プロレス

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

ユークス史上最高益を更新。記念配当含む一株11円の配当

ユークスは欧州でのゲームソフトの大ヒットによって最高益を更新した模様。
ユークスが今期の最終黒字転換見通しを発表
経常利益は9億800万円(前期比11.5%増)
23日の決算発表によって、財務諸表も出揃いました。
ユークスの単独決算
      2007年1月期 2006年1月期
売上高   3,266百万円   2,957百万円 
営業利益   775百万円   514百万円
経常利益   976百万円   673百万円
当期利益  -518百万円   384百万円

当期利益の五億円の最終赤字の理由はコチラ
ユークスは純益再減額
ただ純利益は6億1000万円下方修正し900万円(前々期は4億円の黒字)と大幅減益となる。2005年11月にアントニオ猪木から株式を取得した新日本プロレスリングに対し監査法人の指摘により厳格な会計処理を適用、単独決算で株式評価損2億円、貸倒引当金繰入額8億8979万円、連結決算で連結調整勘定償却額10億3635万円を計上することが要因となった。株価は、業績減額で下値調整一方となってきたが、底値でコンテンツ関連の低位値ごろ株思惑の再燃余地がありそうだ。 
税務署の指摘で連結調整勘定償却額(新日本プロレスの借金)10億円を一括償却させられた。
これにより過去の足かせはなくなり、ユークスの経営も上向くだろうと言うことで株価が反発。めでたしめでた…し?
ではそのモンダイの連結決算はコチラ
      2007年1月期 2006年1月期
売上高   4,812百万円   3,107百万円 
営業利益   627百万円   531百万円
経常利益   814百万円   689百万円
当期利益  -601百万円   400百万円

はっきり言って、ボクはユークスがどうなろうと関心がない。新日本プロレスをどうするかが分かればそのあとどこに身売りしようが赤字だろうがどうでもいい。
連結決算の当期利益で10億円を償却してくれて本当にありがとうございました。
この10億円は全てユークスが稼いで、1000円の株価を400円まで落として払ってくれたものです。ほんとうにありがとうございました。

そして、新日本プロレスはこの一年間何をしていたのか、ざっくりと計算してみましょう。
連結子会社が新日本プロレスしかないユークスですから、単純な計算で収支が出ます。
      2007年1月期  2006年1月期
売上高   1,546百万円     百万円 
営業利益  -148百万円    17百万円
経常利益  -162百万円    16百万円
当期利益   -83百万円    16百万円 (06'連結調整勘定償却額は別計上)

この一年、新日本プロレスはレスラーのファイトマネーをカットし、興行数を減らし、会場をスモール化し、社員(レスラーを含む)数を削減してきました。その結果がコレです。

ユークスは赤字にもかかわらず、それは連結調整勘定償却額のせいだといって特別配当までつけて株主を納得させようとしていますが、それだってもともと隠れ借金を見逃したまま買収したユークス経営陣のトンマさに原因があるわけだし、親会社の払った10億円はもはや回収不能であることがはっきりしている。
さすがに一年で8億の焦げ付きを起こすような最悪の時期は脱したし、過去何年間かのツケはユークスが払ってくれました。
しかしよくみれば、年間売り上げ15.5億・赤字が1.5億の興行会社があることには何にも変わっていません。この年間1.5億の赤字を補填するために、ユークスは今以上にCMを打たせたりゲームキャラに起用したりイベントを企画したりパチンコ台や居酒屋のキャラに売り込んだりしなければなりません。
その最大のキャラクターアントニオ猪木はどこいったのですか?

乾いたタオルをさらに絞れ!

ここまでリストラをやって、それでも新日本はまだ黒字にはならない。
せめて収支の均衡を計らなければ、来年の今頃は株主が黙っているでしょうか。
昨年の買収劇がなければ、ユークスは今年10億円の利益と今回の倍近い配当を行っていたはずです。
そして最終的に新日本がユークスにもたらしたのは10億のキャッシュの目減りと、赤字なのに配当金の2億円を払わなければならなかった原因だけです。本来買収時に10億を一括償却しなかったから今年赤字になったとも取れますが、元々4億程度の利益の親会社に2億の赤字子会社が養えるわけはないんです。

そして来年、プロレス業界のマーケットが世界的に縮小する中で、今年のような赤字会社を誰が助けてくれるでしょうか?

