Joe.H のバイオマス・ECO活動

最新バイオマス・ガス化/オイル発電等再生可能エネルギ‐設備・最新技術情報の紹介と実践報告です!

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今回の話題は、LiPROガス化発電装置専用、標準の付属オプション木質チップ乾燥機の提供開始の話題です!!

 LiPRO社の小型バイオマスガス化発電装置の国内導入(http://www.biofuels.co.jp/LIPRO稼働開始.jpg)は、今までガス化発電装置は、建屋内設置のオープン・タイプ(http://www.biofuels.co.jp/LiPRO設置写真.pdfであり、チップ乾燥機は別会社製品を別と独自設置でした。

 生未乾燥チップは、別の乾燥機で、別熱源(木質熱風ボイラー)を使い乾燥し、乾燥済チップをチップサイロに投入し、そこからフィーダー・コンベアーを介してLiPROガス化装置に原料投入されると言う方式でした。

 以前より、何とか乾燥機とガス化発電機とを統合できないか、LiPRO社とも交渉してきました、ついに今後は下記の図の様な乾燥機との統合化が可能になります。国内チップは、殆どガス化装置に投入前に乾燥が必要です。加えて、その熱源ボイラー、燃料(バイオマスチップ、ガス・灯油等)も必要となります。

 今回ご紹介できる乾燥機製品は下記です。尚、乾燥機本体の製作は、乾燥機専門メーカーです。LiPRO側は、LiPROとの接続を考慮した仕様決定とガス化発電機の監視・制御システムの統合等です。

 未乾燥処理(Wet)チップ、或いは再乾燥が必要なチップをフォワーダー等の機械で投入すれば、後は、自動で乾燥、ガス化炉へ投入されます。
乾燥機の容量は約22m3ですので、約3〜4日分の容量となります。
この1セットの乾燥機を2セットのガス化炉で共用しても、1.5〜2日分程度の容量が確保できます。
 
 乾燥処理には熱源が必要ですが、エンジン排気ガス余熱を利用します。空気と熱交換することにより、乾燥用熱温風(7000㎡/h)が供給され、この温風で未乾燥チップを乾燥します。余熱有効利用により、別と燃料は原則不要です。エンジン排熱回収で得られる熱で、水分45〜50%程度のチップは水分10〜15%程度の乾燥チップが得られる見込みです。

 乾燥済のチップも外気湿度により、乾燥状態は変化します。一応、乾燥状態のチップを受け入れる場合も、この乾燥機があれば、安心です。単に、原料サイロ・フィーダーとしても使えます。独自の原料フィーダーの製作も、費用も、その供給ノウハウも必要です。
イメージ 1
下記の図はコンテナ―仕様の乾燥機単体図です。
乾燥したチップは、乾燥機の底からコンベアーで垂直そして水平に運ばれます。

イメージ 2


 この乾燥機(後ろ側)とコンテナー仕様のLiPROガス化発電装置です。
夫々のコンテナー・サイズはほゞ40フィート海上コンテナーサイズ(12.2mLx2.4mWx2.6mH)です。
 加えて、乾燥機から、ガス化炉への原料供給指示(コンベアーの稼働・停止)も全て、LiPROガス化炉付随の制御パネル内のシステムで管理・制御される予定です。従って、原料ホッパーに未乾燥チップの投入を除くと完全自動化・無人化となります。

イメージ 3

。。。と言うことで、今後供給が開始されるLiPRO用チップ乾燥機の紹介でした。コンテナー仕様のガス化発電装置と組み合わせれば、設置建屋も不要です。

既存の建屋がなく新設の場合、この全コンテナー方式の乾燥機+ガス化発電装置も、コンパクトさだけでなく、建屋建設費、配管・配線費など費用面からも選択肢です。

尚、LiPROガス化発電装置に関する過去Blog( https://blogs.yahoo.co.jp/SEARCH/index.html?p=LiPRO )記事、及びH.P.(http://www.biofuels.co.jp/page2.html)を参照下さい。

一般にチップ乾燥機は、中大型ガス化炉向けが多く、LiPROの様な小型に適したものは少ないですが、下記は小型乾燥機用乾燥機の一例です。

イメージ 4


では、また。。。。
Joe.H

追伸)
 上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かご質問、ご要望、及びご意見等の具体的な相談のある方は、
『お問い合わせ( http://www.biofuels.co.jp/page7.html )
フォームよりお願いします。 
或いは、『お問い合わせ』のメールを下記に下さい。
尚、必ずご本人氏名、連絡先電話番号等を添えて下さい。
以上

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 今回は、久し振りにBDF(Bio-Diesel)流動点降下剤( Pour Point Depressant)の季節前特価のご案内です。

