日のあたらない邦画劇場[別館]

最近の記事はコメント&トラバを承認制とさせていただきました、あしからず。

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この作品はDario Argento(ダリオ・アルジェント)監督がもっとも気に入らない作品だそうだ、それがどうした?
 
ミステリーファンやら映画通からは酷評もされているらしい、そんなことは一切関係ない。
 
なぜならJames Franciscus(ジェームズ・フランシスカス)が出ているからだ、しかも主演だ、私は彼のファンなので、彼が出ているかぎり悪口は(あまり)書かない(ようにしたい)。
 
Karl Malden(カール・マルデン)の名前を耳にして『波止場』『欲望という名の電車』『パットン大戦車軍団』のいずれをベストにするか悩む人は多いと思う。
 
まちがっても『メテオ』や『サイレンサー/殺人部隊』をベストに持ってこないでほしいとマルデンは思っているかもしれない。
 
マルデンは「自身が出演したすべての作品を誇りに思う」と言う、しかし、「三振もあればホームランもある」ともいう、正直な人である。
 
オスカー俳優であるマルデンが、イタリア映画、しかも『歓びの毒牙』で当てた新進気鋭の監督の作品に出演したとなれば、これはただごとではあるまい。
 
・・・と、事前に盛り上げておいて、と・・・
 
★ネタバレしてます★
 
イタリアの町に住む盲目のフランコ・アルノ(カール・マルデン)は元新聞記者だが今ではクロスワードパズルの製作を請け負っている。
 
マルデンと一緒に暮らしている姪の少女ローリーは最愛の叔父を「クッキー」と呼ぶ。
 
ある晩、ローリーと散歩していたマルデンは路駐の自動車の中にいた若い男の声に耳をそばだてた。
 
翌朝、その場所へマルデンがやってくるとパトカーが来て物々しい雰囲気だった。
 
通りかかったジャーナリストのカルロ・ジョルダーニ(ジェームズ・フランシスカス)に状況を確認したマルデンは、近くの遺伝工学研究所で盗難事件があったことを知る。
 
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マルデンとフランシスカスの出会いは偶然だった。
 
その研究所では遺伝子の中から殺人傾向のある特徴を探り出し、犯罪抑止に役立てようとしていたのだが、その研究所に関する重要な機密が奪われ、守衛が襲われた。
 
研究所の所長の娘であり研究者でもあるアンナ・テルジ(Catherine Spaak:キャサリン・スパーク)は無駄にエロい身体をしていたが、いかんせん、この研究所の男性は同性愛者が多いらしい。
 
犯人に心当たりがあると言っていた主任研究員のブラウン(Horst Frank:ホルスト・フランク)は、駅のホームから転落し列車に轢かれてむごたらしい死に方をした。
 
彼の愛人は真犯人の手から機密書類を奪い返して隠したが、真犯人によって絞殺された。
 
その愛人から機密書類のことを聞いていたフランシスカスは前科者の金庫破りに協力させてブラウンのデスクを探させたが見つからない。
 
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「素敵だね・・・」と言い寄ってきた同性愛者の研究者に困ってるフランシスカス。
 
マルデンは愛人は用心深い性質だからきっと機密書類を肌身離さず持っているはずだと言う。
 
マルデンとフランシスカスは命を狙われる。
 
スパークと一緒にいた(ていうか、寝た)フランシスカスは届けられた牛乳に毒が盛られていたことを知る。
 
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身体と心の悩み相談に来た(うそ)スパーク、フランシスカスがノーマルでよかったね!
 
マルデンは警察に保管されていた愛人の遺品の中に機密書類がないことを知ると遺体を調べることにした。
 
しかしマルデンは目が見えないので、目が見えるフランシスカスが協力する。
 
墓地へマルデンと一緒に来たフランシスカスだが「わざわざ夜来なくてもいいんじゃないですかねぇ」男前だが度胸はからっきしである。
 
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夜の墓地で怯えまくるフランシスカス、「君、離れなさいよ!」とでも言いたそうなマルデン。
 
愛人の遺体の胸についたままのロケットに仕込まれた書類を見つけ出したフランシスカスはいきなり墓地に閉じ込められてしまう。
 
外にいたマルデンは真犯人に遭遇していた。「ローリーを返してほしければ書類をよこせ」と言われたマルデンはしかたなく書類を渡した。
 
しかし、ローリーが無事に返るかどうかわからない。マルデンは白杖に仕込んだ刃物で真犯人に重傷を負わせたと言う。
 
フランシスカスは研究所の関係者が犯人に違いないと直感し、警察署へ行くが証拠がないと一度は捜査を断られた。
 
ローリーの命がかかっているのでフランシスカスの必死の説得に警部補も腰を上げてくれた。
 
研究所には誰もいない、しかし、フランシスカスは屋上で血痕を発見した。そこへ、何者かがフランシスカスを襲った。
 
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屋根の上で、二枚目の顔面を強打されたフランシスカス、この後、転落しかかる。
 