もっともっと、更なるリストラと経費削減を求めて止みません。(カルロス・ゴーン方式)
でもそんなちまちましたものにお客さんが集まるかは大変疑問です。
ここはひとつ、夏の花火のようにどどーんと華を咲かせましょう。
いいじゃあないですか、お金ならユークスが幾らでも出してくれるんですから。
もしも株主が怒って訴訟でも起こしたらオーナーといえど安泰ではないんです。だから配当して黙らせたんです。
居直りましょう。どうせ欧米で稼いだカネで、ボク等のサイフから出たものじゃないんですから。
でも。
こんな会社の株は持ちたくないなあ。

チャンピオンカーニバル2007・後楽園ホールは大団円

スポナビ・全日本プロレス「2007チャンピオンカーニバル」最終戦

戦前から動員の苦戦が憂慮された全日本プロレス「2007チャンピオンカーニバル」。
初日・2日目が1,500。3・4日目が1,200。最終日はさすがに2,100超満員で札止めだったものの、明らかにチャンピオンカーニバルとして成功したとは思えません。

ボクは結局2日目と4日目を生観戦、初日はGAORAのニアライブで観戦しました。
このあと4月に最終戦の一挙放送があり、通常編成で3日目の模様も見ることができます。
巷間伝え聞く中で押さえておきたいのは3日目の諏訪魔vs武藤戦と健介vsケア戦のふたつ。諏訪魔はどうやら重症のようで、最終戦では試合にほとんど参加しなかった様子。4日目の秒殺劇の伏線として武藤のピンポイント攻撃にTKOした経過はぜひ見ておきたいです。
同じ理由でケア戦に引き分けた健介のヒジの具合も知りたい。

5連投の電撃戦としての戦略的発想はよく出来ていました。
しかし思うようなファンを巻き込むような大乱にはなっていないと感じました。
それが動員の結果にダイレクトに現れたことに問題提起と分析をして今後につなげていって欲しいと思います。
今回証明されたのは、

全日本プロレス・チャンピオンカーニバルという金看板だけでは「平日5連戦」のホールは満員にはならない。

という事だけでした。他に何の成果も得られなかった今回の企画はこれで封印してもらいたいです。
せっかくの年に一度の腕試しシングルマッチ・サーキットがこんな規模で終わってしまうのは本当に寂しい事です。

個人的に三賞とベストバウト・MVPを挙げてみました。
大会MVP・武藤敬司
理由:3度目の優勝もさることながら、各リーグ戦で見事な試合を連発し大会をリードしたから。

ベストバウト 大会2日目・武藤敬司 vs 佐々木健介
理由:勝った健介が脱落した理由がこの試合でのケガ。短期決戦で最大の敵を攻略したのが健介ではなく敗れた武藤である点。この試合の伏線・次戦諏訪魔戦の伏線と、全ての線を「武藤の優勝」に繋げる起点であるから。

殊勲賞 諏訪魔
理由:健介戦初白星による。ホントウは削りあうような肉弾戦を期待したのですが、これは両者がベストコンディションになってからのお楽しみに取っておきましょう。

敢闘賞 太陽ケア
理由:初日のベストバウトは間違いなく諏訪魔戦のドロー。攻め合い・競い合う中でのドローは、例えば4日目に観戦した鈴木みのるvs川田利明のヨレヨレのメインの何倍も凄かった。
諏訪魔のライバルはケア、ケアのライバルは諏訪魔。その「無言の会話」の出来る関係が素晴らしかった。

技能賞 諏訪魔
理由:ヒール諏訪魔の底力を存分に見せてもらいました。同じVMの近藤修司がそうであるように、「ワルくて強くてカッコイイ」のが理想の悪役です。あともうちょっと腹回りが締まれば。

話題賞 TAJIRI
理由:試合内容はアレでしたが、その思想は汲むべき点がありました。その「ハッスル」的試合の川田戦は動員に結びつかないというのが今後の切磋琢磨していく点だと思いました。どうなるんでしょう、ハッスル。どうするんでしょう、TAJIRI。

ワーストバウト 大会二日目メイン 小島聡vs鈴木みのる
理由:客のヤジと笑い声、しかも嘲笑に近いものが最初から最後まで消えなかった。
近年、これほどまでにみっともない試合はどこの団体でも見たことがありません。
4日目のメインでも同様の現象を起こした主な原因は三冠チャンピオンの鈴木みのるにあります。
対戦相手の集中力を殺ぐために、鈴木みのるは相手の攻撃をスカしたり口撃を駆使して小馬鹿にしたりします。それが観客にも波及して笑いやヤジを挟ませる「隙間」を作るのです。
この日のセミで武藤と健介が「出来上がった会場」を創ったのを、このふたりは見事にブチ壊しました。

誰か渕さんに伝えてください。

客席から、観客と同じ目線・同じ空気・同じ温度を感じ取ってください!