 製品は、有名なBDF専用の英国BioFuels Systems社Wintron XC30及びXC40ブランド製品です。
詳しくは、下記を参照下さい。


尚、XC30,及びXC40の仕様(添加量と流動点高価温度等)は下記から参照できます。

XC30( 25L)缶(現地価格:129£)x7缶=973英£
XC30(200L)缶(現地価格:949£)x1缶=949英£
XC40( 25L)缶(現地価格:190£)x5缶=950英£
XC40(200L)缶(現地価格:995£)x1缶=995英£

合計700L,価格3,867英£(58万円@150円/英£)となります。

これを、メーカーBioFuelsとの協賛で、
700Lを価格の60%引
価格の40%の23.2万円+輸送料+関税・消費税
の条件付、期間限定、募集中(6月中)です!!
平均1L当たり332円弱です。

BDF生産者、或いは利用者には朗報です!!
この様な価格では、国内・海外共にあり得ない価格だと思います。

興味が有れば、また質問などが有れば、下記へご連絡下さい。

では、また。。。。
Joe.H

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  最近では国内市場にも数多くのバイオマスガス化発電装置が登場しています。特に中小型ガス化発電装置の選定について、どの様な項目を、どの様な評価基準で皆様選定されていますか?? 

 今回は、先ずは機種選定に際して考慮すべき項目の選定・その項目の概略説明をしたいと思います。

 現在国内で販売されているガス化発電装置は、殆ど下記に掲載されています。 
但し、やや大規模の中型ガス化発電機も、バイナリー発電(ORC)や蒸気タービンも一部含まれています。

 この他、未だ国内販売されていない海外製中小型ガス化発電装置も少なくありません。
下記は、その1例で50kWタイプのオープン・タイプ製品(オーストリア製、20フィートコンテナ・タイプもあり)です。この製品は、標準で簡単な乾燥機付で、水分25%迄のチップ原料が投入処理可能です。

イメージ 1

現在、これらの中小型ガス化発電装置を検討中の方は、是非先ずは下記のチェックリストを利用し、充分確認することをお薦めします。尚、ここで中小型ガス化装置の定義は、一応1基当たり250kW程度以下とします。

確認・検討が不充分だと、後で思わぬ後悔をすることになります!!

1.原料すタイプと価格、或いは入手の容易性
  国内販売されている中小型ガス化装置で使用可能原料は、
ペレット限定(含むブリケット化)
チップ限定
何れも可能
等です。

中小型装置では、微粉体原料(1mm以下)100%の原料は取り扱いできません。また、液体バイオ油のガス化も対象外です。何れも、大型の、或いは特殊専用ガス化装置のみが対応可能です。

これら中小型の装置は、価格を抑える為、等の理由から、多くの装置は最も簡単なダウンドラフト法、或いはアップドラフト法(含む、逆ダウンドラフト法)、或いはこれらの改良版が多く採用されています。加えて、ガス化炉内のセンサー類の数(配置数、二重化)や質も不充分です。更に原料性状の変化等に対応した自動化運転機能の限界もある様です。

この為、ペレット限定、或いは、チップも可能となっていても、ペレットを現実は薦めている機種・メーカーが多いと思います。
ガス化装置側からは、チップよりペレットの方が、より均一原料である為、好ましいのは確かですが、問題はペレット価格です。
チップ価格に対して、ペレットは更に1万円/トン前後価格アップします(ブリケットはペレットより安価)。中小型タイプでは、例え、チップでも採算性の苦しい場合も多く、ペレットでは更に採算性が苦しくなります。

尚、元の原料が鋸屑、籾殻の様な細かな粉体状の場合、中小型ではペレット化が不可欠です。仮に最終的なペレット原料の価格が安価であれば、ペレット専用のガス化炉でも良いかもしれません。尚、この様なペレットが将来とも供給保証が得られるかを考慮して下さい。

余談ですが、大型機なら、粉体(微粉、1mm以下)の直接処理可能なガス化装置は海外製なら販売されていますので、この場合ペレット化とその費用は不要です。

2.原料チップの種類・サイズ・分布と水分
ペレット原料専用の場合は、この項目は不要です。この項目、以下チップ対応ガス化発電装置の例です。
例えチップが使用可能と言う場合も、そのチップ仕様の確認が不可欠です。
①チップサイズの上下限値
②下限値以下の細粉の許容混入度(%)
③水分
④チップ・タイプ(切削、粉砕)
⑤混入物の種類、可否(バーク、小石、土、他)
⑥木質系以外の原料対応(農業廃棄物等)