★しつこいようですがネタバレですよ★
 
若い研究者のカゾーニ(Aldo Reggiani:アルド・レジャンニ)だった。彼は腹部に重傷を負っていた。
 
不意打ちを食らったフランシスカスはカゾーニにボコボコにされて研究所の屋根の上から落ちそうになる。
 
カゾーニはローリーを始末しようとした。そこへフランシスカスが飛び込んできたがカゾーニに刺されてしまう。
 
フランシスカスを追って屋上へ来ていたマルデンは警察に追いつめられた逃げ出したカゾーニを押さえつけた。
 
カゾーニは研究中だった殺人傾向の遺伝子の保有者だったのだ。このままでは自分の研究者としての人生がエンドになる。
 
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怒り心頭のマルデン、フランシスカスに反撃されて虫の息のカゾーニ。
 
彼はその事実を知るブラウンや他の研究者を次々に殺していた。
 
頭に血が上りきっているマルデンは「んなことはどうでもいいからローリーを返せ」と迫った。
 
え?え?フランシスカスの生死なんかどうでもいいわけ?ひでーな、マルデン!
 
カゾーニは「ローリーを殺した」と告白した。そこへ警察がやって来たがマルデンはカンカンに怒ってカゾーニをエレベータシャフトへ突き落した。
 
んなもん「殺し屋になるかもしれない」程度の研究結果でビビッてるくらいなら、自らその説を否定すればいいじゃんか?と思うがカゾーニは自分で仮説を証明してしまった。
 
マルデンの見えない目にキャメラがなって「クッキー!」とローリーが呼ぶ声でエンドマーク。
 
ラストはあいまいになっているのでここは余韻がぐっと残っていい感じになっていた。
 
よくやった!フランシスカス、っていうオチじゃないけどファンとしてはそんな感じ。
 
ハリウッドの大物であるマルデンとの共演に緊張と興奮を感じ、アルジェントの監督としての才能を高く評価していたフランシスカスはなかなかの奮闘ぶりである。
 
しかし、だ、アルジェントは嫌いだって言うんだな、わからなくもないけどさ。
 
マルデンは撮影開始すぐに現場のニックネームが「提督」だったそうで、パシリ?だったフランシスカスは「副官」と呼ばれていたそうである。
 
威張ったわけじゃないだろうが、メジャーのキャリアからすれば、スタッフは素直にそう呼んだのだろう。
 
ハリウッドのウエルメイドとは、環境も出来栄えも比較できないかもしれないけど、真面目につきあってくれたマルデンとフランシスカスのおかげでミステリーとして普通に楽しめた。
 
ファンの間では予想外に好評らしいことに、苦虫をかみつぶしているであろうアルジェントの顔でも思い浮かべて笑うのもまた一興であるしね。
 
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スパークの衣装はワンタッチで脱げます。
 
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上半身裸のスパーク、どこ見てるんだか・・・フランシスカスも準備中。
 
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ブラウン、ただいま列車に轢かれ中。
 
 
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1980年、西ドイツ、製作:Cine Artist Film GmbH、監督:Ted Post(テッド・ポスト)、NBCで放送されたテレビムービー。
 
8シーズン続いた人気テレビシリーズ『マニックス特捜網(Mannix)』の主人公、ジョー・マニックス役で主演してすっかりヒーローのイメージが定着したマイク・コナーズ。
 
番組終了後5年たって演じたのはアクの強い傲慢な役どころだった。
 
★完全にネタバレしています。
 
若妻が巻き込まれる連続殺人事件。
 
オープンリールのレコーダーが静かに回っている、ある邸宅の地下室。スピーカーからは男女のいちゃいちゃする声が聞こえてくるのだった。
 
アメリカ合衆国のアリゾナで巨大なプラントの経営者であるウェンデル・アトゥル(Mike Connors:マイク・コナーズ)は空港のコインロッカーを所得隠しの金庫として利用している。ガードマンは買収済みである。
 
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税金のがれのための隠し金庫がロッカー。
 
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中には大金が入っている。
 
彼の美人妻のキャサリン・アトゥル(Jaclyn Smith:ジャクリン・スミス)は出張から戻ったウェンデルを迎えに行くがわずかに遅刻した。
 
ウェンデルは妻のわずかな遅刻も気に入らないようだ。仕事を持っているキャサリンは、高圧的で口汚いウェンデルと離婚したいと思っている。
 
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妻の遅刻にも不機嫌になる超ワンマンなウェンデル。
 
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離婚を望むキャサリンが嫌がることばかりするウェンデル。
 
しかし、ウェンデルは嫌がるキャサリンを見て楽しんでいるようだ。
 
おまえ、ホントに性格の悪い奴だな。
 
キャサリンの運転にも文句をつけまくるウェンデル、会社でもウェンデルの傲慢ぶりは発揮される。
 
そんなウェンデルの腹心の部下がスティーヴ・フルトン(James Franciscus:ジェームズ・フランシスカス)である。彼は元CIAであり、従業員を監視するイヤな任務を引き受けている。
 
ウェンデルは心臓に持病があり、薬が欠かせないが、経営姿勢は強硬で組合結成をしようとしている従業員の不当解雇も全然平気だ。
 
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面倒くさい仕事を押し付けて文句を言わせないウェンデルにムカついているスティーヴ。
 
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なんか文句あるのか?
 
