Joe.H のバイオマス・ECO活動

最新バイオマス・ガス化/オイル発電等再生可能エネルギ‐設備・最新技術情報の紹介と実践報告です!

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 今回は国内導入のLiPROガス化装置(HKW50,50KW)の輸入前の機能確認テストの為、国内総代理店として開発元ドイツLiPRO社(http://lipro-energy.de/en/  http://lipro-energy.de/jp/日本人パートナー/) に8月10日より昨日8月17日まで訪問し仕様確認作業・稼働確認作業等を実施してきました!!

 本Blog記事は主に写真によるガス化装置の状況確認報告です。

 尚、LiPRO製品の詳しい紹介記事は、本Blogの下記、他にありますので、ご参照下さい。
 同様に、下記ホームページもご参照下さい。

 先ずは下記2枚の写真をご覧ください。LiPROガス化装置の本体部の写真です。
手前の上部から原料が自動投入されます。

尚、今回のガス化装置は幾つかの機能拡張(HKW50 Ver.3.0)があります。
主なものは、下記です。

熱分解炉の容量拡大:具体的には内部熱分解炉の内径を20cmから30cmへ拡大。原料水分変動の対策です。
ガスエンジン発電機の最適化:系統連携(50KW未満)対応として、通常の55KW(+)の発電能力の低下が必要です。発電効率を考慮して、ワンサイズ小型のエンジン(及び発電機)を採用し、効率低下を防いでいます。
国内でも、2基並列接続なら、この制限がなく、55KWx2=110KWの選択も可能です。
同期型(Synchronized)発電機採用:非同期型(Asynchronized/Induction)発電機(400V/50Hz)に加え、同期型発電機(後述)を採用。我々、主に日本国内仕様で、200V(220V)(50Hz/60Hz)仕様が可能です。この為、東南アジア地域(50Hz/220V)への輸出対応も可能です。
新フレアガス燃焼設備:後述のフレア設備(稼働時・停止時、及びエマージェンシー対応)を開発。サイレンサー付のフレアー設備(補助燃焼プロパンガス付)、及び微粉回収サイクロン付設備の採用てます。
ガス化方式の改善・効率化:内容は非公表


イメージ 1

イメージ 2

 一方、下記は既に稼働中(南ドイツ)の写真です。
上記2枚の写真と異なる点は、未だ熱分解工程(斜めの円筒部)と垂直のガス化・還元工程(ガス化工程+還元工程)の保温が無いことです。

イメージ 10

 同様に、下記のブルー色部は合成ガスの固形微粒子を除去する下部にサイクロン及び上部の布フィルター部の写真です。

サイクロンで除去できない微固形粒子を除去します。
布フィルターは前後の圧損を感知しつつ、自動クリーニング機構を備えています。
ここで得られる固形微粒子は、ガス化炉底から自動除去される灰と併せて、自動除去されます。

イメージ 3

 
LiPROガス化炉出口の排熱は、エンジン排熱回収と併せて、ガス化炉の燃焼用空気余熱、蒸気発生(ガス化炉で使用)等の排熱回収を、エンジン排熱と組み合わせ効率的に行っています。 
尚、これら装置間の配管はご欄の様な仮設のステンレス・フレキ配管を使用しています。通常、本設時は固定配管になります。


イメージ 4

尚、ガス化装置のスタート時、及び緊急時等の場合は、生成合成ガスはエンジンに廻さずフレアーで燃やします。

下記がその写真で、燃えにくいガスの場合、黒煙防止の為、プロパンガス等の補助燃料ガスを使います。

尚、後側の円筒部が自動制御の原料チップ投入設備です。
顧客の要望により、方式はいろいろの方式が可能ですが、自動化されています。


イメージ 9

以上、ガス化装置関連の説明でした。
尚、LiPROガス化発電装置は、他に例が無い先進の小型多段法NO-Tar方式を採用していますが、その内部構造やコンピューター制御方式などは、申し訳ありませんが、非公開です。

次はガスエンジン発電機関連です。

ガス化装置で充分にクリーンなガスが生成できれば、次に合成ガスをエンジンに自動切換を行い、ガス燃料供給されれば、全自動でエンジン発電機が稼働開始します。

 下記にガス・エンジン発電機の写真を添付します。最初の写真がその前面、次が裏側からの写真です。


イメージ 5


イメージ 6

ガスエンジン発電機本体を横から発電機を見た写真が下記です。

今回は低圧発電と言うことで50KW未満に抑えた稼働としています。
複数設置なら、単体で最大55KWとなります。日本仕様で、非同期型からご覧の様な同期型発電機へと仕様変更しました。

イメージ 7

 ガスエンジンの排熱回収(CHP)用の熱交換器(プレートフィン)の写真です。

但し、ここでは未だCHP熱は回収されていません(未配管)。その為、エンジン冷却熱+エンジン排気ガス熱を、全て屋外の冷却器で全量冷却しています。

イメージ 8

以上が、日本へ向けて出荷予定のLiPROガス化発電装置の紹介でした。

 写真中心での紹介でしたが、これらのYuTube動画もアップしてあります。


 LiPROガス化の実稼働の過去動画(南ドイツ)も下記にあります。併せて参照下さい。

特に、ガス化装置本体はステンレス板カバー付です。加えて発電機はモーター型(非同期)仕様で、400V/50Hz仕様で系統接続され運転中の動画となっています。動画撮影時(平成29年1月)は1台単体構成でしたが、近々に2台構成100KWへとなります。


 最近、ドイツ国内でも、LiPRO多段ガス化法の小型ガス化発電機に注目が集まっています。

"小型ガス化発電=ダウンドラフト型ガス化発電装置"と言う常識が崩れている様です。
LiPROの最新多段ガス化装置の登場により、小型ガス化装置はダウントラフト型を使う以外の選択の余地はない!。。。
と思っていたクライアントは従来の考えを変えつつあります。

この為、競合メーカーからの乗り換え、或いはコンペでの勝利等が多く見られます。
加えて、小型でも冷ガス化効率重視、及びバイオマス原料多様化対応重視です。これらがLiPRO社ガス化発電機の最大のセールスポイントです!!

今や、
小型だから、ガス化効率も低い。。。
小型だから、原料はホワイトチップ限定とか、ペレット限定しか使えない。。。
等と言った言い訳エックスキューズ)は通用しません!!

小型機も大型機と同じ土俵上での競争です。
異なるのは処理能力・発電能力の差、及び能力に応じた設備費の差となります。


 尚、何か具体的なお問い合わせがあれば、下記にお願いします。

は、また。。。。
Joe.H

追伸)
 上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かご質問、ご要望、及びご意見等の具体的な相談のある方は、必ずご本人氏名、連絡先電話番号等を添えて、下記へ直接ご連絡下さい。
尚、H.P.経由なら『お問い合わせフォーム
http://www.biofuels.co.jp/page7.html )よりお願いします。 
以上

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