2日目・4日目の客席の荒れた観客をもたらしたのは何でしょう?
全日本プロレスの眼の肥えたファンはどのくらいいたでしょうか?
ハッスルファン・インディファンが贔屓のTAJIRIや大鷲を見たくて全日本のチケットを買ってくれる。そのおかげで一応の観客は集まったと思います。
でも、平日の夕方5連戦という設定で、いつものアットホームで子供連れや若者の集団はあまり来ていなかったのではないかと思います。
その観客層の変化が、いつもは絶対に起こらない「真剣に闘っているのに笑われる」みっともない試合の空気を生んでいたとは言えないでしょうか。

健介オフィスの北斗さんは、興行に来てくれるお客さんのターゲットを家族連れにしています。
本人が現役時代に培った、現在30台のお母さん層に対し、託児所やおしめ交換、授乳設備にまで気を配ります。興行自体にも健介ファミリーという家族物語を主軸にして一切ブレることはありません。
その来るものは拒まず去るものは追わずの姿勢があり、それゆえファンは品質保証に安心して集まってくるのです。

大日本プロレスが、同じような平日の後楽園でもフルハウスを連発するのも、その「デスマッチ」の姿勢にブレがないためにファンが安心して集まるのです。

新日本プロレスが低迷したのはエセ格闘技路線による軸のブレにファンが不信感をもったためです。

武藤全日本プロレスの、八方美人でハッスルファンやインディファンをも取り込もうとした姿勢、地方を廻らず低コストの5連戦を企画したケチ臭い姿勢、外国人レスラーを呼ばずに近場の日本人レスラーで済ませた姿勢に、その立ち位置にファンが興味を失った、代わりに新参の空気の読めないフファンがヤジり嘲笑ったというのが今年のチャンピオンカーニバルだったのではないでしょうか。

特に、名勝負を一切作らない鈴木みのるは見るたびに見苦しくなっていきます。
口でするプロレス、負けそうになると口で誤魔化すプロレスはもう見飽きました。

これからは全日本での鈴木みのるの出る興行は回避してそのぶん、新日本・真壁を見に行くことにします。

○セミ
先に入場した諏訪間は右足に包帯。足の運びもどこかおかしい。
昨日の激闘のダメージが残っているのが十分に窺い知れる。
次に入場した健介の右腕にはサポーターもテーピングもなかったが、武藤戦・ケア戦で60分近く攻められたヒジが正常でないのは誰もが分かっている。

このままふたりがお互いの故障箇所を攻撃しあえばどちらかが戦線離脱するのではないか、もしくは優勝戦に進出する前に潰れるのではないかとの予想が過ぎる。なぜなら方や豪腕で鳴る健介であり対するのはナチュラルモンスター・諏訪魔なのだ。常人のソレを凌駕するパワーファイターであるのだから。

そして開始14秒。

右腕のロックの甘いブルドッキングヘッドロックをスカした諏訪魔が電光石火の丸め込みで3カウント。
これで諏訪魔はリーグ戦を5点で終了。
同じく健介は、明日の大鷲戦で勝利して2点を加点しても5点止まり。
直接対決で諏訪魔が勝利しているため、この時点で健介が脱落。
明日の最終戦、武藤・ケア戦の勝者が決勝に進出。引き分けならば三者間で唯一白星を挙げた武藤か?
もしも両リンであれば諏訪魔が通過する。

○メイン
予想通り引き分け。(メイン開始時で20:28分。。。みえみえ)

コチラのリーグは混戦。二敗しているTAJIRIとRO'Zが脱落。
川田・小島戦で小島が勝てば決勝進出、川田が勝てばみのるとの進出決定戦になるのか?
TAJIRIはみのる相手になんかやりそうなのでここは川田の可能性が強い。

当方の希望は、川田・諏訪魔で諏訪魔の初優勝。
余勢を駆ってみのるから三冠を取り戻すという流れに期待したい。
そのあとの防衛ロードの何度目かに、きょうの健介戦のツケを払わされるのではないか。

真っ向勝負で来なかった諏訪魔に相当怒っている模様。健介はときどきこういうポカをやりますが、直後の健介ほど怖いレスラーはいません。

明日。。。大鷲は生きて帰れるでしょうか?