ウェンデルは自宅へ戻ると使用人のメキシコ人のメイドがデスク周辺を掃除したことが気に入らず罵詈雑言を浴びせた。
 
彼が愛情を注いでいるのは愛犬のドーベルマンとペットの猿だけだ。しかし、猿に対してもウェンデルのサディスティックな性格は発揮される。
 
スティーヴとキャサリンはキッチンでべーべー泣いているメイドをなぐさめて自宅へ帰した。
 
猿の檻を叩いて挑発し逃げ場のない檻の中で逃げまわる猿を見て楽しそうなウェンデル、キャサリンは我とわが身を見るようでつらかった。
 
スティーヴはウェンデルに飲み物を作ったが、こっそりと薬品を入れた。その飲み物を口にしたとたん、ウェンデルが苦しみだした。
 
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元CIAは薬殺なんてヤバい仕事は慣れてる。
 
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キャサリンに助けを求めるウェンデル。
 
心臓発作だと思ったキャサリンは医者を呼ぼうとしたが、スティーヴは「手遅れだ」と言い電話をさせない。倒れて悶絶したウェンデルは動かなくなった。
 
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スティーヴの裏切りに気がついたウェンデルだったが手遅れだった。
 
スティーヴはキャサリンに後はまかせろ言った。キャサリンはスティーヴと浮気していた。冒頭の、テープに録音された情事の声の主はキャサリンとスティーヴだった。
 
ウェンデルの遺体を冷蔵庫に押し込んだスティーヴ。愛犬のドーベルマンは主人の遺体のそばから離れない。スティーヴはウェンデルのスーツを着て、パスポートの写真を貼り換えた。彼はウェンデルとしてワシントンへ行く。
 
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ウェンデルの遺体を冷蔵庫に隠すスティーヴ。
 
ウェンデルにはワシントンで行方不明になってもらわねばならない。そうしないと、キャサリンとスティーヴが疑われるからだ。
 
さらに、スティーヴは空港のロッカーのからくりを知っていた。キャサリンに金を取ってくるように指示したスティーヴは「明日戻る」と言って去って行った。
 
キャサリンもウェンデルが生きているように振る舞わなくてはならない。キャサリンは名誉市民として表彰されることになっていた。
 
授賞式のパーティーで親友のモニカ・チャイルズ(Sybil Danning:シビル・ダニング)から祝福されたキャサリンだったが、実は心臓がバクバクだった。
 
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スピーチをするキャサリン、プレゼンターは親友のモニカだった。
 
モニカの夫ハーバート(Fritz Weaver:フリッツ:ウェーヴァー)が親しげに話しかけてきた。美人のキャサリンに前から目をつけていたハーバート。邪魔な亭主のウェンデルがいない今、彼はキャサリンをモノにしたいと思っていた。
 
好物のブランディーを飲みすぎたハーバートは酔った勢いでキャサリンの家に押し掛けた。
 
無理やりキャサリンを抱こうとしたハーバートだったが、そこへウェンデルの愛犬ドーベルマンが襲いかかった。まるでウェンデルが乗り移ったようにハーバートの腕にかみつくドーベルマン、ほうほうの体でハーバートは逃げ出した。
 
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主人の奥さんに手を出すヤツは許さない!
 
翌朝、ダナー警部(Robert Mitchum:ロバート・ミッチャム)が訪ねてくる。ダナー警部はウェンデルに捜索願が出ていると言う。キャサリンはウェンデルはワシントンにいると言う。ダナー警部はキャサリンの昨日の行動をしつこく尋ねた。
 
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ダナー警部はキャサリンを怪しんでいるようだ。
 
ダナー警部が帰った後、キャサリンは不安になりスティーヴの宿泊先へ電話をかけた。スティーヴはワシントンを発っていた、しかし、彼の自宅の電話は留守電だった。
 
ダナー警部は電話で「ウェンデルはワシントンを発って戻ってきているはずだ」と言う。キャサリンはこのままダナー警部に家探しでもされたらウェンデルの遺体が見つかってしまうので移動させることにした。
 
冷蔵庫を開けたキャサリンは絶句した。そこに入っていたのはウェンデルではなく、頭を拳銃(ウェンデルの拳銃)でぶち抜かれたスティーヴの遺体だった。
 
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冷蔵庫の中身に驚愕するキャサリン。
 
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凍ってるだけじゃなくて頭ぶち抜かれてるスティーヴの遺体。
 
あわてふためいていたキャサリンのところへモニカがやって来た。ハーバートにちょっかい出すなとキャサリンに文句を言うモニカ。なにがなんだかわからないうちに、夫が死に、浮気相手が殺され、親友からはビッチ女呼ばわりされてしまったキャサリン。
 
こうなったらスティーヴの遺体を始末しなくちゃ!切り替えの早いキャサリンである。スティーヴの遺体をビニールバックにくるんで廃坑に捨てたキャサリン。
 
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大好きなスティーヴの遺体を捨てるキャサリン。
 
自宅へ戻り、空港のロッカーへ向かったキャサリンだったが、なんとその空港には死んだはずのウェンデルを呼び出すアナウンスが流れ、ウェンデルらしき人物が電話をかけていた。
 
