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まずは事件のあらましはこう。
Iジャおばさん乱入
諸橋兄&高梨vsポイズン&福田のKO-Dタッグ戦では、セコンドの魔蛇美を加えた蛇界の反則攻撃に諸橋が流血するシーンもあったのだが、この行為にリングサイドで観戦していた常連のおばちゃんファンがエキサイト! リングまで詰め寄っていき猛抗議するシーンまで見られたが、慌ててセコンドが制すると自分の席に戻っていったのだが、今度はそのおばちゃんに対してリングサイドの男性客が文句を言い、2人が小競り合いをするシーンも……。こういったシーンはDDTでは珍しいが、それだけ試合がエキサイティングだったのは間違いない!

これに対するDDT高木社長の対応は以下のとおり。
お詫び [ 新宿御苑で働く社長レスラーのblog ]
会議 そして自分の見解 [ 新宿御苑で働く社長レスラーのblog ]
興奮したお客さんがリングに詰め寄り試合を壊そうとしたことはやはり許せることではない。映像を見て現場にいた人間に聞いたら、注意したが聞き入れなかったという。本来ならつまみだすべきだったと思うし自分が現場にいたら間違いなくそうしていた。そういった判断ができる人間がそこにいなかったのはミスだったと思うし指導不足だったと思います。対応策と対処はしましたので今後はこういったアクシデントは起きないと思います。不快に思われた方には本当に申し訳ございませんでした。

これで終わりにしたいけど最後にどうしても言いたいことがあるから言わせてください。今回の事件は起こるべくして起こったと思います。あの人がよく見に行く団体もやっぱり野放しにしちゃいけない。俺様も客イジリはしたことがある、でもちゃんと相手は選んでる。万が一制御不能になっても俺様なら制御できる自信あるし、イザとなったら「黙れ、出てけ」ってハッキリ言える。タチが悪いのは面白がって取り上げてたメディアがあったこと。そりゃ勘違いもするって。かつてウチに来てるお客さんのことも面白がってネタにしたことがあってそりゃねえだろうと思って厳重注意したことがあった。やっぱりリングに上がってる選手が主役にならなきゃいけないからさあ。そのへん伝える側のメディアが履き違えちゃダメだと思う。あの人もプロレス好きなちょっと熱いおばさんなんだよ。俺様がはじめてその団体に参戦したとき、やっぱり噂は聞いてたから構えた部分があったけど普通に応援してくれてた。本当にただのプロレス好きな熱いおばさんだったよ。今まで見てたところではああいう行為が容認されてたからそれをアチコチでやってただけなんだよ。もっと早くヨソではそうじゃないんだよって誰かが教えなきゃいけなかったんだよな。もうこんなことが起きちゃったから遅いんだけどさ・・・。

後味悪いけどもう二度とこういったことが起きないように今後は毅然とした態度で臨みたいと思います。やっぱりリングに上がっているということに誇りを持っているから。今後のDDTにご期待ください!

場外フェンスの持つ「意義」

インディ団体には場外フェンスを設置しないところも多い。
それは費用の面もあるし、みちのくのように常日頃ダイブやブランチャを仕掛けあうスタイルで鉄柵が危険だと判断しているところもある。棚橋が股関節亀裂骨折したり丸藤が喉を打ち付けたり、ひとつまちがえば深刻な結果をもたらす場合もあるからだ。

しかし、それらを割り引いてもやはりリングと観客席を区別するものは絶対に必要なのではないだろうか。

今回の事件がDDTにおいて発生したのは偶然ではなく、その萌芽はそこかしこにあったとボクは思っている。
例えば男色ディーノは入場時に会場内を練り歩き観客をイジりたおす。
飯伏ファンの通称「ブサイク」さんを何かにつけてネタにしてきた。
当の高木社長にして「俺サマ」集会をメイン後に行うし、そもそもマイクパフォーマンスやスキットにプロレスネタを散りばめてコアなファンを集めてきたのはDDTそのものだ。

今回の出来事が物語るのは、観客とリングとの距離感を限りなくゼロにすることでファンを集めてきたDDTの手法のもたらした歪みだったんだとボクは思う。

インディの問題点は場外乱闘でかき回すことでスリルを煽ったり、観客をイジったりすることでスポットを当てて特別待遇を競わせたりすることだとボクは思っている。
その動機にあるのは「試合で客席を沸かせられない」という技術・訓練の未熟さを解消できないことだ。
説得力のある攻撃と受け止めることの出来る肉体の鍛錬を怠り、その代替として客をイジる。
そのことがレスラーとの距離を縮め、敷居を低くして、ついには同じ側に立たれてしまったのだ。
そしてそれは突発的な出来事ではけっしてなくて、ソレを行わせた責任はプロレス団体・レスラー側にあるのだとボクは思う。

