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ただの事務での勤務中、「タバコのストックがねぇ!!」と気づき ふらり寒いお外へ繰り出る夕方。 ふと、気がつけば、、、 夕方五時が明るくなったもんだなー!と寒さの中に一瞬の春を感じた。 遠ーーーーくに、赤い鉄塔のようなものが見える。 いつにもなく終わることのない都会の工事現場。 どこを良くしてどこが変わっているのかなんて 普通に生活をしている私には全くわからない。 ただ、夕日の代わりに燃え盛るように、その鉄塔は真っ赤過ぎた。 タバコの自販機へ向かう。 ここのセブンにはタバコを置いてない。 ぴゅるりーと寒さの中、千円札を投入。 『ショウヒン、ヲ、エランデ、クダ、サイ』 ピッ 『タスポ、ヲ、タッチ、シテ、クダサイ』 ピピッ・・・ピーーーーーーーッ カコン そこから三箱ストック入手。 以前、会社の人がタスポを分解していた。 自販機で使えなくなってしまった自分のタスポだった。 中をこじあけると、マイクロチップが出現した。 『おぉ!』と私は唸った。 人へ貸代させないための機能なんだろうか・・・ それともただのおまけ・・・? とまあ、思いだしただけ。 物騒なこの新宿三丁目の裏側も、長年通ってりゃな慣れるもんだな。 今の会社を辞めれば、当分ここには来ないであろう。 そうして、今毎日仕事を共にしている人たちとも会うことはないのだろう。 私の思い出として、過去の記憶の中で生き続ける人たちなのだ。 そうして、きっかけがあった時のみ登場し、その時の記憶のまま語り継がれる。 思い出や過去の記憶の中のままで、彼等は老けることも無く ずうっと同じままなのだ。 この場所も同じくしてそうだろう。 無情な時の流れ、それに逆流するような思い出や記憶。 そんな時、人間は時間に抗うことができる。 その時間に戻れはしないが、思い出や記憶の中でのみ実現できる。 逆流して、思い出して、それを今の時の流れに一緒に流していけたらいい。
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