|
1話から読む方はコチラから。 美香がファミレスに入った赤タオルの人を見てその店に入ろうと決めた第一の理由は ナオキとケンカして(と言っても美香が勝手にそう思っているだけだが)行く当てがなかったから。 第二の理由は赤タオルの人が誰と会うのか見てみたいという好奇心からだった。 たまにコンビニで顔を合わせる、と言うか一方的に美香が見かけるその人は 部活の帰りなのか黒いジャージの上下に赤いタオルをかけていた。 背が高く、細身だが筋肉質で、ちょっと茶色かかった髪と切れ長の目が印象的だった。 見かけると嬉しくてドキドキするのだが、それはあくまで『憧れ』の対象で 別に話がしたいとか、付き合いたいとは思っていなかった。 ただ「付き合って」と言われれば、即「OK」だけれど。 (そうなったらナオ君はどうしよう。) 赤タオルの人はカッコイイけど、美香の事を一番に想ってくれるのはナオキだ。 (やっぱりナオ君の方がいいかなぁ。) (でも、あんなかっこいい人が彼氏だったらみんな羨ましがるだろうなぁ。) (ダメダメ、外見が良くても性格悪かったら最悪なんだから!) (待てよ、性格が良かったらナオ君に勝ち目はないじゃん。) (あぁ〜、どうしよう!) (ってか、そんな事あるわけないし!) 美香は真剣に悩んでしまった自分に突っ込んだ。 赤タオルの人はコンビニですれ違うだけの美香の顔なんて覚えているはずはないが、 一応気づかれないようにして彼の席の近くに座るつもりだった。 それなのに店に入った途端、こっちを見ている赤タオルの人と目が合ってしまった。 (ヤバイ!・・・あ、別に悪い事してるわけじゃないから、ヤバイってことはないんだ。) 美香は気づかない振りをして近くの席に座ろうとした。 横目でチラッと見ると、信じられない事にその人が美香に手を振っている。 (えっ、うそっ!?) 美香は振り向いて誰もいないのを確かめると恐る恐る近づいた。 美香が近づくと赤タオルの人は立ち上がり「寺内翔子さんですか?」と小さな声で尋ねた。 美香が「違います」と言おうとした瞬間、窓の外を何かが横切った。 何と、自転車に乗ったナオキが店の駐車場に入って来たのだ。 (ヤバイ!別に悪い事をしてるわけじゃないけど、今度はホントにヤバイ!) 今はナオキに会いたくなかった。 (もう少し心配させてやりたかったのに・・・ そうだ、この人と仲良くしゃべってるところを見せ付けてやろう!) 美香はとっさに「はい」と言うと、素早く赤タオルの人の前に腰をおろした。 |
全体表示
[ リスト ]







え〜〜〜〜〜??
少し巻き戻してきます(/。ω。)/ドテッ!!ポチ☆
2008/4/3(木) 午後 6:31
場面があちこち変わってるから前に読んだところを引っ張り出さないといけないんですよね。
お手数かけます。
2008/4/3(木) 午後 9:55
ぁははは〜〜〜納得しました〜〜♪
すみれの、頭の、メモリーが、いっぱい過ぎて〜><;
2008/4/4(金) 午後 8:57
いっぱい詰まってるんですね。
ちょっとだけスペース空けてください。
2008/4/5(土) 午前 0:22