パニックになったキャサリンはあわてて車で逃げ出したが、彼女の目の前に愛車のクラシックカーに乗ったウェンデルが姿を現す。
 
ウェンデルは死んではいなかった?スティーヴを殺しのはきっとウェンデル、そして次は自分の番だと怯えるキャサリン。コンテナの集積所に追いつめられたキャサリンはフォークリフトにつぶされそうになり失神した。
 
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死んだはずのウェンデルは生きていた?恐怖にかられるキャサリン。
 
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確かに運転しているのはウェンデルのようだ。
 
気がつくとキャサリンは自宅にいた。何者かが彼女を自宅へ運んだようだ、ウェンデルの愛車と一緒に。
 
ダナー警部はウェンデルの会社のオフィスを捜索していた。彼はウェンデルの小切手帖の控えを押収した。
 
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家宅捜索にしては挙動不審なダナー警部。
 
キャサリンは、もうこなったらドスケベなハーバートにでも頼るしかない、ハーバートに電話したが鬼嫁モニカにこってりと油をしぼられたハーバートはそっけない。
 
もはやドーベルマンしか頼る相手はいないのか、しかし、そのドーベルマン犬も殺された。
 
ウェンデルの書斎に明かりがついている、そしてそこにウェンデルがいた。錯乱したキャサリンがウェンデルにすがると、それはとっくに死んでいるウェンデルの遺体だった。
 
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キャサリンを狙っていたのはウェンデルではなかった、彼は本当に死んでいた。
 
そして、ダナー警部がまたもややって来た。
 
ダナー警部はウェンデルの遺体を確認すると、弁護士をに電話をかけてくれた。
 
キャサリンはロッカーにある金のことをダナー警部に話した。ロッカーの鍵をダナー警部に預けたキャサリン。キャサリンにシャワーでも浴びてリラックスするように勧めてくれる親切なダナー警部。
 
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キャサリンが信頼できる唯一の人物だったダナー警部。
 
★いよいよネタバレです。
 
だが、しかし、突然、ダナー警部が豹変する、彼は警察へ電話をしていたように見せかけて、時報を聞いていただけだった。
 
彼は、キャサリンをシャワールームに閉じ込めて、熱湯を浴びせるダナー警部、邸宅のあちこちに仕掛けて置いた隠しマイクを回収してまわる。素っ裸で暴れるキャサリン(※DVDは18禁)
 
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熱湯地獄にされているキャサリン。
 
彼は、実在するダナー警部になりすましていた。録音機のテープをも回収するその男の手には、ウェンデルのデスマスクがあった。キャサリンを精神的に追い詰めるために死んだウェンデルに化けていたのも彼だった。
 
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綿密な計画を立てていた謎の男。
 
彼は何者だろうか?彼はロドリゲスという男だった。
 
ウェンデルの金を奪うのが彼の目的だった。
 
スティーヴを殺したのも彼だった。彼は本物のダナー警部に電話をかけて「キャサリンとウェンデルを殺した」と通報し「俺はスティーヴ・フルトンだ」と名乗った。
 
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ダナー警部、ウェンデル、今度はスティーヴになりすました。
 
ロドリゲスはすべての罪をスティーヴになすりつけた。綿密な計画と、ウェンデルの家の事情を詳しくつかむためにテープレコーダーを仕掛け、何もかも知り尽くしたうえで、キャサリンの前に現れたのだった。
 
ロドリゲスはウェンデルの金をロッカーから取り出すと悠然と去って行った。
 
ただ一人、全裸で全身大やけどを負ったキャサリンが瀕死の状態で電話をかけていたが、それはどこにも通じていなかった。
 
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もっと衝撃的な全身大やけどのカットもあります。
 
ジャクリン・スミス、マイク・コナーズ、ジェームズ・フランシスカス、そしてテレビに転向していたロバート・ミッチャム。
 
単独でも主演できる、いわばテレビムービーのオールスター作品と言える。
 
しかも、主要な人物がすべて悪者なのだ。特に、各上のロバート・ミッチャムまでは悪党だったというのが意外性というところだろうか。
 
コナーズ演じる傲慢男のウェンデルだが、彼は本当に妻を愛していなかったのだろうか?
 
