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目次はコチラです。 結局本人にダイレクトに聞くっきゃない!という結論を出し トイレ緊急会議を終えたオジとタケシがトイレから出ると、 何だか店内がざわざわしていた。 オジはヨシネとアヤが美香を指さして口をパクパク動かし何か言おうとしているのに気づいたが それよりもテーブルの横に立ってこちらを見ている寺内翔子(本当は美香だが)の方が気になった。 バッグを持って、帰り支度をしている。 (ひょっとしてワシがヨシじゃないって事がバレたのか?) さっきまでどちらかと言うとうつむき加減で恥ずかしそうにもじもじしていたのに しおれていた花が水を吸い上げて生き返ったようにぴんと背中を伸ばし真直ぐオジを見て立っている。 上気したような紅色の頬にきゅっと結ばれた口元が少し上がって、 油断すると笑ってしまう、といった表情である。 (何があったんだろう?) この変わりっぷりに戸惑いながら近づいて行ったオジに向かって美香は 「ごめんなさい、私、人違いなの。」 と言うとペコリと頭を下げた。 「えっ、人違い!?寺内翔子さんじゃないの?」 オジは不信に思ってはいたものの、いきなりそれを認められて逆にあっけにとられてしまった。 (まさかトイレでしゃべってた事を聞かれたんじゃ・・) 「コンビニでたまにすれ違うんだけど、気づいてないよね。 カッコイイから男の子かと思ってたの。声だって低いしさ、どう見ても女の子には見えないよ。」 (えっ、女ってバレタのか?ってか、ワシの事を知ってた?えっ!?えっ〜??) 美香は、訳が分からず呆然としているオジの事など気にもかけない様子で 「それじゃ、人を待たせてあるから、ゴメンネ。」 と言って軽く手を振ると小走りで店を出て行った。 今の美香にとってはあこがれの赤タオルの人が男だろうが女だろうがどうでもいい事だった。 遠くにいる憧れの王子様より、いつも近くにいて守ってくれる騎士の方がずっといい! 美香は店を出ると自転車置き場の隅でへたりこんでいるナオキのところへ一直線に駈けて行った。 そして美香を見てのろのろと立ちあがったナオキに 「ナオ君ありがと!大好き!」 と言って抱きついた。 |
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あははは〜〜〜これは、また、上手くまとめたね〜〜ポチ☆
2008/4/23(水) 午前 2:52
こんな可愛い恋愛!したいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2008/4/23(水) 午前 2:53
すみれさん、してくださ〜い。
大好きな人に「大好き!」って抱きついてね。
2008/4/23(水) 午後 9:34