Joe.H のバイオマス・ECO活動

最新バイオマス・ガス化/オイル発電等再生可能エネルギ‐設備・最新技術情報の紹介と実践報告です!

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今回は、再度顧客の要望でインドのガス化炉提携先であり、OEM製造依頼先を訪問しました.
今回は、その概要報告です。
訪問は9月14日〜19日迄ですので、既に2週間前になります。いろいろ雑用も多く、Blog掲載も遅れ気味です。

このガス化炉メーカーhは、本年2月にも訪問しました。
彼らの場所は、インドの首都New Delhiの近くMeerut市の郊外にあります。
その時の記事は下記です。興味があれば,併せて参照ください

前回と今回の先方の主な違いは、以前あった250KWのガス化装置は転売したとのことで、現状あるガス化装置は、1500KWタイプのみです。
但し、前回は無かったのですが、小型のガスエンジン発電機(130KW)が設置されていますので、原料のガス化,精製、及びガスエンジン発電までがテスト出来る様になっています。

勿論、ガスエンジンに比べて、ガス化装置は10倍以上の規模ですので、殆どの精製合成ガスは空中で燃やし、その一部をガスエンジンに導き発電する状況です。
テスト・デモプラントですから、これで充分かもしれません。

では、主に写真で以下に紹介します。

これが前回も紹介した1500KWeのバイオマス・廃棄物ガス化装置(後方)と精製済合成ガスに接続されたガスエンジン発電機(手前)です
右側の白っぽい塔がガス化炉とサイクロン,中央部が水による合成ガス冷却+タール除去,右側の太い塔(2塔)が静電除去塔(ESP)です。白っぽい塔(高温部)はステンレス、他の赤茶系の処は、鉄(CS)製です。錆止め塗装しかしてありません。

イメージ 1

今回,デモで使用したガス化原料は、彼らの手持ちの原料で,当方で特に指定はしていません。
バイオマス原料も,通常ガス化炉で使う木材チップではなく、廃材切り屑でした。
これをそのまま使います。この装置の特徴は、原料サイズを気にしなくてよく(但し、20cm以下程度)、どの様な大きさの材料も基本的には使えます

イメージ 2

同様に、下記の様なゴミも使えます。
ゴミの写真は,前述の前回のBlog記事にもあります。

イメージ 3

次の写真は、130KWのガスエンジン発電機の写真です。
写真のビニールホースを介してガス化炉の合成ガスを燃料としてガスエンジン(左側)を稼働させ、連結の発電機(右側)で発電しています。

イメージ 4


発電された電力は、このデモでは下記の写真の様に、日本では最近あまり見られないニクロム線の電熱器に接続されています。電熱器の合計容量が130KWになっている様です。
日中なので、明るく判りにくいのですが、ニクロム線が多少赤くなっているのが判ると思います。

イメージ 5


 
尚、ガス化炉で精製された合成ガス中に多くの場合、タール分が混入し、エンジントラブルの最大原因になり得るのですが、この装置の場合は、タール分は、ガスエンジン側には全く混入していません。完璧にガス精製装置で除去されています

本ガス化装置の様なアップドラフト型の場合は、ガス化炉では通常200−300g/Nm3も含まれているのですが、水と静電装置(ESP)により完全に除去できています。
因みに、APL社のPP20の様なダウンドラフト・タイプのガス化炉出口のタール成分は1−2g/NM3程度であり、アップドラフト型は,100−200倍もタールが生成します。
従って,通常はタール留分除去に苦労することになります

下記は、2−3時間のデモ運転後に、接続のガス燃料用ビニールホースを外し、エンジンのガス取り入れ口内部の写真です。
ご覧の様に、全くタール(油)で湿っていたり、油が内壁に付着もしていません。
指で調べても、何も着きせんでした。

最も,過去の分析データですが、
このガス化装置のタールは分析限界近くの低さでしたから、タール留分は殆ど含まれていない筈です
当然の結果ですが。。。

このガス化装置の秘密は、比較て低温で、それにアップドラフト型ガス化装置の特徴である高熱熱効率,高エネルギーガス、しかし高タール分が含まれるですが、欠点の高タールは完全に除去していますので、

良い点の高熱効率,高エネルギーガスと言う利点が残ると言うことになります
イメージ 6


イメージ 7

今回の、顧客は廃棄物のガス化(鶏糞)と言うことで、この原料を使ってもデモは出来ませんでしたが、
別の場所(Ahamedabad市)にあるガス化装置製作会社の訪問,打ち合わせ、施設見学,及び発酵菌による廃棄物の乾燥処理の打ち合わせも併せて行いました。

前者は、このガス化装置の製作を引き受けている会社です。
従業員は200名程度で、中堅の鉄工所と言う感じです。CADの担当者だけでも12-13名以上いました。
創立27年であり、2−3年でインド株式市場に上場予定と言うことです。主に石油,食品等の加熱設備、廃熱回収熱機器,及びガス化炉の設計,製作等を専門にしています。

この会社の関連会社で、発酵菌等に独自技術や経験を持つ会社があります。
彼らと、水分を多く含んだ廃棄物を熱を使わず、特殊な発酵菌による発酵熱で急速に乾燥させる件での打合せです
この手法は、基本的には、水分を多く含んだあらゆる廃棄物の乾燥に適用できます。
発酵菌液を対象廃棄物に散布するだけです。
この処理液は1L当たり6$(700円)程度で、1トンのゴミ処理に200mL程度の散布と言うことですので、1トンのゴミ処理の乾燥費用は、140−150円程度です。

尚、インドの都市(Ahmedabad)は、インド独立の父ガンジーが住んでいたところだそうです。
帰り際に、車の運転手が案内してくれたので、立ちよりました。
下記は、いまガンジー記念館となっていて、いろいろ資料展示がありました。
写真は、その庭の写真で,遠方に見える座像がガンジーです。

イメージ 8

他にも、インドのマハラジャ宮殿も見学しましたが、写真も携帯も持ち込み禁止と言うことで,写真はありません。

。。。と言うことで、今回は顧客と供に、インドのガス化装置会社を訪問した記事の紹介でした。
尚、この会社へは、本年中に別の顧客を案内し、彼らの廃棄物燃料(RPF)を持ち込み、ガス化テストも行う予定です。

追伸)
インド製輸入品ではなく、やはり国産のガス化発電装置が欲しいと言う方は、下記を参照下さい。
追伸‐以上)

では、また。。。。
Joe..H

追伸)
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