しかし、ウェンデルは心臓まひを起こしたときは妻にすがったし、粗暴な彼のオフィスには妻の写真がちゃんと飾ってあった。そしてなによりも、彼の愛情を一身にうけていたドーベルマン犬が主人が死んだとたんに妻を守ったことでも明白だ。
 
歪んだ愛情表現しかできないが実力のあったウェンデルを捨てて、二枚目だが実はキャサリンなんてどうでもよくてウェンデルの金目当てだったんじゃないか?と思われるスティーヴを選んだキャサリンは、気の毒だが自業自得と言えないこともない。
 
西ドイツの製作プロダクションで、アメリカのアリゾナでロケーション、それなりに金もかかっているので結構、楽しめた。
 
DVDは出ているがマニア向けのプレミア価格である。どこにそんな需要があるのかわからないのであるが。
 
★★くれぐれもリージョンにはご注意ください★★
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[注意]IMDbではEpisode25「Man with an Edge」に出演したことになっているがこれは誤り。
正しくはEpisode25「Lament for a Dead Goldbrick」(エピソードタイトルもこちらが正しい)である。
 
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/The_Lieutenant
 
日本では未放送、製作は『スタートレック』のGene Roddenberry(ジーン・ロッデンベリー)で、彼自身の軍隊経験に基づいている。ロッデンベリーが意欲的に取り組んだ作品だったがおりしもベトナム戦争の最中であったため、軍批判のような内容には検閲が入ったとのこと。これに懲りたロッデンベリーは時代を未来的にして内容をSFに置き換えてしまうことで検閲の対象にならないことを狙い後年に製作したのが『スタートレック』であると言う。
 
『The Liutenant』はドラマ性も高く、当時、注目株の新人や中堅俳優が多くゲスト出演していた。レナード・ニモイ、二シェル・ニコルズら『スタートレック』のレギュラー陣もこのシリーズにゲスト出演している。
 
本シリーズでレギュラー出演したロバート・ヴォーンは頼もしい上官役で注目され後に『0011ナポレオン・ソロ』の主演を獲得したとのこと。
 
主演は元フットボール選手で映画『2001年宇宙の旅』のGary Lockwood(ゲイリー・ロックウッド)、共演者はテレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のRobert Vaughn(ロバート・ヴォーン)、今回のゲスト出演は映画『ゴッドファーザー』のRobert Duvall(ロバート・デュヴァル)。
 
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『2001年宇宙の旅』でHALに命綱切られた人。
 
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ソロさん♪
 
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ゲスト出演者中で最も大物になった人。
 
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第二次世界大戦従軍経験者。
 
海兵隊のルテナント(中尉)であるウィリアム(愛称はビル)・ライス中尉(ゲイリー・ロックウッド)が指揮をしていた夜間訓練で若い海兵が水死する事故が起きた。
 
軍隊に批判的なジャーナリストのリチャード・ウィットリー(ロバート・デュヴァル)はライス中尉の責任と前近代的な軍の陰湿な習慣の復活をにおわせる記事を掲載した。記者会見を開いた海兵隊の幹部にもかみつくウィットリー。記者仲間はあまりたて突くなと忠告するが「素晴らしいジャーナリストは大口たたくもんだぜ」と自信満々のウィットリーである。
 
海兵隊は軍法会議で事実を明らかにすることにした。入隊以前は法律関係の仕事を長く経験していたジェーソン・クラーク少佐(Joseph Campanella:ジョセフ・カンパネラ)が検事役に任命される。マスコミ対策としか思えない軍法会議で若い海兵をさらし者にするのは嫌だと拒否しようとしたクラーク少佐だが「軍には透明性が必要だ」と説得されて渋々引き受けた。
 
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予定より早く訓練が終わったので異変を感じる記者たち。
 
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上官に呼ばれたクラーク少佐は何事かと思っていた。
 
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マスコミ対策の軍法会議なんてイヤです、と拒否したクラーク少佐。
 
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完全に潔白を証明してほしいと説得される。
 
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本当にイヤそうなクラーク少佐・・・そんな怖い顔しなくてもいいのに。
 
一度、受命したからには職務に厳格なクラーク少佐だが相手が知り合いでもあるライス中尉なので相当、やりにくそうではある。
 
一方、ウィットリーは言葉巧みに下士官や兵卒に接近してライス中尉の落ち度を探ろうとする。
 
第一回目の法廷で当時の状況を詳細に説明させられるライス中尉。ウィットリーは証人として死んだ海兵の婚約者を呼ぶようにクラーク少佐に申請した。
 
証人として出廷した婚約者のコニーは死んだ海兵がライス中尉のことを非難していたと証言した。
 
軍法会議を傍聴したウィットリーはライス中尉に「あれは事故ではなく私怨による、軍隊独特のイジメが原因ではないか?」と切り込んだ。
 
憤慨しつつ冷静な態度を保とうとするライス中尉だが、どうも分が悪いと読んだクラーク少佐はひそかにライス中尉の直属の上官であるレイモンド・ランブリッジ大尉(ロバート・ヴォーン)にウィットリーがなぜ執拗に軍の批判をするのか探り出してほしいと頼む。
 
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任務なのでしかたなくライス中尉を尋問するクラーク少佐。
 
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軍法会議が開廷した。
 
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鋭い追及に毅然と証言するライス中尉。
 
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ウィットリーは皮肉をこめて軍隊の悪い習慣が復活したんだろうと言う。
 
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ウィットリーの追及に違和感を感じたクラーク少佐。
 
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ランブリッジ大尉にウィットリーの話をきいてくれるように頼むクラーク少佐。
 
ランブリッジ大尉は海兵たちのたまり場であるクラブに出入りしていたウィットリーと話し合った。実際に話をしてみるとウィットリーはインテリで優秀な男だった。朝鮮戦争に従軍していたウィットリーは戦場で厳しいシゴキにあったことがトラウマになっているらしい。
 
