王子様は自転車に乗ってやって来る

いつもポチありがとうございます<(_ _*)>

全体表示

[ リスト ]

目次はコチラです。



 後ろから「うそっ!」という叫びにも似た声が聞こえたので

ヨシネとアヤはびっくりして思わず声のした方を見た。

背もたれの陰から覗くとオジと話していた女の子が携帯画面を見つめている。

 「どうしたんだろ?」

ヨシネが中腰のまま小声で言った。

「メールにびっくりするような事が書いてあったんじゃない?」

アヤはヨシネの肩に両手を置くと、中腰のヨシネを抑えて座らせた。

「ひょっとしてオジがヨッシーじゃないってバレタとか。」

「このタイミングで?」

「携帯持ってるって事は誰かに聞いたんじゃないの?」

「誰がそんな情報流すのよ。」

 その時ヨシネの携帯が鳴った。

奥しおからだ。

ここ1年くらいメールのやり取りなんてしてないのに、何で今!?何だか嫌な予感がした。

『お久〜。元気〜?

私の友達がヨッシーに憧れてたんだって。

ヨッシーのこと男だと思ってたみたいだよ。

相変わらず男前なんだ〜。

久々に男前のヨッシーに会いたいよぉ。

今度一緒に遊ぼっ!

又連絡するね〜。』

「これだぁ〜。」

ヨシネは下を向いたまま手を伸ばして携帯をアヤに見せた。

 「誰が送ってきたの?」

「小中の同級生でオジの近所に住んでる子。高校になってからはほとんど会ってないけど。」

「多分オジとその子が知り合いだって聞いてメールしたんだ。

でも、オジのことをスギヤマヨシネだって思ってるから杉山佳根は女だって言われたんだよ、きっと。」

「女ってバレちゃったんだ。」

「でも、どこをどう見てもオジは女には見えないもんね。そりゃ『うそっ!』って叫びたくもなるわ。」

アヤはそう言ってもう一度振り返った。

 その時美香がすくっと立ち上がった。

アヤはとっさに首をすくめたが、美香は真直ぐ前を見たままカツカツと店の奥に歩いて行った。

「あれっ、どこ行くんだろ?」

ヨシネは振り返って美香を見た。

「トイレ?」

「それってヤバくない?」

男子トイレから出てくるオジと鉢合わせしたら、もう言い逃れはできない。

という事はヨシネではないという事もバレてしまうのだ!

「どーする?」

二人は身を乗り出して美香の後姿を追った。





にほんブログ村に登録しています。ご協力お願いします。
下の文字をポチしてね♡ヨロシク<(_ _*)X(*_ _)>ヨロシク
https://novel.blogmura.com/novel_love/img/novel_love88_31.gif
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ(文字をクリック)

閉じる コメント(2)

アバター

ぁははは〜〜〜面白いね♪どうなるの??
もう。バレてるしね。確認でも、ないし〜〜〜〜☆

2008/4/15(火) 午後 8:31 すみれ

ふふふ・・・どうなるのかな?
って今日書いちゃったけど〜。

2008/4/16(水) 午後 7:29 ひなた


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事