Joe.H のバイオマス・ECO活動

最新バイオマス・ガス化/オイル発電等再生可能エネルギ‐設備・最新技術情報の紹介と実践報告です!

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最近、ご存知の様に固定価格買取制度(FIT)を利用した発電ビジネスが怒涛の様に押し寄せて来ています。
 
その第1波は、太陽光ソーラー発電でした
でしたと言うのは、もうソーラー発電時代は、最近ニュース(買取停止,再開)や不安定電源(お天気任せ)であること等も含めて、何方が考えても、もう新設は終わりだと思われます。
 
他にも、FIT対応分野は、バイオマス発電、発酵バイオガス発電、風力発電、小型水力発電、地熱発電。。等もありますが、次の第2波は、何でしょうか??
何方が考えても、次の第2波はバイオオマス発電です!!
 
既に、国内でもバイオマス発電計画が目白押しなことは、既に紹介済みです。
 
但し、その多くはバイオマスボイラー燃焼+蒸気タービン発電方式です。
本方式は実績も多く、安定した手法であることは事実ですが、採算を考慮する必要もない公共事業向きだと思われます。
理由は簡単で、低発電効率、高設備価格だからです
 
バイオマス発電は、無料、或いは処理費が頂ける廃棄物を使えば別ですが、通常、バイオマス原料を有価で購入しますので、設備費と原料費が採算を圧迫します。特別安価な原料の入手手段があれば、話は別ですが、。。。。
 
一方、現状、本命のバイオマス・ガス化装置+ガス・エンジン発電方式なら、上記の課題の多くは改善します。
第一により高効率です。
 
蒸気タービンが23%前後の低発電効率であるのに対し、ガス・エンジン発電なら30〜40%程度の高発電効率が簡単に得られます
 
即ち、少なくとも原料バイオマス購入費用が、3分の1〜2分の1少なくなります。
ビジネス上、この様な差は考慮の余地が無いほどの大差です。
 
最もバイオマス発電分野に参入を希望されている方は、既にガス化発電方式の方が、発電効率や設備費、さらに廃ガス処理費などで優れていることは、理解されています。
でも、
ガス化装置は何処に???
ガスエンジン発電装置はどの製品???
 
残念ながら、国産ではありません。
例え、有っても高価格でビジネス上の採算がとれません。
どうしても、この分野で実績のある海外製品が頼りです。
 
ガス化装置については、既に多くのお薦め装置例を紹介済みです。
例えば、下記の中型、大型装置の項をご覧ください。
当方で、何れも代理店を始めたもの、或いは交渉中のメーカーで、お薦めできるものです。
 
また今後も新製品が紹介できると思います。
当方で既に、国内代理店契約を進めている会社もありますので、ご希望があれば、下記にお問い合わせください。
 
ではガス・エンジン発電機はどうでしょうか??
国内のガス・エンジン発電機は、ほぼ100%天然ガス用です。
或いは、少数のメタン発酵等のメタンガス用です。
メタン発酵ガスなら、天然ガス用の転用もある程度可能です。
でもバイオマス用のガス・エンジン発電機は、存在しないと思います
 
海外でも、バイオマス・ガスエンジン発電機は、そう多くは有りません。
この分野で有名なのは、オーストリアのGE社イエンバッハです。
海外で納入実績も多いのですが、高価格、長納期、。。。等で国内では、購入は殆ど不可能だと思われます。
 
そこで今回は、このガス化発電用ガス・エンジン発電機の紹介です!!!
 
某顧客向けに、かねてより紹介していたものですが、最近、顧客と伴に、このメーカー訪問して来ましたので、写真等での製品紹介記事です。
 
このメーカーは中国の某国営企業の製品で、下記がその写真です。
このエンジンは、元々船舶用のディーゼルエンジンをガス化エンジン用に改造し、販売している製品です。
従って、高信頼性,高保守性です。
 
 
イメージ 1
 
その特徴は、いろいろありますが、主な特徴は下記です。
 
1) 大口径ピストン(30cm)、長ストローク(38cm)、低回転(500-600RPM/分)
写真の様に、大型ピストンエンジンを使っていますので、低回転エンジンです。
通常のエンジンと比較ください。
ピストンも小口径です。
次は回転数の差です。
通常、毎分回転数も1500〜1800回転ですが、こちらは500〜600回転と低回転仕様です。
これは、人間で言えば、心拍数毎分50〜60回の人と、150〜180回との比較になります。
この様な人は勿論いませんし、生きられません。
エンジンは勿論稼働できますが、どちらが保守性、耐用年数で優れているかは明らかです。
特に、不純物の多いバイオマスガスでは、尚更です。
 
