プロレス

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初めて前を見ることをやめました

風香日記・2007年04月14日 


風香が涙、涙の完敗…TOPGUN第2戦は意外な展開へ!

バックステージ戻った風香は泣きながらコメント、「(試合を)やらない方がましでした。もう、やりたくない…プロレスじゃない…私の思うTOPGUNの意味はチャレンジマッチでなくて、本当に勝ちにいったのに…こんな悔しい、嫌な試合は初めてです…勝てるのは蹴りしかないのに、私の研究不足で向こうはレガースが付いてなくて、同じ蹴りでも簡単に鼓膜が破けたり、変な骨が出てきたりとか、自分が思っているプロレスと違ったので…あんな攻撃されたら受けれないし、本当に殺し合いのように自分も攻撃して、相手も防御してじゃないと、全部喰らったら本当に死んでしまう…」と終始、泣きじゃくり話した。一方の文子は「いや〜言うことないでしょ。誰が格闘美を教えているか知らないけど、受けから教えてもらいたいね。自分的にも下の子と当たる機会はあまりないので、いつも教える立場で。だからオファーが来たとき、「お願いします」と言ったけど。風香はいい選手だと聞いていたので、負けたくない気持ちはなかなか伝わったけど、(プロレスは)何よりも受けですからね。怖がっていたら引退したらいいよ。あの舐められたらいけないし…何より怖がってリングに上がるのは、プロじゃないから。まだ(プロレスを)10年はやってないけど、2回しか切れたことはないけど、2回目は今日だからね!これ以上、言うことはないからね!」二人のプロレス観に温度差は大きい。さて風香は今後、どう気持ちを仕切りなおすか…
彼女に教えている人たち・周りにいる人たちはプロレスを「何だと」思っていたのだろうか。

「プロレスは闘い」だ。闘えない人間に上がる資格は無い。

プロレスは「闘い」だ。相手を殴り蹴り飛ばし放り投げ絞め落とす。
体当たりし腕を振るい身体ごと飛び込み頭からまっさかさまに落とす。
体力を削りあい気力を殺ぎ合い、カウントスリーを取り合うのが「プロレス」だ。

そのなかで、あるレスラーはスピードを武器に、または反射神経を使って万全の受身を、または圧倒的なパワーを、岩のような耐久力を、無限のスタミナを、「闘い」に生き残る為に身に着けてきた。

プロレスは「闘い」だ。痛いし怖い。油断すれば命さえ危うくする恐ろしい格闘技なのだ。

「風香」選手を大切にするのは分かる。でも、この関門を越えられなければいつか潰れてしまう。
彼女がナイーブで神経の細やかな人だというのはブログで紡がれた日常から十分感じられる。
だから、いままで大事に大事に育てて、肝心な事を教えるのを躊躇っていたのかも知れない。
残念ながら、彼女が今のままでリングに戻る事にボクは賛成しない。
生半可な覚悟で、対応できない未熟な鍛錬で戻ってこれるようなリングは何処にもないし、あってはならない。
もしも、彼女の周囲が復帰を願い本人が心底それを願うなら、キチンと覚悟を極めて戻ってきて欲しい。
いまのままナアナアの仲良しこよしの技の掛け合い・プロレスごっこがやりたいなら、市ヶ谷で小学生を相手に遊んでいたらいいのだ。

「プロレス」はこのままでは滅びると、この数週間考えて結論に達した。

明るく楽しく誰も傷つけない「エンタメ」プロレスなら、それは残るかもしれない。それは1度2度なら後楽園ホールを埋められるだろう。月に一度なら新宿で、日曜日なら新木場が満員になるだろう。それで満足ならどこまでも続く。
仲間が集まりカネを出し合い、赤字はみんなで埋めてファイトマネーも受け取らなければ永久に潰れる事はない。だから「インディ」は潰れないのだ。そうして年を取り手足が思うように動かなくなって、高く飛べず持ち上げる事も出来なくなって、元気も勇気も失って一人抜け、二人抜け、気がつくとみんないなくなるだけなんだ。

「闘い」に明け暮れライバルと競い合っていた頃の、ドームや武道館に何千何万の観客を集める「チカラ」がいまのプロレスには無くなってしまった。興奮と熱狂を捨て、笑いを取ったプロレスは、
そのうちみんな「インディ」になってしまうだろう。
数十人・数百人を集めて明るく楽しく誰も傷つけないプロレスをやっていく、これをホロビと言わず何と表現すればいいだろう。

