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目次はコチラです。 クマは必死で頭の中を整理しようと試みた。 ヨシと待ち合わせしてたって事は、この女の子が無言電話の張本人? その子が何でシュン先輩とココにいるんだ? 先輩は彼女がヨシに無言電話をかけてたって事を知ってるのか? ってか、先輩はオレの前に座ってるのがヨシだって気づいてたよな。 けどヨシが女って事にはまだ気づいてないみたいだ。 このまま女って事を黙っておいた方がいいのか? それとも正直に話すべきか? しかし、オジが代役をしてまでヨシが女だって事を隠そうとしているのに オレの独断で勝手にしゃべっちまっていいのか? えっ、ちょっと待て! ということは今オジがしゃべってる相手は誰なんだ!? クマはやっとその事に気づいた。 遅い、遅すぎる! 遅まきながら事の重大さに気づいたクマがオジのテーブルに目をやると オジと話していた女の子がこちらへツカツカと歩いてくるところだった。 怒ったようにキッと前をにらんでいる。 クマは一瞬、正体がばれた女の子が口封じのために 自分を抹殺しに来たのかと思って身がまえた。 そんな事は有るはずないが、パニくった頭はそれもアリなような気がしたのだ。。 その時入口のドアが開いて金髪の男が勢いよく入ってきた。 男はその勢いで丁度ドアの前を歩いていた女の子にぶつかりそうになった。 危うく体をかわしたものの手に持っていた四角い箱を床に落としてしまった。 ガシャンと金属音がして床に何かが転がった。 「あーっ!」 男は慌ててそれを拾い上げると 「おいっ!どうしてくれるんだよっ、ヒビが入っちまったじゃねぇか!」 びっくりして立ちすくんでいる女の子を怒鳴りつけた。 美香は男の剣幕に驚いて思わず「すいません」と頭を下げた。 「これ売りモンなんだぞ、責任取ってくれるんだろうな!」 男は有無を言わさぬ調子でまくし立てると、美香の目の前に金ぴかの時計を突きつけた。 「責任取れと言われても・・・。」 『前をよく見てなかったアナタが悪いんじゃないですか?』と反論したいがそんな事が言える雰囲気ではない。 男は派手なシャツと白いだぶだぶのスラックスという格好で、いかにもその筋の人というニオイがぷんぷんしていた。 逆らったら何をされるか分からない。 (ナオくん、助けて!) 美香は心の中で必死に叫んだ。 ナオキがこの店の駐車場に入って来たのは確かに見た。 ただ、美香が男としゃべっているのを見てきっと帰ってしまっただろうという思いもある。 (罰が当たったんだ。) ナオキが今ここにいないという状況を作ってしまった自分が情けなくて涙が出そうになった。 男はうつむいている美香の顔を覗き込むと、妙に優しい声で 「ちょっと向こうで話しようや。」 と言って肩に手を回した。 |
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ぁははは〜〜〜〜何でこんな、大事な時に、関係ない、ダブダブ男
登場なの〜〜?でも、まぁいいか〜〜☆
緊張感が、プツッと切れて、緩みました。小説の幅があって、いいね
!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ☆スゴィスゴィ!!!!ポチ☆
2008/4/17(木) 午後 4:55
ちょっと刺激が欲しかったので・・・なんて、
このダブダブ男誰なんでしょうね〜?
2008/4/17(木) 午後 7:13