日のあたらない邦画劇場[別館]

最近の記事はコメント&トラバを承認制とさせていただきました、あしからず。

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[注意]IMDbではEpisode25「Man with an Edge」に出演したことになっているがこれは誤り。
正しくはEpisode25「Lament for a Dead Goldbrick」(エピソードタイトルもこちらが正しい)である。
 
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/The_Lieutenant
 
日本では未放送、製作は『スタートレック』のGene Roddenberry(ジーン・ロッデンベリー)で、彼自身の軍隊経験に基づいている。ロッデンベリーが意欲的に取り組んだ作品だったがおりしもベトナム戦争の最中であったため、軍批判のような内容には検閲が入ったとのこと。これに懲りたロッデンベリーは時代を未来的にして内容をSFに置き換えてしまうことで検閲の対象にならないことを狙い後年に製作したのが『スタートレック』であると言う。
 
『The Liutenant』はドラマ性も高く、当時、注目株の新人や中堅俳優が多くゲスト出演していた。レナード・ニモイ、二シェル・ニコルズら『スタートレック』のレギュラー陣もこのシリーズにゲスト出演している。
 
本シリーズでレギュラー出演したロバート・ヴォーンは頼もしい上官役で注目され後に『0011ナポレオン・ソロ』の主演を獲得したとのこと。
 
主演は元フットボール選手で映画『2001年宇宙の旅』のGary Lockwood(ゲイリー・ロックウッド)、共演者はテレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のRobert Vaughn(ロバート・ヴォーン)、今回のゲスト出演は映画『ゴッドファーザー』のRobert Duvall(ロバート・デュヴァル)。
 
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『2001年宇宙の旅』でHALに命綱切られた人。
 
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ソロさん♪
 
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ゲスト出演者中で最も大物になった人。
 
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第二次世界大戦従軍経験者。
 
海兵隊のルテナント(中尉)であるウィリアム(愛称はビル)・ライス中尉(ゲイリー・ロックウッド)が指揮をしていた夜間訓練で若い海兵が水死する事故が起きた。
 
軍隊に批判的なジャーナリストのリチャード・ウィットリー(ロバート・デュヴァル)はライス中尉の責任と前近代的な軍の陰湿な習慣の復活をにおわせる記事を掲載した。記者会見を開いた海兵隊の幹部にもかみつくウィットリー。記者仲間はあまりたて突くなと忠告するが「素晴らしいジャーナリストは大口たたくもんだぜ」と自信満々のウィットリーである。
 
海兵隊は軍法会議で事実を明らかにすることにした。入隊以前は法律関係の仕事を長く経験していたジェーソン・クラーク少佐(Joseph Campanella:ジョセフ・カンパネラ)が検事役に任命される。マスコミ対策としか思えない軍法会議で若い海兵をさらし者にするのは嫌だと拒否しようとしたクラーク少佐だが「軍には透明性が必要だ」と説得されて渋々引き受けた。
 
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予定より早く訓練が終わったので異変を感じる記者たち。
 
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上官に呼ばれたクラーク少佐は何事かと思っていた。
 
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マスコミ対策の軍法会議なんてイヤです、と拒否したクラーク少佐。
 
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完全に潔白を証明してほしいと説得される。
 
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本当にイヤそうなクラーク少佐・・・そんな怖い顔しなくてもいいのに。
 
一度、受命したからには職務に厳格なクラーク少佐だが相手が知り合いでもあるライス中尉なので相当、やりにくそうではある。
 
一方、ウィットリーは言葉巧みに下士官や兵卒に接近してライス中尉の落ち度を探ろうとする。
 
第一回目の法廷で当時の状況を詳細に説明させられるライス中尉。ウィットリーは証人として死んだ海兵の婚約者を呼ぶようにクラーク少佐に申請した。
 
証人として出廷した婚約者のコニーは死んだ海兵がライス中尉のことを非難していたと証言した。
 
軍法会議を傍聴したウィットリーはライス中尉に「あれは事故ではなく私怨による、軍隊独特のイジメが原因ではないか?」と切り込んだ。
 
憤慨しつつ冷静な態度を保とうとするライス中尉だが、どうも分が悪いと読んだクラーク少佐はひそかにライス中尉の直属の上官であるレイモンド・ランブリッジ大尉(ロバート・ヴォーン)にウィットリーがなぜ執拗に軍の批判をするのか探り出してほしいと頼む。
 