その他の試合はスポナビが出てから。 きょうはハズした〜〜〜。

3・27後楽園ホール「チャンピオンカーニバル・第二夜」

スポナビ・大会2日目

○前説
噂のメキシカン・アミーゴスの微妙な前説。
本日の芸人ゲスト・三又の武田鉄也ネタに空気がほんのりと温まる。
そして締めのコールを会場全体で大合唱…したと思います、たぶん。
定着するまで温かく見守りましょう。ビバ・メヒコ!

○第一試合
新人テツヤのブレイクダンスで掴みはオッケー。先発は真田とテツヤ。腕の取り合いからめまぐるしくグラウンド。見合った所で拍手が起こる。なかなか素早くていい動きをしていました。

ジュニアのテツヤは向こうっ気が強くて、勝彦に突っかかっていくのが目に付きました。
ただどうしても打撃の威力が格段に違うため、一発で押し戻される場面が多かったです。
コーナーの使い方などは非凡な所が見えたので、ぜひ「あの人」とタッグを組ませたいです。
(だから、ミゲルとかアミーゴとかいって遊んでいるヒマはないと思うんですよ、ハイ)
気になったのは、勝彦や真田の逆エビを喰らっていたテツヤを、雷陣がいちいちカットに入っていた点。
新人のうちからそういう甘やかしをするのは良くない。自力で返させないとね。そしてタッチする前にはちゃんと一発見舞うくらいの気持ちを持って欲しいです。
真田はドロップキックくらいしか見せ場がありませんでした。身体は出来ているようなので次はシングルが見たいです。

ラストは勝彦のR15を側頭部に喰らったテツヤがKO負け。肩を借りて下がっていきました。

○第二試合
TAJIRI劇場全開。本日の餌食は平井でした。さんざんおちょくられたあげくジャックナイフでピン負け。さんざんでしたね。
長尾来襲! 動きがノロくて、土方のキックにうずくまる「バボ」くんに脱帽です。「痛い」プロレスをぜんぜんやってないせいか耐久力がまったくないし、アイドル相手にフェイクを覚えたもんだから小手先の派手なアクションばかり。こういうのをウドの大木というのでしょうか。

○第三試合
諏訪魔と大鷲。大鷲の入場はいつみてもかっこいいですね。
その大鷲よりも諏訪間のほうが一回りデカイ。(あの腹がなんとかなればなぁ…)
体当たりの応酬は互角。打撃も最初は互角。
戦場を場外に移した所で諏訪間のイス攻撃に場内どよめく。「バッチーン」と大音響がして大鷲は急ブレーキが掛かったように停止してしまいました。
そこからは終始諏訪間のふてぶてしい受けの強さでチョップを捌き、観客に「諏訪魔強し」を植え付けてしまいました。大鷲ものど輪落しやボディプレスを繰り出して追い立てますが、諏訪魔のラストライドに轟沈。
インディ最強を謳われた大鷲 透が諏訪魔とこれほど差があるとは正直思っていませんでした。
ウエイトは大差なくても、パワー・スタミナという総合力に格段の差をみました。諏訪魔強し。

○第四試合
川田の打撃にRO’Zがまったく対処できず、逃げ惑う姿ばかりが印象に残りました。
このまま終わるだろうと思った一瞬RO’Zのサモアンドライバーが川田を猛爆、続くフライングソーセージで完全ノックアウト。ホールが静まり返る中、一時は担架まで運び込まれる事態になりました。
幸い自力で立ち上がったものの首に相当のダメージがあったようで、アイシングをしながら下がっていきました。