方や総合格闘家が数千万を一夜で手にし、TV新聞に名を売り番組に出てCMに起用される。
人に囲まれ浮名を流し羨望と尊敬を一手にする、その横をプロレスラーは素通りするしかない。
プロレスが「闘う」事をしなければ、闘士に憧れ会場に集まり声援を送る人々の耳目は集められない。

風香選手が再びリングに立つとき、もしそんなときが来たらようく見定めて欲しい。
そのリングに「闘い」はありますか?それとも、
今までどおりの「砂糖菓子のような」甘い場所ですか?
それによって、「プロレス」が試されるとボクは思う。

明るく楽しく誰も傷つかないものは、もはや「闘い」ではない。

風香選手に突きつけられた絶対命題は、存在する全てのプロレスラーに等しく突きつけられ、ある者は克服し、ある者は甲斐なく去っていった巨大な関門だ。

風香は見事超える事ができるだろうか?

 PRIDEはこれまでイベントを主催してきたDSEからロレンゾ・フェティータ氏がオーナーを務めるPride FC Worldwideへの移管業務が進められており、今回の延期決定はロレンゾ氏の「十分な制作およびプロモーションの時間がありません」との意向によるもの。
 これに伴い、各種チケット予約は延期となり、先行発売済みのチケットは払い戻しが行われる予定。
アメリカUFCがPRIDEを買収した目的を考えてみれば、ライト級グランプリの開催延期は至極あたりまえの行動だと思われます。

UFCは、別に日本市場にコストをかけて進出するほど全米マーケットに窮していません。
そして、現在の最大の問題はボードッグに代表される各イベントのオーナー・プロモーターであって、そのライバル達と連合しようとする「立ち技」最大の団体・K−1をどのようにして叩き落とすか。
そのため、K−1のプロモートするHERO’Sにこれ以上選手を流出させたくない。
UFCにとってヒョードルのPRIDE外への参戦は、その後にシウバ・ニンジャ・アローナ・ノゲイラ・吉田らの集団離脱を予感させ、その枷となっていたDSEとの契約が団体解消に伴って消えうせる事を最も畏れさせたと思われます。

そして、M&Aのテクニックからすれば一旦丸ごと会社をホールドし、その後必要な組織だけを解体・運用して、不採算部門や赤字を生む部分を切り捨てて再構築(リストラ)するのが一般的な方法です。
PRIDEで言えば、まず国内選手の登竜門であった武士道とエンタメ部門であったハッスルが解消・分社されました。武士道については、今後日本国内の興行が補完するでしょうし、「本場所」はより高収益が見込めるアメリカ・ラスベガスに移行するでしょう。
UFCは、有名で実力のある選手を抱え込み、その上で自身のプロモーションに合う選手は残しそうでない選手は切り捨てる、その縛りをかけるためにDSEの契約が必要だったから買収したに過ぎません。

PRIDEブランドがアメリカに進出したといっても、PPV契約件数では一桁・数十万件の差があります。PRIDEが最盛期に年間で稼いだ額を1大会で凌駕してしまいます。
UFCが欲しかったのは名だたるファイター達であり、そのファイター達を最も有効に使う世界最強を決める場所はUFC・オクタゴンであるはずです。なぜなら、アメリカ人の共通マインドは常に「アメリカ アズ ナンバーワン」であることで、それゆえスポーツ・エンターテインメントに巨大マネーが動くからです。
そのナンバーワンであるために、PRIDE戦士が必要だったから買収しただけです。

今後、ライト級という階級がどれほどアメリカマーケットにニーズがあるのか、そしてその頂点にアメリカン・ヒーローが立てる余地がどれほどあってその目的に沿ったレギュレーションと選手のチョイスはどうするのか。今回の延期にはそういった思惑があるとボクは思います。
「最高のスタート」とは全米マーケットのためにあり、日本の事情は二義的(後回し)になっていきます。

企業戦争に負けるとはそういう事なのです。これが「現実」です。

そして、最小投資(推定10億円)でPRIDE/プロモーションの全ての生殺与奪の権限を持たれたDSEの失敗はかつて同じ目に遭った前田リングスにどういった手段を取らせるでしょう?

