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いくつかのサイトで取り上げられていたので興味を持ち、amazon で購入して昨日届いたので、早速読んでみました。 「オフショア時代のソフトウェア開発者のサバイバルガイド」 の副題どおり、 今後ますますシステム開発の仕事が中国・インド等の途上国に流れていく中で 先進国の開発者が生き残るための方法を提言しています。 っていうか、
というよりかこれ、エンジニア必読の本ですね。ハイ。 しかしまぁ、読み進めるとかなりグサッとくること多いですね。 たとえば 「スペシャリストになろう」 の項では 何かのスペシャリストであることを、単にほかのことを知らないという意味で使っている人が多すぎる また 「自分の人生を他人任せにするな」 では あるアプリケーション開発グループのマネージャをしていたとき、僕は従業員の一人にこう尋ねた。「これからどんな方向に進みたい?何になりたいんだい?」返ってきた答えは「J2EEのアーキテクトになりたいです」だった。これにはひどくがっかりした。 ・・・・・・中略・・・・・・ 彼は自分が雇われているわけでもない特定の会社によって作られた特定のテクノロジの上にキャリアを築こうとしていたわけだ。その会社が廃業したらどうするんだろう?自分のキャリアを特定の企業のテクノロジに賭けてしまっていいんだろうか?と、「ベンダ中心の見方は近眼もいいところ」 といって切り捨て、ただひとつのテクノロジに投資することは賢明じゃないと提言しています。 これはかなり身につまされた感が。(-ω-; さらに 「アドベンチャーツアーガイド」 ではこうもいう。 ここでちょっと顧客やマネージャの気持ちになって考えてみてほしい。 ・・・・・・中略・・・・・・ 彼らがチームメンバーに期待する最も重要な属性は何だと思う?決して、最近のデザインパターンを覚えているかとか、プログラミング言語をいくつ知っているかとかじゃない。 彼らは取り組むべきプロジェクトについて自分に安心を与えてくれる人間を求める筈だ。 君の仕事は、IT という非常(本では「非情」、誤植と思われる)な分野について顧客のツアーガイドになることだ。不慣れな場所で道案内をしてもらった顧客は安心する。名所を見せ、怪しげな裏通りを避けて、彼らの行きたがっている場所に連れていくんだ。 コンピュータを専門とする人はコンピュータの操作方法を知らない人を知性的でないと思い込みがちだ。 ・・・・・・中略・・・・・・ そこで、関係を逆にして考えてみることをお勧めする。自分をコンピュータの天才で、コンピュータ天国から舞い降りて哀れな顧客を地獄から救いだす天使だとは考えず、立場を逆転させよう。例えば、君が保険業界で働いているなら、顧客を保険契約の専門家と見なし、君の仕事をやり遂げるために君が学ぶべき相手だと考えてほしい。・・・・・・・・・・・・・・ いまの現場のマネージャはネットワークエンジニア上がりで、その道ではスペシャリスト。 毎回の打ち合わせでは、直接業務に関係ないことまでいろいろ教えてくれます。 また DBエンジニアでもあり、オラクル・MySQL・SQLServer 等一通り扱ってきて、 パフォーマンスチューニングも相当やってきたとのこと。 さらに LINUX の商用サーバーの構築もかなり行ってきたそうですが、その彼が口癖のように 「システム屋も今後はネットワークやサーバー構築の技術、さらに業務知識や営業力等いろんな能力がないと生き残れませんよ」 と言ってるのを、この本読んでより痛切に感じました。(-ω-;
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私の前職は、システムエンジニアでした。
コンピュータの知識があって当たり前。
本当のスペシャリストは、お客様の業務知識や営業力、
さらに、会話や対人関係を上手く築ける人間力が大切だと
思いました。
機会があれば、読んでみたいと思います。
2009/9/14(月) 午前 1:01 [ - ]
いま繰り返し読んでるのですが、これはかなり考えさせられる部分が多いですね。
技術屋がただ技術さえ知ってればいいという時代は終わり、会社・上司・部下・同僚・顧客・さらにはライバルとの関係の在り方もしっかり考えていかねば生き残れない等、つくづく考えさせられます。
2009/9/16(水) 午前 5:54 [ hilapon ]