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「もれる〜!!」 …… バタンッ!! ガラガラガラガラ、、ジャポーーーーン。 うん、スッキリ。 我が家の自慢の部屋は、なんと言っても「トイレ」である。 一日の中で十回未満しか堪能できない空間である。 それでもトイレに行く楽しみができた。 うちの実家はド田舎である。 いまだに和式のボットン便所の底からは、ごおぉごおぉと風の音が聞こえる。 虫だっていらっしゃる。 冬は外にいるくらい寒い。 前のワンルームはユニットバスだった。 シャワー後、トイレに行けば便座はぬれて、ぎゃあ!冷たい!! シャワーのお湯は、見事の便座にぶっかかります。 あなた、お風呂の仲間だったかしら? 度々問いかけた。 仕方ない、お風呂とトイレは仲が良かった、うん、それだけ。 現在の自宅トイレの壁に飾ってある額である。 一昨年、仙台で暮らす女友達「M」の結婚式で頂戴した花である。 これを見ると、Mを思い出す。中学生のころの思い出や、別々の高校に入って ちょっと距離を感じ始めたこと。その後、めったに会えなくなって、たまに会うMは 常に私より前進していた。 いや、昔っからMはかっこよく前進していて、私よりも はるかに何歩も前をひた走っていた。 そのMは今ではもうめでたく結婚してもMである。 額を見るたびに、Mとの思い出が毎回同じく思い出される。 何度も何度も中学生から始まって、結婚までのMの記憶。 トイレの花園は、Mと私がつながる秘密の花園。
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2010年01月30日
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