|
1話から読む方はコチラから。 いきなり俊介に「好きな奴いるの?」と聞かれた翔子は 一瞬現実と妄想がごっちゃになって、あやうく「あなたです」と口走るところだった。 俊輔は自分を振り返った翔子の瞳が自分ではない遠くのモノを見ていることに気づいて (やっぱり、付き合ってる奴がいるんだ)と確信した。 そうじゃなきゃアレの説明がつかない。 「おいっ!」と呼びかけると宙に浮いていた翔子の瞳は慌てて俊介をとらえて 「いるわけないじゃん。」と答えたが、俊介は納得できなかった。 ところがその日の帰り道、意外な展開が待っていた。 翔子が神妙な顔つきで「さっきの事なんだけど」と切り出した話によると ああは言ったものの、実は片想いの人がいて、その人に明日会うのだと言う。 「でさ、そこについて来てほしいんだけど。」 「はぁっ!?何で俺がついてかなきゃならないんだよ。デートなんだろ?俺なんかが行ったら邪魔じゃないか。」 「だって・・・・初めて会うんだもん。」 「だったら余計俺がついて行ったらおかしいだろ?誤解されるぞ。」 「うん。だから少し離れてついて来てほしいの。」 「何だそれ!?俺にデートの監視役やれってことか?それとも見せびらかしたいのか?」 俊介はだんだん腹が立ってきた。 「俺はそんなに暇じゃないぞ!」 (俺が『好きな奴いるのか?』って聞いたから自分のことを好きだとでも思ったのか?) (諦めさせるためにデートしているところを見せつけようってのか?うぬぼれるな!) (いい奴だと思ったけど、ガッカリだ!) 俊介は翔子を置いて早足で歩き出した。 「ちがう・・・」 後ろから搾り出すような声が聞こえた。 (何が違うだっ!) 俊介が振り返ると、翔子がうつむいて立っていた。 肩が小刻みに震えている。 (ヤバイ!きつく言い過ぎたか!?) 俊介はあわてて戻ると「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ。」と言いながら 人目を避けて翔子を道路わきのビルの階段の踊り場まで連れて行った。 「私が悪いの」 そう言うと翔子はぼろぼろ涙を流しながらしゃくりあげた。 |
全体表示
[ リスト ]





うん。分かる〜〜複雑な気持ちね〜〜〜(≧ω≦。)プププ ポチ☆
2008/3/25(火) 午後 6:47
言葉で、場面が良く、描写できていますよ〜〜ぽちぽちぽち上げたい
2008/3/25(火) 午後 6:57
翔子のこの言動には理由があるんですよ。
それは・・・もう少し先でわかりま〜す(意地悪?)
ぽちぽちぽち気持ちだけいただきますね〜。
2008/3/25(火) 午後 8:02
☆さん、まだその部分は明らかになってませんよ。
難しいですか?少しづつ読んでるとこんがらがってくるかも。
ホントは一気読みがお勧めなんですけどね〜(なら、早く全部UPしろと?・・すいません)。
2008/3/26(水) 午後 1:53