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「富川ギター教室サロンコンサートシリーズ」の第2弾!スペイン在住のギタリスト、ハビエル・ガルシア・モレーノのコンサートにいってきました。
彼のプロフィール紹介は以下の通りですが、伺うと「音楽一家」。
べレス・マラガの教授となっていますが、とんでもない。そこのトップ オブ ザ トップの
学長様です。
<プロフィール>
1966年、マラガ生まれ。
テクニックに定評のあるギタリスト。
ギタリストの父、アントニオ・ガルシア・アスアガ
(マラガ音楽院教授)の手ほどきにより、ギターを始める。
マドリッド王立上級音楽院を首席で卒業。
1988年よりトーレ・デル・マール(ベレス・マラガ)音楽院教授。
数多くのコンクールに入賞し、ヨーロッパ、アメリカ、キューバ、
ベネズエラ、トルコなどで世界各地で演奏。
1992年よりベレス・マラガ国際ギターフェスティバルを開催。
2001年に初来日、2003年に再来日。
現在ベレス・マラガ音楽院教授。
昨日の演目は
*Asturias アストゥリアス(アルベニス)
*Recuerdos de la Alhambla アルハンブラの思い出(ターレガ)
*Capricho Arabe アラビア風奇想曲 (ターレガ)
*Sonata ソナタ(トゥリーナ)
*Tema y Variaciones Op.9 魔笛(ソル)
*Homenaje ’La Tumba de Debussy' ドビッシーの墓への讃歌(ファリャ)
*Sonata 最終楽章(ヒナステラ)
*Sevilla セビーリャ(アルベニス) アンコール曲
*前奏曲3番(ヴィラ=ロボス)
(師匠の指摘により訂正)
15年間弾きつづけた愛器 アントニオ・マリン を借り物の マルセル・バルベロ・イーホに
持ち替えての演奏で、多少の違和感を感じていらしたのだろうけど、とーちゃんの耳には
素晴らしさのみが伝わった演奏でした。
マエストロのまん前、という特等席での拝聴。「生」で聴くことの大切さを
あらためて感じさせてもらったコンサートだったな。
圧倒されながら聴いていて思った感想が「何故ギターに6本弦があるかがわかった演奏」でした。
たった1本でありながら、「オーケストラ」のように比喩されるギター。彼の演奏は正にオーケストラ。
主旋律の主張とそれを支えるハーモニー、リズム 強さ インパクトなど、右手 左手の全てが
6本の弦ごとに、その左右の指のそれぞれが完璧に抑制され また強調され、歌うように発声されていく。作曲者の曲想があって、ギターという媒体を通して耳に聞こえる「音楽」となっていく過程を裏付ける「技術」がそこにあった。
最大で同時に6つの音が出るわけだが、そのハーモニーごとに「音の役割」があって、それが一体となった時に「心地よい」のだと思う。
敢えて「舞台」に例えると、6人の出演者が全員主役の演劇は面白くない。スポットを浴びる役者がいて
それを支えるバイプレーヤーがいて、「劇」として見るものに伝わってくる。
また、スプリングベッドのバネに例えると、身体を支えるバネ1本1本は独立しているが、
深く沈むバネ、浅く沈むバネ、横にたわむバネがあって「安眠」できているでしょ。
彼の演奏を聞いて、ギターには6人の役者がいて、その時々に主役になったり、バイプレーヤーに
なったりして、演奏者という演出家のスピリットを通じて「音楽」になっている、のだと思う。
間違っているかな〜、師匠?こんなことを感じたのだけど。
今取り組んでいる「基礎練習」は全て「こうできるようになるための道が提示されている」のだな〜、と
あらためて感じさせてもらったコンサートでした。
演奏後のお茶会で、気さくなマエストロのお人柄に振れることもでき、有意義な日になりました。
(富川師匠、通訳お疲れ様でした)
こうやって、感想を記録するのもタメになるような気がするとーちゃんでした。
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素晴らしい演奏に間近で接して、良かったですね♪
2006/2/27(月) 午前 5:17
クラシックギター愛好者として、このレッスン覚え書きを楽しみにしています。本当に細かく丁寧、有意義な時間を過ごされている様子がわかります。このライブ聴きたかったですよ、、、教室外の人も聴けるようにしていただけるとありがたい、、
2006/2/27(月) 午後 10:40 [ ibu ]
まずは正誤表。以下。 アトレマニー→アントニオ・マリン アンコール曲→セビーリャ(アルベニス)&前奏曲3番(ヴィラ=ロボス) ※富川ギター教室「〜を聴く会」は教室外の人も聞けます。 生徒を優先予約で、その後一般の方の予約も受けておりますので、こまめにホームページなどチェックしてくださいね。
2006/2/28(火) 午後 9:52 [ tomikawa ]