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〜プロローグ〜
人生は迷路のようで、分岐点があるんだと思う。
選択するのは自分。そして進んで行くのも自分。
自分が選んだ道のよさを知りたい。そう思っている。
1x 「思い。」
ノートを閉じる。「ふぅ。」そう息を吐きながら今日の勉強を終え、
イヤホンを耳につけて、自分の好きな曲を再生する。
イヤホンから伝わるリズムが心地よい。
鼻歌なんて歌いながらイヤホンを耳につけたまま一階への階段を降りて行く。
リビングのドアを開けると姉がTVを見ている。
なにやら真剣な眼差しで・・・・。どうやら映画を見ているらしい。
話し掛けても、反応はない・・・・。
今日は、親の帰りが遅いから残りのカレーを食べた。
2日前につくったものだけど、カレーは寝かせるほどうまくなる
というのはホントだなぁと改めて思った。
コップに麦茶をいれて飲みほす。
「私にもちょうだい。」
姉が目線はTVの方に向けながら言ってくる。
さっきまで俺の声には反応がなかったはずだが・・・・。
麦茶を入れたコップをテーブルの上に置いて階段を駆け上がっていく。
そして部屋に戻るとイヤホンをはずして、一冊のアルバムを手にとる。
「はぁ・・・。」
そういいながらページをめくっていく。
現在、高校に入学して約2週間。中学時代に活動していた「バンド」を
高校でもつづけようと思っている。いや、続けると決めている。
しかし・・・この高校には軽音楽部がない。
昔はあったらしいのだが、なんせ昔というぐらいだからずいぶん前なのだろう
と思う。まずは、人数を集めて同好会を設立しなければいけないわけで・・・。
現在のメンバーは中学のバンドメンバーの一人の広。渡辺広斗。
広はドラム担当。
そして、ベース担当の自分。あわせて2人・・・・。
中学時代のほかのメンバーであったギターとボーカルの2人は中学卒業と同時に
他県へ引っ越してしまった。
せめて、近くの高校であれば校外活動でバンド活動ができたのだが・・・・
県外じゃ手のつけようがない。こんなことは滅多にないことなんだろうけど。
そうゆう訳で現在2人になってしまった。
「どうすっかなー。」と日々検討中であって・・・・。
そして今、見ているアルバムは中学時代のバンドメンバーの思い出写真。
いろんな感情が込み上げてくる。
「よしっ!」
そう言って立ち上がるとアルバムを閉じて今日はもう寝ようと決めた。
再び階段を降りていく。姉はもう部屋に戻ったようだ。
歯を磨いて、部屋へ戻る。
電気を消して、ベットに入る。そして寝る前にもう一度好きな音楽を再生する。
これが良い睡眠のための秘訣みたいなもの。
天井を見つめながら、聴く・・・・・。
「ふぁー」あくびをしながら
ポータブルOPの電源も切る。一変して部屋に静けさが広がる。
春ももう終わりなのだろうか・・・今日見た桜はもう散り始めていた。
1x 「思い」 END
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格言をよくブログ載せているだけあっていい話を書きますね!
2009/5/13(水) 午後 7:11 [ 桜高校軽音部1年生 ]
読ませていただきました^^
てか、主人公の名前が出てこなかったw
これからが楽しみな小説ですね。
2話目に期待大です!
2009/6/3(水) 午後 5:26 [ ダザンXP ]
ワタジュニ=
どうもです!そう言ってもらえると
かなり嬉しいです^^
2009/6/4(木) 午後 8:34
ダザンXP=
初コメありがとうございます!
確かに、一話では主人公の名前は出てきませんでした。
2話も、近いうちにUPしますのでそちらもよろしくです^^
2009/6/4(木) 午後 8:37