K−1・HERO’Sが世界戦略を取り、各対抗団体を糾合して『MMA・フェデレーション』まで持って行けるでしょうか。その布石として、UWF/リングス卒業生が続々と『道場』を構え『武器』を生産し始めているようです。
巨費を投じたスカウティングに対抗する手段は、『100人抜かれたら100人補う』供給システムの構築しかありません。

PRIDEの10年。選手を養成しなかったPRIDEは呑み込まれる運命にあったのです。

ヒョードルが抜かれシウバが渋った、たったそれだけで揺れが止まらないほど基礎がお粗末だったと云えます。『ハッスル』でヘラヘラとタレントのプロレスごっこに無駄遣いしていた。。。

これが、報いです!

ヒョードルもノゲイラもジョシュもシウバも吉田もいない「ラスト」DSE・PRIDE

シウバが欠場、アイブルvs.小路が決定=PRIDE スポーツナビ 
■「PRIDE.34」【全カード】
4月8日(日)さいたまスーパーアリーナ 開場14:00 開始15:30

【変更対戦カード】

<ヘビー級ワンマッチ>
ギルバート・アイブル(オランダ/ボスジム)
小路 晃(日本/フリー)

【既報対戦カード】

<ライト級ワンマッチ>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
ブライアン・ローアンホー(オランダ/レッドデビル)

<ミドル級ワンマッチ>
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト)

<ウェルター級ワンマッチ>
瀧本 誠(日本/吉田道場)
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)

<ヘビー級ワンマッチ>
バタービーン(米国/チーム・バタービーン)
ズール(ブラジル/B−TOUGH)

<ヘビー級ワンマッチ>
藤田和之(日本/「Team Japan」藤田事務所)
ジェフ・モンソン(米国/アメリカン・トップチーム)

<ヘビー級ワンマッチ>
中尾“KISS”芳広(日本/フリー)
エジソン・ドラゴ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

<ヘビー級ワンマッチ>
ドン・フライ(米国/フリー)
ジェームス・トンプソン(英国/チーム・トロジャン) 

見たか、諸君!

これが「敗北」すると言うことだ。

日本人はPRIDEの一体何に熱狂していたのだろうかと考える。
世界最強のリング60億分の1の男、その絶対的価値観を日本の地上で観戦できる喜びと官能。

その「誇り」こそがPRIDEを支えたボク等ファンのマインドだ。

いま、そのPRIDEが終焉する。
http://www.prideofficial.com/free/about/img/about.jpg
さらば、PRIDE。
地上最強のリングよ……

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「約束されたエース」中邑 VS 「永遠の雑草」真壁

わが生涯に一片の悔いなし
我が最大の英雄。悪役ではなく敵役。最強で崇高な超えるべき壁。

真壁刀義は新日本プロレスの最大の敵になれるだろうか。
会社の敷いた路線なんか知ったこっちゃねえ。
会場を誰が一番沸かせて、声援を得るか。綺麗な技の数も高度な受けも魅了する科白も何もない。
真壁にあるのは肉体の強さと腕力と正面から突っ込む無謀さがあるだけだ。

誰だ? 真壁をこんなプロレス馬鹿にしたのは? すげぇじゃねえかよ!


全日本の口だけ王者はほっといて、新日本のバカを見てきます。
新日本プロレスを生観戦するのは2年ぶりだなぁ

突然ですが、「飯島 愛・引退」について一言。。。

30代以降の男性諸君には忘れることが出来ない伝説のお色気番組「ギルガメッシュないと」が生んだ最大のスター、飯島 愛が芸能界を引退しました。



実は特にファンということでもなく、彼女の引退に特別の感情は持っていません。

ただ、彼女の存在というのが、もちろん彼女自身の才能やサポートしてくれたスタッフ、友人、業界関係者の助力、ネットによる情報過多時代前夜という事を加味したとしても、AV女優がスターになったという伝説の証人であることに変わりはないと思うのです。
そして飯島愛というスターを一般の芸能界に送り出せるほど、当時のAV業界と言うものが巨大なパワーを持っていたことも認めなければならないと思います。
80年代〜90年代のいわゆるバブル期に、爛熟期を迎えたAV業界は数々の有名女優を輩出し、そのなかでも選りすぐりの美人女優が深夜放送やTVドラマに出演し、一定の認知と市民権を得ました。
そのおおきな裾野から盛り上がるように知名度を一気に獲得したのが「飯島愛」(当時はTバックの女王などと言われていました)その人でした。
彼女の出現以降、同じように芸能界への入り口として、または女優への足掛りとしてアダルトビデオの世界に飛び込む若い女性がたくさんいましたが、彼女を超えるスターは現れていませんし、これからも現れないと思います。

