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目次はコチラです。 オジがトイレの洗面台の前で前髪を直しているとタケシが入ってきた。 「何かまずい事でもあったのか?」 タケシはゴーグルをはずしてニットキャップを脱ぐと ぺったりした髪の毛に両手を差し込んでわしゃわしゃとかき上げた。 「相手が電話の子と違うみたいなんだよな。」 オジは鏡から目を離さず言った。どうしても前髪が気に入らないらしい。 「違うって・・・名前聞いたんだろ?」 タケシも鏡を見ながら手ぐしでヘアスタイルを整え始めた。 「お前、そんなことしても帽子かぶったら意味無いぞ。」 オジが横目でタケシを見て言った。 「いいんだよ。気分の問題なんだから。」 タケシはてっぺんの毛をしきりに逆立てている。 オジは「ふ〜ん」と言うとタケシの方を向いて 「ちゃんと電話で聞いた名前を確認したけど、しゃべってたらどうも辻褄があわないんだよな。」 「辻褄って?」 タケシも髪の毛を触るのをやめて光彦の方を向いた。 「昨日電話がかかってきたのが7時半だろ? 今話したら昨日はその時間カラオケにいたって言うんだよな。」 「抜けて電話したんじゃないのか?」 「いや、昨日の電話は周りの音は殆ど聞き取れなかった。静かな所でかけてたんだと思う。」 「外からかけてたんだろ。」 「いや、カラオケ店なら部屋から出ても雑音は入ると思うんだ。それに昨日としゃべってる感じが違うんだよな。」 「じゃ、向こうも代理人ってことか?本人はこっそりこっちの出方をうかがってるとか・・・」 「代理人なら、事前に打ち合わせしてるだろ。昨日カラオケに行ったなんて話はしないはずだ。」 「そんなら寺内翔子とたまたま同姓同名でここで待ち合わせをしていたとか?」 「名前が一緒だとしても、待ち合わせの相手がオレじゃないってことはわかるだろ?」 答える事全てにダメ出しされたタケシは 「わっかんね〜よ!もう、本人に聞いてみりゃいいじゃねーか!」 と言いながら、さっき整えた髪の毛をくしゃくしゃにした。 「そう言やクマの姿が見えなかったけど、どうしたんだ。」 オジはタケシに相談するのはあきらめた。 本人に確かめる意外方法はないという事は自分でもわかっていたし。 「クマなら他の席で先輩って人としゃべってるぜ。 さっき見たら深刻そうな顔してたけど何かあったのかな?」 「何かあったのはこっちなのに、何だよこんな時に!」 「まぁ、クマがいたとしてもいい知恵は浮かばないと思うけど。あいつは頭より力で勝負だからなぁ。」 タケシはくしゃくしゃにした髪を整えながらけけっと笑った。 (いや、それはお前もだろ。) オジはそう突っ込みたかったが口には出さず 「確かにな。」 と言って、「はぁ!」っと肩を落とした。 |
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うん、うん。だんだん本筋に、入って来たね。
自分で、しないから〜話が、ややこしくなるんだね〜〜♪
面白いよ〜〜〜♪
すみれは、絶対!こんな、回りくどい事は、しません。
好きになったら、電話してね〜♪か、メルアド伝えます。
反応なければ、引きますね。相手も迷惑ですから〜♪
2008/4/13(日) 午後 9:33
あっ!ポチ☆
いつも、引かれてばかり〜〜〜〜ぁははは〜〜♪
2008/4/13(日) 午後 9:34
すみれさん、やっとそれぞれの立場が明確になってきました。
誤解が重なって訳わかんなくなってきましたね。これからどうなるんでしょう?
すみれさんは積極的なんですね。
でもその方がはっきりしていいね。
引かれてばかりって、そんな事ないでしょ〜。
2008/4/13(日) 午後 11:05