プロレスラーはナメられたら終わりなのだ。

最近はどの団体・レスラーもファンサービスが手厚くなった。サイン会やイベントも数多く催されて選手と触れ合う機会が増えた。
ブログやHPで情報を発信し書き込みを通して交信することも珍しいことではない。
それらはとても大切なことだし、これからも丁寧に続けて行って欲しいと思う。
ただし、それらOFFの顔と「試合」で見せる顔が同じでは絶対にいけないと思う。
結局なぜこんな出来事が起こるかといえば、それを赦すような「試合中の緊張感の欠如」畏怖と尊厳の不足だ。観客が集中しない凡庸な試合を提供するツケが廻って来たのだ。

後楽園ホールのカクテルライトに照らし出された夢と憧れの場所。
向こう側にたくさんの若者が憧れ、新日本や全日本の門を叩き、歯を食いしばって齧り付き、ようやく辿り付けるハズの夢の舞台
その場所をつかむために、必死でカラダを鍛え、技術とハートを研ぎ澄ます、それが唯一無二の資格であったはずだ。
多くのインディがそれをせず、条件を緩め、妥協し、現状に満足する。その低くしたハードルを一般の観客が飛び越えてしまったからといって誰が責められるだろうか。
責任を感じるなら、こちら側向こう側をキチンと分け、容易に踏み込めない毅然とした関係を構築するべきだ。普段はナアナアでグズグズの関係を作っておいて、いまさらダメは通らないだろう。

こちら側向こう側を分けるものは必ずしも「目に見えるもの」である必要はない。
尊敬の気持ち、憧れる気持ち、大切にしようとする気持ちがあればきちんとした区分けは出来ると思う。
そんな関係を築く時間がなくて急を要するなら、「目に見える」線を引くしかないけれど。

DDTが今のようなファンとの関係を保ちつつ、それでも今回のような事を再発させないと本気で思うなら、早急に場外フェンスを設置するべきだ。

今回の出来事は、見えないベルトと共に、
「見えないフェンス」があることを教えられました。

それはそれとして、ボクの中では「Iジャおばさん」は向こう側の存在として認識していました。
だから、「今更それはないだろう!」という気分にさせられました。
さんざんネタとして利用しといてさ。

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閉じる コメント(6)

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25日のドラゲー武勇伝にもいました。自分も最初は仕込まれてたもんだと思ってたんですが・・・アソコの客層にも色々と問題はあると思うのですがねぇ。

2007/2/1(木) 午前 3:09 業 返信する

以前、新日の試合が終わったので、帰る前にリング脇で写真を撮りたいなと思い、開いている柵から入りリングを触ったら叱られました。その時にリングに対する意識や、選手との一線を画すというのをハッと気づかされた事を思い出しました。DDTは、今気付いたのではないかな?

2007/2/1(木) 午後 2:16 ゴン太 返信する

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KARMAさん>あのおばさんと「太一君ガンバレ」おじさんはホールの名物でもあるので、出入り禁止なんかで消えるのは寂しいです。客をいじる事で盛り上げようとするから一線を超えられちゃうワケで、一方的に悪く言うのはどうかなーと思います。

2007/2/1(木) 午後 4:23 [ hin**ahir*ne ] 返信する

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ゴン太さん>クリパで上がった健介道場のマットはスプリングが利いて素晴らしかったです。板の響き具合もよかったし、さすが800万しただけありました。あの場所に立つにはホントに大変な努力が要るし、そうであってこその「誇り」が生まれるのでしょうね。シロウトを上げてきたDDTが変わろうとしているのも事実としてあるので、この機会に意識を変えるべきだろうと思います。レスラーも。ファンも。

2007/2/1(木) 午後 4:30 [ hin**ahir*ne ] 返信する

熱くなるのは良いですが、進行を止めてしまうような行為はやめて欲しいですね

2007/2/3(土) 午後 5:54 人生総合格闘家 返信する

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それを赦す「団体の体質」を高木選手の発言が物語っていると思います。ぶっちゃけ「やったもん勝ち」みたいにウケればいいだろうと思われたり。客にナメられてるんでしょうね。

2007/2/4(日) 午後 1:57 [ hin**ahir*ne ] 返信する

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