そのアダルトビデオが普及する以前、「裸商売」からスター女優になったのはにっかつロマンポルノの女優さんでした。彼女たちも、ロマンポルノというカテゴリーが隆盛になるにつれてTVのサスペンスドラマや一般映画へと流れ、そのブームにつられるカタチで若い監督や役者が集まり、才能を開花させて芸能界で地位を築いていったといいます。

「業界のチカラ」がスターをつくる

その飯島愛さん司会の「ウチくる?!」の最終回が北斗・健介夫妻の道場訪問だったのもなにかの縁ではないかと思ってみていました。

いわずと知れた佐々木健介はいまでは日本一知名度のあるプロレスラーです。
しかしそれは鬼嫁ブームに北斗晶が乗ったという側面があります。そして、現在の「健ちゃん」と言われる親しまれるキャラクターをプロデュースしたのもマネージャーである北斗さんの手腕によるものが大きいのです。
新日本時代の「怖い」佐々木健介のままだったら、現在のようにTVに出ずっぱりの売れっ子には絶対になっていないでしょう。リングでは強く逞しく・TVでは優しく親しみやすい、そのギャップが受けることにいち早く気づいた北斗さんの読みは見事でした。
つまり、佐々木健介というスターは北斗晶が生んだのであって、『プロレス界』が担いで押し上げてスターにしたのではないということです。一見プロレス界に有名人がいるようにみえて、それはプロレス以外のきっかけで頂上に登っているのです。

おそらくプロレス界が生んだスターというのは闘魂三銃士が最後で、それ以降の秋山や棚橋や丸藤はプロレス以外の何かがきっかけでスターになることはあっても、プロレスだけをやっていて馬場・猪木・三銃士・三沢を超えることは叶わないと思います。
健介がバラエティに出ることで獲る社会的認知、高山がPRIDEで獲た社会的認知、柴田がHERO'Sで得た社会的認知。
そのどれもがプロレス村の外側に出ることで獲たモノであれば、深夜の30分の地上波やお金を支払いながら能動的に見に行く衛星チャンネルにはそれほどのプロモーション効果がないという事になるのではないでしょうか。

柴田勝頼などというレスラーは、HERO'Sでのインパクトがファーストに来る視聴者がほとんどで、それまでは何処の誰々でどんな試合をしてどんな経緯で総合のリングに上がったかなど、おそらく誰も知らなかったのではないでしょうか。
ファンという立場で能動的にレスラーの動向を追い、試合を見、CS放送をチェックするうちにそれが当たり前の世界だと錯覚していると、その外側のもっと大きな世界との意識がズレてしまう危険があると思います。
プロレス界は世間にスターを送り出すパワーを持っていないのではないでしょうか。
それはプロレスというカテゴリーの衰退以外の何物でもないのです。
世間一般層に、たとえば越中のブレイクがどうやって起こったかよく考えてみてください。
プロレス界が何か仕掛けてあの現象が起こったのでしょうか?

いま、プロレス界からスターを作り出す方法はたったひとつしかないのです。
どんなに下から押し上げてもスターは生まれません。それはいまのAV業界から「飯島愛」が生まれないのやポルノ映画から関根恵子や美保純や高樹沙耶が生まれないのと同じことです。
どんなに業界内で頑張っても、それだけでは世間という門の扉に手を掛ける事はできません。
北斗晶が健介を売り出したように、より強いパワーも持つ何かでプロレス村から引っ張り出す必要が絶対にあると思います。
それが総合格闘技であれTVのバラエティであれ、手段が何であっても結果的に世間の目をプロレスに向けさせることが出来ればそれでいいと思います。

TAJIRIが考えていることは一方では実に正しい。問題があるのは、その手段と目的に明確な線が引かれていないから「中身」が「芸能人のプロレスごっこ」になり、プロレスを見たい人を増やす結果になっていないのです。

あらゆる手段を使って世間の注目を集め、最高の「プロレス」で虜(とりこ)にする。

なんのことはない、20年以上前からアントニオ猪木がやっていた事ではないですか。
現在のネット社会ではすぐに舞台の裏側が曝されてしまう。
だったら洗いざらい全部リングの上に乗っけちまえ!
それが北斗さんのいう『プロレス人生劇場』の思想なんではないでしょうか。

(備考)ウラったって、いまさらどうしようもないじゃん。気にしなきゃいいのに。

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