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目次はコチラです。 そうなのだ翔子は「そんなにヨシネの事が好き」だったのだ。 それが自分達の誤算だった。 その誤算が結果的に翔子を傷つけてしまったのだ。 「謝った方がいいよなぁ。」 タケシは同意を求めるようにオジを見た。 「そうだなぁ。」 確かに翔子を傷つけまいと思ってした事だが、騙そうとしたのは事実だ。 このまま知らん顔をして帰るのは後味が悪過ぎる。 だが翔子は事情を知っている自分達には会いたくないのではないか。 オジは口ではそう言ったものの、謝った方がいいのかどうか迷っていた。 「彼女、私達が考えるよりずっと傷ついてると思う。 軽い気持ちで謝ったって傷を大きくするだけじゃないかしら。」 アヤの言葉にタケシが 「軽く謝る気なんてねぇよ。」 といつになくキツイ口調で言った。 「ごめん、そういう意味じゃなくて私達が誠心誠意謝ったとしても 謝られること自体が彼女にとっては辛いんじゃないかなって・・・」 「それは俺も思う。」 クマがポツリと言った。 翔子の『「顔は見てないけど見間違える事はないです。』という言葉を直接聞いているだけに 彼女をひどく傷つけてしまったという思いが他の4人より余計強かった。 クマの沈んだ声を聞いたタケシは「そうか。」と言ったきり、黙ってしまった。 じゃあどうする? みんな結論を出せないまま、チラチラと店の入口に目をやりながら翔子が出てくるのを待っていた。 |
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こんにちは!ブログ拝見させていただきました^^
2008/5/12(月) 午後 4:24 [ takakuma2006 ]
強く見えても、心は、ガラスみたいだもんね。
みんなの、気持ちも分かるよ。どうなるのかな??ポチ☆
2008/5/15(木) 午後 2:58
誰かを傷つけちゃうと自分も同じくらい傷つくんですよね。
謝る事で傷を治せればいいんだけど・・・
2008/5/17(土) 午後 7:40