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ヒノマチコのブログ
機械じかけの予言者

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ローレル(4S28)のオーバーホール
〜分解編〜



長く続いた旅行記事のおかげで時計ブログだったことを忘れいました(笑)。
ということで、前回記事で紹介した「ローレル(4S28)」をOHします!
だんだんと時計ブログっぽい雰囲気の内容になってきましたね^^
たまには分解掃除の記事も投入しなくてはですね(笑)。

このたび紹介した「ローレル(4S28)」は23年前のムーブになります。
オールドなのか、近年なのか。。。
私は近年のムーブのOHはあまりしたくないという考えがあります。

でも、この製品は安価な不動ジャンクで手に入れたものなのです。
いくらいい時計でも不動品では。。。ねぇ。。。なので、やるしかないのです!
とにかく可動品にする為にも、分解掃除をしてみましょう^^

イメージ 1
まずは時分針を重ねた位置にしておきます。
スナップ式の裏蓋を開けるとこのような感じです。
イメージ 2

ゼンマイはフルで巻き上がっております。
揺らすとテンワが振れるのですが、動力が届いていないようです。

とにかく、分解しましょう!

リュウズを外し、中身を取り出したら、まずは針類を外していきます。
イメージ 3

そうそう、順番は気にしないでくださいね(^_^;)

テンプ受け側のダイヤショックを外します。
イメージ 4


テンプも外していきます。
イメージ 5


遅くなりましたが、ダイヤルを外します。
日の裏はこんな感じですね^^
ザ・プレート!といった感じですね。
イメージ 6

それでは輪列側のアンクル解除して・・・でもゼンマイが解けない。。。(^_^;)
まぁ、とりあえず総受けをはずして分解していきしましょう!

イメージ 7
三・四・ガンギと各車を外していきます。
イメージ 8
二番受け(中受け)を外します。
この辺の時だったかぁ。。。
急にゼンマイが開放され「シャーッ!」となりました(笑)。
まぁ、テンプもガンギも主となるものは外しているので気にしません!
イメージ 9
秒規正が見えました^^
規正レバーも紛失しやすいバネも外していきます。
イメージ 10
しかし、この時点ではゼンマイの入る香箱が外れません。
あ、そういえば52系の角穴は日の裏だったけ!??
となると、やはり4S28もそうなるわけね^^
まぁ、中途半端な現状に見えるかもしれませんが、日の裏へとクルリンパします!。
イメージ 11
日の裏のプレートを外すと、またプレートです。
そうか!中三針ではなくスモセコ機なので、伝エ車があるのですね!
イメージ 12
日の裏二枚目のプレートを外します。
イメージ 13
らしくなってきましたね^^
イメージ 14
裏押え周りを外します。
イメージ 15
角穴車香箱関連も外します。
ゼンマイが解けなかったのは角穴周り?二番車周り?の癒着だったのかなぁ。。。
イメージ 16
色々と細かいものを外していきます。
イメージ 17
最後に二番車をボコッと外して丸裸にいたします^^


とりあえず、分解の方はこれにて終了です。

このあとは、ベンジンにて洗浄し、乾かしてから組立作業へと移ります。

毎回思うのが、戻せるのかなぁ。。。???
な〜んてなことを考えながら、まっどうにかなるか!^^
そんな具合でいつもOHしてるのです。


そうそう、今回の香箱なのですが、解体しませんでした。
よく見ると、両面の溝が分からず開くのか開かないのか悩みました。
間違いなく開くはずなのですが、もし、何か不具合が起きた時の事を考えると。。。
結局そのまま使うことにしました。
なんせ、このゼンマイには独自開発のスプロン素材が採用されているとか。
それを信じましょう。洗浄注油しなくても大丈夫だと。。。


このように、今回は分解編の記事となります。
次回は組立編です。


それでは、また次回\(^o^)/




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この記事に

  • おはようございます(^∇^)

    オーバーホールを出来るのが羨ましいです。時計の楽しみも広がるんでしょうね。
    初めてオーバーホールをされた時はどんな具合でしたか?
    何か参考にされた文献とかはあったのでしょうか?
    実際わたしにはちんぷんかんぷんで(^_^;)ただただ凄い!なんです(^_^)

    [ kot***** ]

    2018/5/11(金) 午前 7:44

    返信する
  • 久しぶりのOH記事ですね(^^)
    勉強になります。
    やはり私にはまだここまで出来ません(^_^;)
    何時かは…とは思うのですが、途中までで注油で終了がやっとです(。-ω-)
    部品飛ばすと代えが…
    特に最近は老眼がひどくなってきてしまいました…-ω-(見えない…)
    困ったものです…

    [ has***** ]

    2018/5/11(金) 午後 0:03

    返信する
  • 顔アイコン

    こんばんは。

    ローレル分解お疲れ様です。。。
    日の裏側の2枚受けってデイト仕様の為なんですかね。。。
    総受けの2枚重ねはコスト的にドウナンダロ?っと余計な心配をしてみました。。。 笑)

    [ とんぬら ]

    2018/5/11(金) 午後 9:45

    返信する
  • ドラのび太 さん

    ナイスをいただきありがとうございます。

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 10:14

    返信する
  • > kot*****さん

    ナイスにコメントありがとうございます!
    私も自分で思うのですが、オーバーホールが出来るというのは、素人から見ると羨ましいことなんですよね。私も自分でメンテする前は分解掃除出来る人って、凄いし羨ましい気持ちでした。その気持ちはよく分かります。
    勿論作業も凄く楽しいですし、愛着もより湧くというものです。しかし、紛失破損などの自己責任のリスクはあります(笑)。
    参考文献も勿論いくつかあります。資料や道具に一体幾ら費やしたか。。。考えてみればストックパーツも含め、今に至るまでには。。。やはり結構掛かってますよね。GC?VFA?皆さんもそうだと思います(笑)。
    実際メンテ記事を事細かに記事にするのは避けてます。参考にされたら色んな方がいきなり安易にトライされてジャンク時計が増える可能性もありますし、また、自己メンテを教えるブログでもないですし、一切責任は取れませんからね(笑)。
    でも、素人の時計好きがこの一線を越えるのはかなり大きいことだと自分でも思います。しかし、好きだからこそなのか、どんな失敗も嫌に思うことはなく、全て楽しいものです^ ^