ランブリッジ大尉がじっくりと話を聞いてくれたのでウィットリーは落ち着きを取り戻した。そしてランブリッジによってジャーナリストとしての倫理観に目覚めるウィットリー。
 
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苛烈な体験を語るウィットリー。
 
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軍隊の士官として元兵士の悩みを親身になって聞くランブリッジ大尉。
 
再び開廷された軍法会議でウィットリーはもう一度、コニーを証人として出廷させたいと言う。裁判官らは扇情的な記事を書きたいだけじゃないのか?とウィットリーに真意を確かめると彼は違うと言う。コニーはライスと婚約者が2時間近くも楽しそうに夕食を楽しんでいたと証言した。
 
コニーは婚約者が本気でない冗談を言ったのをそのまま証言したのだった。こんなに重大なことになるとは予想していなかった、恋人が死んだので神経が高ぶっていた自分の軽はずみな前回の証言を詫びるコニー。
 
法廷は事故死と断定し、いかなる個人的な感情や軍隊の陰湿な習慣の復活もなかったと判決を下した。
 
ホッとするライス中尉、ランブリッジ大尉たち。だが、一番ホッとしたのはイヤな役目を引き受けたクラーク少佐だったことだろう。
 
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誠実に証言したコニー、そして冷静になったウィットリー。
 
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ああシンドかったなあ・・・心身ともにお疲れのクラーク少佐。
 
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ナイスフォローなランブリッジ大尉。
 
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「じゃ、次の週末はテニスでもしようか」と語り合う元被告と元検事。
 
今回のお手柄はライス中尉を陰ながらフォローしたランブリッジ大尉の活躍に尽きる。普段は説教くさいおっさんだが、今回は軍隊の士官としての包容力で悩める元兵士のトラウマを克服させてあげたわけだ。理想の上官グランプリが開催されたら優勝間違いなしだ。
 
演じるロバート・ヴォーンとロバート・デュヴァルの白熱した演技も見応えがあった。ヴォーンの静の芝居にデュヴァルが畳み掛けるようにイヤな体験を激白するところが、ハイライトになっていた。
 
ジョセフ・カンパネラの精密機械のような演技はこのころからだが、今回はヴォーン、デュヴァル、カンパネラという3人の芝居巧者がそれぞれに見せ場を作ったということになるだろう。
 
かなり地味なドラマだがジーン・ロッデンベリーの実体験に基づいているし、第二次世界大戦に従軍経験のあるジョセフ・カンパネラもいることだし、他にも朝鮮戦争に行った人もいるだろうから、日本人にはなかなか興味深いシーンやエピソードも多いので、ぜひ今からでもいいから日本で放送してほしいものだ。
 
★くれぐれもリージョンにはご注意ください★
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今回のエピソードはシーズン2のコンプリートDVDに入ってます。
★シアターN渋谷で観ました。
[作品データ]
 
 
製作:マーヴ・アデルソン
監督:ロバート・アルドリッチ
脚本:ロナルド・M・コーエン、エドワード・ヒューブッシュ
撮影:ロバート・ハウザー
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
 
出演:バート・ランカスター(ローレンス・デル)、リチャード・ウィドマーク(マーティン・マッケンジー)、マーヴィン・ダグラス(ザカリーニ)、チャールズ・ダーニング(合衆国大統領スティーヴンス)、ロスコー・リー・ブラウン(ジェームス・フォレスト)、ポール・ウィンフィールド(ウィリス・パウエル)、バート・ヤング(オージー・ガルヴァス)、ウィリアム・マーシャル(司法長官)、ジョセフ・コットン(国務長官)、リーフ・エリクソン(CIA長官)、ジェラルド・S・オローリン(オルーク)、エド・ビショップ(フォックス大佐)、ウィリアム・スミス(ホクシー)、リチャード・ジャッケル(スタンフォード)
★ネタバレしてます
[感想文]
 
製作は1977年、日本公開は1981年のアメリカと西ドイツの合作映画である。
 
実に公開から30年以上を経て2012年リバイバル公開された。
 
冷戦時代、モンタナにあるアメリカの核ミサイル発射基地に向かう空軍のジープが4人の男に襲撃された。
 
彼らは脱獄囚だった。
 
金庫破りのホクシー、黒人のウィリス、イタリア系アメリカ人のガルヴァス、そして元空軍将軍のデルであった。
 
彼らはミサイル発射基地に乗り込むが、気性が荒く軍隊に恨みを持つホクシーは作戦遂行の邪魔になるという理由でデルに射殺される。
 
デルはこの基地の建設計画の中心人物であったため内部の構造について詳しかったのでコントロール室は彼らに落ちた。人質になった宿直のスタンフォードはデルの友人でもあった。
 
デルは政府に対して、国防総省にある機密文書の公開と二千万ドル、そして合衆国大統領を人質にしてエアフォースワン(大統領専用機)で国外へ脱出することを要求した。さもなければ9基の核ミサイルを発射すると言うのだ。
 