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任務なのでしかたなくライス中尉を尋問するクラーク少佐。
 
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軍法会議が開廷した。
 
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鋭い追及に毅然と証言するライス中尉。
 
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ウィットリーは皮肉をこめて軍隊の悪い習慣が復活したんだろうと言う。
 
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ウィットリーの追及に違和感を感じたクラーク少佐。
 
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ランブリッジ大尉にウィットリーの話をきいてくれるように頼むクラーク少佐。
 
ランブリッジ大尉は海兵たちのたまり場であるクラブに出入りしていたウィットリーと話し合った。実際に話をしてみるとウィットリーはインテリで優秀な男だった。朝鮮戦争に従軍していたウィットリーは戦場で厳しいシゴキにあったことがトラウマになっているらしい。
 
ランブリッジ大尉がじっくりと話を聞いてくれたのでウィットリーは落ち着きを取り戻した。そしてランブリッジによってジャーナリストとしての倫理観に目覚めるウィットリー。
 
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苛烈な体験を語るウィットリー。
 
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軍隊の士官として元兵士の悩みを親身になって聞くランブリッジ大尉。
 
再び開廷された軍法会議でウィットリーはもう一度、コニーを証人として出廷させたいと言う。裁判官らは扇情的な記事を書きたいだけじゃないのか?とウィットリーに真意を確かめると彼は違うと言う。コニーはライスと婚約者が2時間近くも楽しそうに夕食を楽しんでいたと証言した。
 
コニーは婚約者が本気でない冗談を言ったのをそのまま証言したのだった。こんなに重大なことになるとは予想していなかった、恋人が死んだので神経が高ぶっていた自分の軽はずみな前回の証言を詫びるコニー。
 
法廷は事故死と断定し、いかなる個人的な感情や軍隊の陰湿な習慣の復活もなかったと判決を下した。
 
ホッとするライス中尉、ランブリッジ大尉たち。だが、一番ホッとしたのはイヤな役目を引き受けたクラーク少佐だったことだろう。
 
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誠実に証言したコニー、そして冷静になったウィットリー。
 
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ああシンドかったなあ・・・心身ともにお疲れのクラーク少佐。
 
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ナイスフォローなランブリッジ大尉。
 
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「じゃ、次の週末はテニスでもしようか」と語り合う元被告と元検事。
 
今回のお手柄はライス中尉を陰ながらフォローしたランブリッジ大尉の活躍に尽きる。普段は説教くさいおっさんだが、今回は軍隊の士官としての包容力で悩める元兵士のトラウマを克服させてあげたわけだ。理想の上官グランプリが開催されたら優勝間違いなしだ。
 
演じるロバート・ヴォーンとロバート・デュヴァルの白熱した演技も見応えがあった。ヴォーンの静の芝居にデュヴァルが畳み掛けるようにイヤな体験を激白するところが、ハイライトになっていた。
 
ジョセフ・カンパネラの精密機械のような演技はこのころからだが、今回はヴォーン、デュヴァル、カンパネラという3人の芝居巧者がそれぞれに見せ場を作ったということになるだろう。
 
かなり地味なドラマだがジーン・ロッデンベリーの実体験に基づいているし、第二次世界大戦に従軍経験のあるジョセフ・カンパネラもいることだし、他にも朝鮮戦争に行った人もいるだろうから、日本人にはなかなか興味深いシーンやエピソードも多いので、ぜひ今からでもいいから日本で放送してほしいものだ。
 
★くれぐれもリージョンにはご注意ください★
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今回のエピソードはシーズン2のコンプリートDVDに入ってます。

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