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 10:39

    返信する
  • > has*****さん

    ナイスにコメントありがとうございます。
    久しぶりにメンテ記事をアップしましたが、実際はちょくちょくやっているのですよ(笑)。楽しいですし、ジャンクが蘇るのが何とも言えない喜びになるのですよね。
    機械式は年代によって構造に特徴があります。やはり素人が手を出すには難しいものや、簡単な狙い目の年代というのもあります。しかし、自己責任は当たり前なので場合によっては普通にプロにお願いした方が安い場合もあるかもしれませんよね(笑)。まぁ、そうならないためにも神経は使います。勿論疲れもそれなりの時がありますが、達成感は爽快でもあります。とにかくメンテの前にタイムグラファーを所有すること大事かもしませんね。医者でいう診察ですからね^ ^

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 10:52

    返信する
  • kam***** さん

    ナイスをいただきありがとうございます。

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 10:52

    返信する
  • > とんぬらさん

    ナイスにコメントありがとうございます!
    2枚なんですよね。。。(笑)
    デイト有無の関係かと思いますよね。でもそうでもないようにも思います。強引にスモセコ仕様にしているのもそうですが、基本となる地板が4S系の為、干支足の長さと地板の固定までの長さの関係もあると思います。日の裏のデイトなどのパーツがないぶん厚みをどこかで補っている感じですよね。だからこそスモセコの伝エ車の為にプレート2枚も使うというコスト的には無駄なのかもしませんよね。。。とにかく駆け出しの機械式復活ムーブなので、4S系の可能性の為にも頑張っている感も伝ってくるムーブです。^ ^

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 11:07

    返信する
  • まめ太。 さん

    ナイスをいただきありがとうございます。

    ヒノマチコ

    2018/5/11(金) 午後 11:08

    返信する
  • 顔アイコン

    4Sの香箱は食い合わせ式なので、香箱側面の段付き部分に爪をひっかけて開けます。無理に開けなくても、香箱芯と蓋の隙間にメービスD5などをオイラーで垂らしておけば十分かと。香箱芯が固着して不動となっている個体が時々あります。 削除

    [ 通りすがり ]

    2018/5/12(土) 午後 0:41

    返信する
  • > 通りすがりさん

    コメントありがとうございます!
    この香箱はそういう構造なのですね。古い香箱しか扱ってなかったので、側面だとは思いもしませんでした。どうりで天地の面に溝がないわけですね^ ^
    御教授下さいましてありがとうございます!
    確かに今となっては4S系は不動品が比較的多いように思うのですよね。やはり香箱芯が悪さをしていたかもしれませんね。参考になりました。次回のメンテにてよく香箱を観察してみます。

    ヒノマチコ

    2018/5/12(土) 午後 2:55

    返信する
  • > ヒノマチコさん
    こんにちは(^^)
    連投失礼しますm(__)m

    仰る通りですね。
    この一線を越えるのは時計大好き人間にとって大きいことです!
    そして全てが自己責任なんですよね。
    しかし自分で手をかけたら愛着も倍増したのしいでしょうね(^_^)v

    [ kot***** ]

    2018/5/12(土) 午後 6:14

    返信する
  • > kot*****さん

    こんばんは!
    コメントありがとうございます。
    そうです。この一線はかなり大きいです!
    自己責任は当たり前なので高級機や希少品は要注意ですよね(笑)。私も初めて手に付けたムーブは勿論潰す結果になりましたからね(笑)。そんなものです。でも、その潰すことになった失敗が、私に火を付けた形となったのです。悔しさのあまり、絶対に成功させるんだという諦めない気持ちにさせてくれましたからね^ ^
    潰す覚悟で分解してみるのもいいかもしれませんね。そのかわりジャンク品や名のないような時計に限ります(笑)。

    ヒノマチコ

    2018/5/12(土) 午後 6:45

    返信する
  • 顔アイコン

    皆さんのコメントにあるように、ご自分で分解・整備できるのはとても羨ましく感じます。
    自己責任でチャンピオンとかクラウンあたりの幾らでも今後も入手できそうなところから手をつけてみようかなんて何度考えたことかわかりません……

    が、なかなかその一線を越えることができずにいます><

    [ ver***** ]

    2018/5/13(日) 午前 6:58

    返信する
  • > ver*****さん

    ナイスにコメントありがとうございます。
    この一線を越えるには、投資金と自己責任感には男らしさを備えておかないとですね(笑)。でも恐れることはないのです。潰すことを前提で取組みますので。。。で、結果は潰します^ ^
    勿論道具も最初はお試しで安くいい加減な道具を使いがちになり、その後は使える道具を揃えたくなります。専用の道具は高額ですから最初に色々揃えるのは金額的に無理かもしれませんよね。徐々に時間をかけて揃えることになりますね。作業部屋などの環境作りも必要ですね。
    あとは忍耐強さと器用さも重要です(笑)。本当に部品が小さいので必ず紛失しますからね^ ^

    ヒノマチコ

    2018/5/13(日) 午前 7:19

    返信する

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