空軍のマッケンジー将軍はデルを無実の罪で投獄した中心人物だった。
 
デルが刑務所に入れられたのは彼が空軍の将校としてアメリカの核武装に深く関わっていたが、その過程でベトナム戦争の泥沼の原因となった国防会議の議事録に記載されていたある事実を知ってしまったからだった。
 
核ミサイル基地がそう簡単に占拠されるわけがない。空軍の幹部は基地周辺の調査のためにフォックス大佐の特殊部隊が基地を奪回するために出動した。そしてデルたちが基地を占拠しており、鋼鉄の扉によって守られているコントロール室が他のネットワークから遮断されていることを確認する。
 
しかし、核ミサイル発射に必要な鍵は厳重に保管されていた。事実を重く見た空軍の幹部はマッケンジー将軍に事態の解決を要請した。マッケンジーは宿直のスタンフォードを信頼しており、デルの脅迫はただのブラフだと断定していたのだった。
 
★しつこいようですが、ネタバレしてます★
 
ミサイル基地の警備システムの弱点を突いた作戦がマッケンジーによって展開された。核ミサイル本体に影響が及ばない程度の小型の核爆弾でコントロール室の扉を破壊しようというのだった。
 
大統領は驚いて叫んだ「基地周辺の核汚染はどうなるんだ!?」しかし首脳陣たちは「大したことはない」と回答した。
 
あと一歩というところで作戦は失敗し、ミサイルの発射装置が作動しはじめた。それを見た国防長官は襲撃作戦の中止を命じた。デルはすでに鍵を手に入れていたからだ。
 
スティーヴンス大統領は側近たちを集めてデルの要求の内容の背景にある議事録の内容を明らかにするよう命じた。
 
その議事録にはアメリカが威信を示すためだけに多くの将兵や民間人をベトナム戦争で犠牲にすることをやむなしと決定した詳細な事実が記録されていた。
 
大統領のアドバイザーであるザカリーは「広島以来、アメリカは共産圏や同盟国に対して常に本気で核攻撃をする可能性のあることを示さねばならなかった」と説明した。国家を信頼している国民に対して裏切りを証明するような議事録の公開は絶対にできないというのだ。
 
首脳たちは大統領にモンタナに行ってデルたちの人質になるように迫った。身に覚えのない責任を取らされる大統領は拒否するが友人でもある側近のオルーク説得を受け、モンタナ行きを決心するのだった。
 
大統領は民間人であり学識経験者であるザカリーに「議事録を必ず公開するように」と念を押した。
 
★★もう一度言っときますが、ネタバレしてます★★
 
超一流のスナイパーが基地周辺に配備された。大統領に弾が当たる可能性があるにもかかわらず。
 
大統領は基地に入った。デルは約束を守るという大統領の言葉に従い基地の外へ出た。やがて、銃声が響き渡り、デルとウィリー、そして大統領が倒れた。
 
デルとウィリーは即死、大統領は虫の息でザカリーを呼び寄せて「約束をはたしてくれ」と頼んだ。
 
★★★ここまで来てなんですがネタバレしてます★★★
 
ザカリーは無言だった。息絶える大統領の顔を見つめながら「これがアメリカの威信の真実だ」とでも言うように・・・。
 
「国民は国家を疑っていない、なぜって?それは事実を知らないからだ」若き大統領もまたかつては、そのアメリカ国民の一人だったのです。騙されていた自分が騙した責任を取らされる。しかし、今、彼はスティーヴンスという人間ではなく合衆国大統領なのです。
 
ミサイル発射装置の鍵を手に入れるために宿直の白人技術者を脅してあっさり手に入れたガルヴァスは「これだから白人はヤワなんだよな」と鼻で笑います。黒人のウィリーは大統領を信じているデルに「アメリカの威信を守るためにはたとえ大統領でも使い捨てに決まってるじゃねえか!」と叫びます。
 
エリートでロマンチストなデルに対して常に現実を冷静に見つめているアメリカ市民が黒人とイタリア系だというオチが皮肉すぎて笑うに笑えません。初めて核ミサイルを見た二人が「おい、これ『スタートレック』か?」という台詞も素敵です。観客はこの二人に最も感情移入をしながら映画を観続けて、助かるかどうかやってみよう!とデルに最後までついてくウィリー、そして、大統領を見送る執事のフォレストの瞳に号泣するのです。
 
なぜでしょうね?登場人物の誰もが職務に忠実、私利私欲で動いている人はいません。みんな、アメリカを愛して尽くしているのにどうして争うことになるのか?その矛盾に耐えかねるのかもしれません。
 
彼らは誰から何を守ろうとしているのでしょう?
 