 
イメージ 2
 
2) 高信頼性、高保守性,効率
低回転ですし、元々船舶用のエンジンですから、高信頼製・簡単構造にできています。
通常のエンジンでは、殆どついているターボ・インタークーラー等は有りません。自然吸気です。最初の写真の様に、V型ではなく直列ですので、エンジン内部の保守も簡単です。
エンジンオーバーホールは、6万時間ということでで、年7、500時間の稼働なら、8年となります。
 
 また、規格値データによれば、発電効率もバイオマスガスで33%と言うことです。
仮に、500KWh発電であればバイオマスガス熱量は1、515KWh=5,453MJ/hr=1.3Gcal/hrの熱量有れば、良いことになります。
従って、バイオマス・ガス熱量を仮に、1300Kca/Nm3とすると、毎時1,000Nm3の必要ガス流量になります。
 
3)バイオマスガス特有のタール、微粒子、高濃度水素対応
バイオマスガスには、例え、精製しても、これらの不純物が混入します。エンジン構造が簡素にできているために、不純物に対する抵抗力があります。タール不純物、微粒子不純物は、Max. 50mg/Nm3が規格値です。
 
ガス化装置の種類によっては、水素濃度は5%程度から60%程度まで変わります。分解温度が1000度Cを超える高温熱分解方式の場合は、水素濃度が高くなります。
通常、ガスエンジンは、水素濃度10〜15%程度以下でないと稼働できませんが、本製品は、水素濃度Max.60%となっています。この様な高濃度水素対応ガスエンジンは、極めて少ないと思います。
 
4)出荷前のエンジンテスト、稼働実績
下記は、出荷前のガス・エンジン発電機の工場風景です。
新しい広大な建物の一角を利用しての稼働テストです。
 
イメージ 3
 
このガス・エンジン発電機、中国の他、東南アジア、EU、そしてアフリカなど数多くの納入され、稼働中とのことです。
下記は、今回訪問できた中国国営石油(SINOPEC)系列の工場での稼働風景写真です。
 
500KWx6台構成ですので、3000KW]の発電能力です。
この会社でh、石炭ガスを使っての発電ですので、水素濃度は60%を超えていました。また、硫黄成分も50mgを,規格値上限を超えていまいたが問題なく稼働していました。
稼働開始は、昨年末頃(製造年月は昨10月)からですが、本年1月1日からの累計稼働時間は、訪問時(11月26日昼頃)で、6700時間を超えていました。これは、年間稼働時間7908時間に相当します。
運転操作、保守操作に慣れれば、年8000時間以上は稼働できると思われます。メーカーも可能と言っています。
 
イメージ 4
 
尚、ガス・エンジンは、この様に,純中国製ですが、発電機は幾つか選択できるようですが、お薦めはドイツ、シーメンス製とのことです。
 
5)製品系列,発電能力
本ガス・エンジン発電機は、最小300KW,400KW,450KW,500KW,600KW,750KW、1000KWとシリーズ化されていて、全て同じエンジン構造、ピストンが採用されています。
違いは、モデルにより6気筒、8気筒、9気筒と変わることと、対応する発電機が変わります。
因みに、多く出荷されているのは、500KW、600KWの両タイプの様です。
500KWx6=8MW、600KWx4=2.4MW等、多くの並列発電実績があります
 
以上、今回は最近訪問してきた中国製のバイオマス・ガスエンジン発電機を,写真を中心に簡単に紹介しました。
 
このガスエンジン発電機、国内導入まだ有りませんが、今後、300-5000KW規模のバイオマス・ガス化発電を計画している顧客に対し、その性能、信頼性、保守性,導入実績、そして価格等から、薦めて行く予定です。
 
勿論、ガス化装置も、適当な製品がなければ、お問い合わせください。
メーカー,仕様、原料(MSW,バイオマス、。。。)によって変わりますが、
2000〜3000KW程度の中型なら、本体価格は6〜9億円程度と格安です。
仮に国内,海外製品で検討中の装置があれば、比較ください。
この価格での実現は、100%無理だと思いますが。。。
 
興味があれば、下記に問い合わせください。
では、また。。。。。
Joe.H
 
追伸)
   上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かコメント、ご意見、及び質問等具体的な相談のある方は、
 ご本人氏名、連絡先電話番号等を添えて、下記メール・アドレス宛へ直接ご連絡下さい。
 非公開情報など内容によっては、お答えできない場合や条件付となりますが、
 可能な限り対応させて頂きますので。。。。
以上
 

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