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1話から読む方はコチラから。 その時ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。 そんな話をしていた時だけに、二人はビクッとして思わずイスから立ち上がった。 インターフォンのカメラを覗くとタケシがこっちに向かって中指を立てている。 「バカじゃん。」 ヨシネはそう言うと、ドスドスと大きな足音をさせながら玄関に向った。 ドアを開けるとタケシは 「これ、親父が持ってけってさ。」 と言って、スーパーの袋をヨシネの前に突き出した。 「重っ!」 ヨシネが受け取って中を見るとつやつやした大粒の栗がどっさり入っている。 「わぁ〜、こんなにいっぱい、いいの?」 洋子がヨシネの後ろから袋を覗き込んだ。 「あ、洋子さん今晩は。」 タケシは礼儀正しくあいさつすると 「親父の田舎から送ってきたんです。栗ご飯にでもしてくれって。」 「それって、栗ご飯を作って持ってきてくれってってことでしょ?」 ヨシネは呆れたように言うと 「栗の皮むくの大変なんだからね。」 とタケシを睨んだ。 タケシは6歳の時に両親が離婚したのでずっと父親と二人暮らしだった。 元々タケシの両親とヨシネの両親は大学の同級生だったので、 子供が生まれる前から家族ぐるみの付き合いをしていて ヨシネが物心ついた時には当たり前の様な顔をしてタケシが隣でご飯を食べていた。 毎日のようにお互いの家を行き来し、何をやるのも一緒だった。 それは幼馴染と言うより兄弟に近い感覚だった。 ヨシネがサッカーを始めたのもタケシの影響であり 中高とサッカー部のマネージャーをしながら練習に参加できるのも タケシが周りの人間を説得してくれたからだった。 「そうだ!タッちゃん、来週の金曜うちに泊まりにこない?」 洋子がいかにもイイ事を思いついたというように目をキラキラさせて言った。 「えっ?泊まり?」 「はぁっ!?」 タケシとヨシネが同時に声を上げた。
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だんだん、分かってきたよ。人物が、増えてきましたね
無言電話の、対策として〜タケシをヨシネのボデーガードを、企んだ心配性の母洋子ね。。。。無言電話。。。気になる〜〜ポチ☆
2008/3/16(日) 午後 2:25
ホームドラマかな〜タイトルも「王子やし〜〜」
いやいや〜〜〜まだタケシの父も出てないしね〜〜
2008/3/16(日) 午後 2:31
登場人物増えてきたでしょ。まだまだ増えますよ〜。
タケシのお父さん。いいところに目をつけましたね〜。
このお話には出てこないけど、そのうちきっと・・・
2008/3/16(日) 午後 3:14
えっ!そのうちにも、居なかったやん。
2008/5/22(木) 午後 9:02
いえいえ、構想はあるんですよ。
出会い編は登場人物紹介みたいなものだから
これからここに出てきた人達の物語が始まるんですよ・・・予定ですが。
2008/5/22(木) 午後 9:48