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今日は歩く速さで物を眺めてみようと思って、自転車の利用はやめて、
家から、のんびりと歩き始める。
キルティプール散策の余波が残っていたいたのかもしれない。
バグマティ橋のカトマンズ側の橋の袂には、ヒンズー教の大きなお寺がある。
その辺りには、貧しい人たちがよく利用する路上の職人たちが座り込んでいる。
手回しミシンの縫い子、格安の床屋、頭を刈ってもらうと15ルピーだ。
彼らの存在は知っていたけれど、自転車だと、止めるのが億劫なので、
ついつい通り過ぎてしまうのだ。
寺院の中を覗いてみると、ネパール映画のロケを行っている。何とも、のんびりした撮影だ。
少し歩くと、又、別の寺院に出会う。
なかなか、立派な寺院であるが、祈りの雰囲気がなく、心を動かされない。
寺院のある裏道を出ると、2日前に、爆弾テロがあった場所 ツリップレソールの交差点に出る。
爆発の後は、きれいに片付けられ、いつも通りに人も車の行きかっている。
ツリップレソールの坂道を登りつめると、スンダーラに着く。
ここの片隅ではいつも卵、魚のフライを揚げているおばあさんがいる。
10年以上前におばあさんの揚げた卵フライを食べたことがある。
「おばあさん、この仕事をして、何年になるの?」と訊くと
「22年にになるよ。」と答えてくれる。
「前は 道の向こう側で売っていたではないか。」と訊くと
「そうだ」と嬉しそうに答える。
私も久し振りに、卵フライを食べる。
一個 7ルピー、街で売られている生卵は、5ルピーだから、油、小麦粉、
ストーブ用の灯油の費用を加えると、大したも儲けには、ならないはずだ。
朝から暗くなる前の夕方まで、ここで、フライを売っているおばあさんだ。
次に私が、又卵フライを食べてみようと思ったときに、まだ、ここにいるのだろうか。
私が、このおばあさんの卵フライを食べたくなるのは 10年後かもしれない。
この先には、カトマンズで一番高い塔であるビンセンタワーがある。高いと言っても、
60メートルぐらいか。
誰が、外国旅行者用の高い料金を払ってまで、上ってやるものか。
その近くで ナイフやはさみを研いでいる二人組みの砥師がいる。
外国のどこかの国の歌に はさみ砥の歌があったが、そんな優雅な姿ではない。
路上に生きる人たち、ほとんどがインド、もしくはインド国境近くからやって来ている人たちだ。
ネパール人よりもはるかにたくましい人たちだ。
ネパール人にいじめられても、決してへこたれない。
故郷では、彼らの仕送りを待っている大切な家族がいるからだ。
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