本放送以来30年ぶりに見ました「ウルトラマン80」最終回。
しかし、なんでこんなサブタイトルにしたんかね?
すでに「80」はたび重なる路線変更で、終盤は子供達が活躍する所謂「子供編」だった訳で
サブタイトルからして最終回も酷い話になるんかな、と心配してました。
ところが、南原市が凍りつく佐川和夫特技監督渾身のミニチュワワークで、いつもと違う雰囲気で始まり
→オープニングの歌になり→監督に、何と満田禾斉(のぎへんに斉で、かずほ)!!
往年の円谷プロの名監督の登板に円谷プロのただならぬやる気を感じました。
そしてストーリーは、惑星の熱エネルギーを吸収する宇宙からきた冷凍怪獣マーゴドンに対し
ウルトラマン80抜きで戦いに挑み、UGMの力のみでこの最強怪獣を倒すと宣言したオオヤマ隊長。
「もうウルトラマン80は現れない。80の助けはいらない。80の力を借りないで怪獣をやっつける」…
オオヤマ隊長は隊員達に宣言する。
仲間のピンチに、変身しようとする矢的猛=ウルトラマン80に対しオオヤマ隊長はウルトラマン80の
正体を知ってしまった事を、矢的に告げる。「もう80に変身しないでくれ。これからは地球人で守る」。
「知っていたんですね」矢的は驚きながらも笑顔を見せる。
そしてUGMのジャイアントボール作戦を開始。苦闘の末、巨大鉄球が捉えてマーゴドンを粉砕した!
矢的と星(ユリアン)はUGMの仲間達にお別れパーティを開いて貰い、矢的はUGMの仲間達に
「さよならは終わりではなく、新しい思い出の始まりといいます」と、さすが前職教師らしいあいさつ。
そして、地球最後の一日を満喫した80とユリアンはウルトラの星へ帰っていった。
一連のジャイアントボール作戦のシーンの特撮も素晴らしく、最終回に円谷特撮の真髄を見た!名シーンです。
そして、ウルトラシリーズの中でも屈指の最終回。
最後に円谷プロがみせた意地の最終回と思います。
いかなる理由にせよ。たび重なる路線変更で、きっとスタッフも消化不良な気持ちがあったのではないか。
そんな深読みをさせる、ウルトラシリーズ永遠のテーマである「地球は人類で守る」を真正面から取り組んだ
本当に良い最終回でした。
実は、もっとジーンとくるのかと思ったけど、30年経って自分の中でかなーり過大評価してました(笑)
ラストのエンドロール、流れ宇宙を行く80とユリアン。バックに「心を燃やすあいつ」が流れます。
ここで涙腺ちょっと緩みます(笑)
このあと、まさか「ウルトラマンメビウス」第41話「思い出の先生」で80=矢的猛が再登場し
突然終了した先生編にけじめをつけの真の最終回をやり、さらに涙腺崩壊な作品を作ってくれるとは
思いませんでした。
いろいろと評価は分かれる「ウルトラマン80」ですが、最終回を見てやっぱ総じて「80」は良い作品だったなあと
思いました。
それにしても、DVD単巻発売せんのかなあ。今回レンタルなんですよね。