術・工芸

日本の政治

海外情報

ニュース

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(5)
  • ピタル…☆
  • yag*o*ama
  • はーちゃん
  • ミーヤー
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事