バート・ランカスターとリチャード・ウィドマーク以外はテレビ系や舞台を中心に活躍する実力派の俳優たちで固めています。政治色の強い内容の映画ですからヘンに色のついていない俳優がいい芝居をするので最後の一瞬まで気が抜けません。
 
女が絡まない男のドラマでこれほど緊張して泣ける、だれも泣かせようとしてるわけじゃないのに、こんな映画はほかにあまり知りません。
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日本でも放送されて人気を博した『ドクター刑事クインシー』ただしクインシーは刑事さんではないので「刑事まがいの活動をする検死医」と言った方が正確らしい。
 
売春宿で聖職者のテイラー神父が心臓麻痺で死んだ。モナハン警部(Garry Walberg:ゲイリー・ウェルバーグ)はとんでもないスキャンダルになるので真夜中に検死医のクインシー医師(Jack Klugman:ジャック・クラグマン)をひそかに呼び、死因を確認してもらう。
 
クインシーはセックスの後の自然死だと判定する、モナハン警部は信じられない。
 
翌日のテレビや新聞は大騒ぎになりこの事件をハレンチなスキャンダルだと書き立てた。テイラー神父のニュースを見ながら不気味に笑っていたのはポルノ雑誌の出版社社長チャールズ・デスカッサ(John Saxon:ジョン・サクソン)だった。
 
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信頼していたテイラー神父のスキャンダルが信じられないモナハン警部。
 
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ド派手なシャツをはだけて趣味の悪いアクセサリー、イヤらしさ大爆発のデスカッサ。
 
デスカッサはテイラー神父の記事を派手に書き立て出版物の売り上げは向上した。モナハン警部はテイラー神父が奉職していた教会に向かう。そこへ女性弁護士のビバリー(Caroline McWilliams:キャロライン・マクウィリアムズ)が同業の弁護士ジュールズ・ドレイパー(Joseph Campanella:ジョセフ・カンパネラ)の車で送られてきた。
 
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弁護士にしちゃヤクザっぽくね?とは思うがビバリーはドレイパーに惚れているようだ。
 
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ビバリーは死んだテイラー神父と一緒にキャンペーンを手伝っていた。
 
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ビバリーを巧みに誘惑するドレイパー。
 
テイラー神父は教育上よろしくない記事を掲載するデスカッサの出版社に対してネガティブキャンペーンを起こしていた。モナハン警部はデスカッサの社長室に乗り込むが証拠は掴めなかった。
 
クインシーは助手のサム・フジヤマ医師(Robert Ito:ロバート・イトウ)とともにテイラー神父のひざ下を調べたところ何かの繊維が絡みついていた。さらに詳細に調べたところ、首のあたりにタイヤの跡が見つかった。
 
クインシーはデスカッサの社長室のカーペットをひっかいて繊維を収集、案の定、その繊維はテイラー神父の遺体に付着していた繊維に酷似していた。しかし、売春宿で死んだことは事実、クインシーはタイヤの跡はスペアタイヤに押し付けられたときにできたものだと断定する。
 
モナハンはテイラー神父と最後に一緒にいた売春婦のミッシェルが誰かに口止めされているとにらみ彼女を尋問するが、そこへデスカッサが派遣したドレイパーが現れ、ミッシェルに何も余計な証言をしないように釘を刺した。
 
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デスカッサの依頼ですっ飛んできたドレイパー。
 
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あやういところで登場したドレイパー、ミシェルは真実を証言しなかった。
 
クインシーは心臓に持病を持っている男から偶然、心臓まひが2回続けて起こる可能性があることを突き止めた。テイラー神父はデスカッサの社長室で発作を起こして倒れ、そのまま何者かによって売春宿へ運ばれ、もう一度、発作を起こして死んだのだった。
 
タイヤの跡は生きてるうちについたものなので、テイラー神父は運ばれている途中で息を吹き返したのだ。
 
テイラー神父を運んだのはドレイパーではないかとモナハン警部は疑うが彼には同時刻にビバリーと一緒にいたというアリバイがあった。ビバリーもドレイパーと一緒だったと証言する。
 
しかし、いつもはドレイパーの車に乗せてもらっていたビバリーはその日に限ってドレイパーがビバリーの車を使ったと言う。ドレイパーはテイラー神父を自分の車のトランクに押し込めた後で、ビバリーと会い、その後、社長室へ取って返しテイラー神父を売春宿へ運んでいた。
 
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こんな感じでやさしくされてたのでビバリーはドレイパーを疑わなかった。
 
信じていたドレイパーに利用されたことを知って愕然とするビバリー。クインシーは「残念だったね」と同情した。クインシーとモナハンはすでにドレイパーの車のトランクにあったスペアタイヤを調べていた。
 
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フジヤマとクインシーはやっと証拠を掴んだ。
 
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クインシーンとモナハン警部の追及に最初は余裕だったドレイパー。
 
アリバイを突き崩されたドレイパー、モナハン警部は「証拠隠滅の罪がどれくらい重いか君はよく知ってるだろう」とすごまれるとさすがのドレイパーも何も言い返せないのだった。
 
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シラを切りとおそうとしたドレイパーだったが動かぬ証拠を突きつけられて万事休す。
 
弁護士役はカンパネラの十八番だが、今回は悪徳弁護士という役どころ。しかも同業の女性を偽りの愛情で誘惑するという悪党である。余裕綽々のエリート面がアリバイを崩されてブーたれる顔がちょっと可愛いかも。
 
★★くれぐれもリージョンにはご注意ください★★
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