○第五試合
メヒコとVM。ルチャ風味の展開にYASSHI大喜びでマイクが踊る・踊る。
さらに闘龍門時代を思い起こすようなルチャリブレの高速ムーブを楽しそうに披露するYASSHIに場内盛り上がる。
メヒコ3兄弟のコミカルかつ高度なムーブにVMのファイトが意外とマッチしていたのを見て、「この人たちは全日本に闘龍門を再現しようとしているのかな?」とちょっと思ってしまいました。
闘龍門のユニット制とパッケージプロレスとは手法的に似通っていて、違いは選手の質とスピード感・キャラクター設定にあるだけで割と容易に模倣することは可能です。
高速ルチャ(=闘龍門)を全日本に取り入れようと企んでいるのではないか、と思いました。
もうすこし定着するまで温かく見守りましょう。
YASSHIのポリタンクの援護により近藤がキングコングラリアットでノサワからピン。

○セミ・武藤と健介
序盤、5分以上グラウンドの展開。こういうねちっこいプロレスをやって、ヤジひとつおこらない辺りに「メジャー」ふたりの存在感の凄さを再確認しました。
試合が動いたのは7分過ぎくらい。健介が武藤を逆一本背負いに取ったとき、投げた拍子に右ひじを負傷しました。そこから20分過ぎまで、武藤の執拗なピンポイント攻撃が続きました。
腕ひしぎやアームロック、腕四の字や右ひじめがけての低空ドロップキック。その攻撃にやっとのことで耐える健介でしたが、リング下にうずくまる姿ばかりが多くなり、セコンドの勝彦も着ていたシャツを脱いでいつでも投げ入れる用意をしながら声を出していました。
何度めかのエスケープの時は武藤が自分でカウントを数えて観客がそれに合唱するなど、武藤が完全にペースを握っていきます。
終盤、SW連発で勝負を掛けた武藤をギリギリで健介が返すと、ひさびさに月面水爆の体制になり館内にどよめきが起こりました。ところが武藤がコーナーに上った所を、すぐさま追いかけた健介が雪崩式トルネードボム。フォールを返されると右腕でラリアット。それでも返されると再び逆一本。パワースラム。ラリアット。フォールをするたびに武藤がすんでのところで返して場内の熱気は最高潮。ひな壇ではストンピングが起こる。
最後、健介が切り札ノーザンライトを滞空時間をたっぷりかけて投下し、場内大合唱で3カウント。
武藤から取った健介が左腕だけ上げて「やったぞ〜」と四方にアピール。こんなに素直に喜ばれて気持ちが伝わらないわけは無いです。場内大ハッピーエンドで終了。

○メイン
小島のラリアットからのピンフォール勝ち。でも内容は観戦した小島の試合の中で最低。
最後のフィニッシュのムーブまで、ヤジと笑い声が止むことがありませんでした。
観客を黙らせ、夢中にさせ、満足させるのがメインエベンターの役目です。
そして小島 聡はその仕事を任された全日本プロレスのエースです。
セミであれほど必死に武藤と健介に声援を送っていた同じお客さんからヤジられて笑われる「メイン」にいったい何を言えばいいのでしょうか?
チャンカンだとか相手が鈴木だとか勝ったとか負けたとかは、この際どうでもいいことです。

初日もそうですが、小島 聡はエースとしての修行がまったくできていません。
相手のペースにいちいちつきあって、挙句に観客にフラストレーションを溜める試合をときどきやらかします。ベストバウトをやるのに相手を選びます。
かみ合わない相手、変則的な相手とやった時には「弱気な新日本時代」の小島が顔を出してしまいます。

セミで大爆発した空気を、張り詰めた空気を台無しにしたメインをボクは批判します。

しっかりしてくれ、小島クン。全日本プロレスのエースはキミだろ?

客に「ブレンバスターいけー」とヤジられてそのとおりにするレスラーがどこの世界にいる?(怒)

https://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/skate/figure/wc/2007/photo/pict/070323_06.jpg


【SP2位の安藤美姫コメント】 

 日本開催の世界選手権でパーソナルベストを更新できて、のびのび滑れて良かった。体力面で自信がなく、プログラムを曲に合わせて久しぶりに滑ったのが今日だったのですが、すごく良かったのでほっとした。いまは解放感に浸っている。2つ目のジャンプの3回転フリップまで緊張感があったが、その後は表現力とスケーティングに集中してリラックスできた。東京に来てから調子が悪かったので、すごく焦りました。でも、だんだん上がってくるからとコーチから言われて、その言葉を信じて練習をやってきた。(明日のフリーについて)日本で表彰台に乗りたいですけど、トリプルにしてもしょうがないですし、ゴールはここではないので、今シーズン最後の試合で4回転を思い切って入れたい。
安藤のスケートは表現者の域に達していると、何度も何度も録画を見直して感心しました。
曲に込められた想い情念といったものをスケートを使って伝える事にかけては浅田やキム・ヨナの遥か先を行っているように思います。

