まりりん しあわせの時間

わたしが感じたこと・・・想いの日記

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さよなら、母さん

がんを患っていた母が他界しました
 
 
ホスピスは、病院と違って木がたくさん使われた内装の病室
大きなソファーもあり、トイレも広く
窓からは木々が見え、鳥の声で目覚める
そんな環境をとても気に入り、「ここを終の棲家としたい」と喜んでいました
ホスピスではフラワーアレンジメントやヨガにも参加しました
温泉も引かれており、気持ちよかったと言っていました
 
 
子宮癌の手術が三年半前
その時には余命宣告二年
手術の後遺症で腸閉塞
入院ひと月
抗ガン治療の苦しみで嫌気がさし
抗ガン治療を途中で無理やり終わらせ退院
その後一年ほどは気持ちも体も沈んだ状態でした
 
 
でも、少しずつ体調も良くなり、外出も楽しめるようになっていました
母の癌はもしかしたら消滅したかも?なんて思えたし、本人もそんな風に思っていたみたい
 
エビフライ食べに行く約束をしていたのですが、九月ごろ、胃腸の調子が悪いから食べに行けないと言っていました
母の体調を心配した姉が無理やり病院を受診させ、九月下旬に入院
お腹のリンパが腫れて腸を圧迫したために食べ物飲み物を受け付けなくなっているとのことでした
 
手術や放射線治療を母は拒否
ホスピスを探すことになりました
それから二週間ほどでホスピスに入ることができました
 
 
ホスピスの環境が良く、水分を少しとることもできるようになっていました
いずれ、癌が体をむしばんでゆくとしても、まだ半年くらいは大丈夫・・と本人も、周りも思っていました
 
 
まさか、こんなに早くお別れが来るなんて
 
 
でも、先週の電話が元気無いように思えたんだよね・・
 
 
体の状態より、食べ物、飲み物自分の口からとることができなくなってきて
食いしん坊の母はつらかったみたいで
「死にたい」ってドクターに漏らしていたそうです
 
ちょっと眠れるように、精神安定剤のようなものを入れてもらって
眠る時間が多くなって
 
それから二日後、朝、姉が洗濯物を取りに行くと、寝息を立てて寝ていて
午後、再び病室を訪れたときには息をしていなかった
 
本当に、静かな最後で
看護師さんも誰も気付かなかったようです
 
 
眠るような最後
 
 
ずーっと苦労続きの母でしたが、最期は安らかでした
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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