フィギュアスケートは競技か芸術か

世界水泳シンクロナイズドスイミングでも提示された命題に挑む、『安藤美姫』は神様に愛された月の姫なのだと思います。


安藤が逆転で涙の金メダル
安藤が4回転封印の英断で金メダルを獲得した。世界フィギュアスケート選手権は24日、女子シングルのフリースケーティング(FS)を行い、ショートプログラム2位の安藤美姫(トヨタ自動車)が総合195.09点で初優勝を飾った。総合2位は、ショートプログラム(SP)で5位と出遅れた浅田真央(中京大中京高)。FSでの自己ベストを更新する133.13点をたたき出し、総合194.45点で大きく巻き返した。 SP首位の金妍児(=キム・ヨナ 韓国)は、ジャンプにミスが出て総合186.14点の3位。中野友加里(早大)は総合5位。

【初優勝の安藤美姫コメント】
 言葉にならないくらいすごくうれしいです。今日の朝の公式練習では4回転はいい感じだったが、練習で曲に合わせて跳んでいなかったので、いまの力を出し切ることを考えて4回転を跳ぶことをやめました。メダルは欲しかったですが、何色は関係なく、勝ちにいくよりも自分のベストを尽くすことを意識して滑りました。演技後、メダルが確定したことはわかっていたが、一番上の表彰台に乗るとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。

安藤が逆転で涙の金メダル。今宵、月は満ちたり!

太陽は明るく輝き、あまねく地上を照らす。キム・ヨナと浅田真央はフィギュアスケートの恒なる星として共にある。
スケートの技術を競い合い高めあうために、このふたりの選手は同じ場所に現れました。
その天命は、競技としての「女子フィギュアスケート」を男子に劣らない構成と精密さに高めることにあるように思われます。
ふたりは互いに意識するでなく「200点」という壁に常に挑み、そして超えてきました。
目の前にある演技構成の中で如何に高得点を積み重ね、そして正確に演技し、その加点によって「優勝する」という「競技フィギュア」の中心で輝いているのです。

宵闇をほのかに明るく照らす月を、人は見上げて「綺麗だ」という。

神様はいつも安藤美姫に厳しい試練を与え続けています。
この大会の前も、右肩の負傷により落選の危機に立たされました。
その前のグランプリシリーズでは悪性のインフルエンザにより最悪の体調でロシア大会を闘いました。
トリノ・オリンピックでは身体の故障と精神面での不安定さから引退を考えるほどに追い詰められ、今期のアメリカGPで奇蹟のカムバックを果たしました。
その危機をひとつひとつ乗り越えるたび、確実にスケートを深化させ、氷上のバレエの名にふさわしい「芸術」に昇華させうる表現力を身につけています。

アメリカGPの優勝のときのようなギラギラとした生命力は抑えられ、代わりに「物語」を綴るような優しさと悲しさと楽しさを官能といってもいいほどに情感豊かに訴えかけていました。

「凄い」競技を目指す浅田とキム・ヨナは神の加護によって阻害するあらゆるものから守られるべし。

「美しい」芸術を託されし安藤美姫には次から次へと試練を与え、時に欠け、やがて満ちる『月の姫』たらん。



本来PRIDE身売りとか書かなきゃいけないんですが、「プロレスのココロ」的には安藤の生き方こそ学ぶべき要素がたくさんあるような気がするのです。
PRIDE10年の功も罪も、ひとり安藤美姫の「美しさ」には敵わないような気がします。
PRIDEに関わった人々すべての「誇り」の美しさがもっとあって理想を追い求めていたら、どれだけ選手が抜かれても名前は残った気がします。競技「PRIDE」が失われたのは、ヒトのココロの美しさが足りなかったからです。なぜなら、ココロ(=誇り)はカネでは動かないものだからです。
お金でやりとりされてしまったPRIDEは誇りの具現化したものではなかったからです。

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事