チップが使用できても、そのサイズ、水分、タイプ等の制限は多くあります。使用したい原料が、検討すべき装置に合致するか、否かが重要です。

①は主に装置(コンベアー等)の詰りの原因になり得ます。
②は原料が安定して送れない問題等が発生します。どの様なチップでも、必ず細粉は多少含まれています。この混入度条件が厳しければ、篩分け等が必要になります。細粉・微粉が多いと、ダウンドラフト法では炉内のガス詰りの原因になります。ダウンドラフト法の細粉・微粉の混入割合は5%以下、他の方式でも中小型の場合、最大で30%程度以下です。
③は通常、水分0〜15%以下です。チップは放置状態だと、すぐ水分20〜25%に上昇しますので、乾燥チップなら保管法の考慮、或いは必ず乾燥機の設置が必要です(設備費、運営費増)。
装置によっては、乾燥機付、或いは水分20〜30%程度迄、使用可と言う装置もある様ですが、当然ガス化効率上からは好ましくありません。
④は、特に切削チップ(主に製紙用途)限定の装置は出来れば避けたいと思います。粉砕チップ使えれば、より原料確保が容易に、そして価格もより安価になります。
⑤廃棄物処理を扱うガス化炉でなければ、小石、或いは金属類の混入は余り問題とならないと思います。重要なのはバークの混入を許すか、否かです。バークが多いと、灰(炭)の溶融が起こりえます。ダウンドラフト法では、ガス化部、還元部の温度をそれぞれ独立し制御できない為、しばしばこの種の問題が発生します。
⑥の原料の多くも、無機金属(K,Na)を多く含む為、灰(炭)のガス化炉内の溶融・詰りの問題が発生します。

3.ガス化効率・発電効率
 特に中小型ガス化発電装置で売電ビジネス(FIT)を目指す場合は、間伐材でも、一般材でも、何れも高価な木質原料を使い発電する訳で、運転経費の最大項目は原料費です。
勿論、より安価で原料調達するのが前提ですが、装置側から見ると、ガス化発電装置の原料投入エネルギー(F)に対し発電量(B)の高い装置の選定が不可欠です。全ての単位をkWとします。
①ガス化炉の冷ガス化熱量(A)
②ガスエンジン発電機の発電量(B)
③装置本体の電力使用量(付帯設備を含めて、C)
④排熱回収熱量(CHP、D)
⑤装置熱ロス(ガス化装置、エンジン発電機の冷却熱ロス、排気ガス残熱量、炭の保有熱量等、E)
これらの熱バランスは、F=B+D+E
となります。

グロスの発電効率:G=B/F(%)
ネットの発電効率:G-net=(B-C)/F
電力・熱効率:H=(B+D)/F 
尚、
ガス化炉効率(冷ガス化効率):I=A/F
ガスエンジン発電効率:J=B/A
従って、装置全体のグロス発電効率:I x J =G
ともなります。
従って、
FITで発電が主目的なら、出来るだけ発電効率(G)の数値が高い装置を選択することが必要です。
中小型機だと、25〜28%程度です。ガスエンジン発電機効率(J)は、エンジンや発電機の大きさ等が決まると、量産製品の熱・発電効率はほゞ一定となります(中小型のエンジンは全て高速型であり、効率差は少ない)。
本命はガス化炉のガス化効率(I)です。ガス化法、熱回収法、他で大差が生じ、最終的には発電効率(G)に影響します。G値により、同じ電力を発電する場合、原料の使用量が大幅に変動し、採算性も大幅に変動します。
ガス化効率(I)は、通常60%〜80(+)%迄存在します。充分確認が必要です。
因みに、ガス化効率80%の装置の使用原料は、60%の装置に比べ、同じ発電量を得る必要な原料は25%も低下します(エンジン発電機の発電効率は同一と仮定)。この差は採算上決定的です。

 装置仕様に、これらの数値記載がなく、単に使用原料(kg)に対して、発電量(kW)が記述されている例も少なくありませんが、惑わされない様にしましょう!!
各社都合の良い原料(熱量、水分)を前提とした場合、或いは、原料熱量の数値を記載してない場合も、多々あります。

 一方、発電+廃熱利用目的の場合、発電・(廃)熱回収効率(H)の数値の高い装置を選択しましょう!或いは、排熱の利用価値と売電価格の両者を比較しましょう。
通常Hは70%〜85%程度です。この数値は発電が主目的な場合は、当然意味がありません。この場合、注目すべきはG値、或いは、より正確にはG-net値です。幾ら排熱を回収(D)しても、有効利用とその経済的な価値が無ければ意味がありません。

4.連続稼働時間(保証)
ガス化発電装置の採算性上、重要な因子は年間稼働時間(予想値、保証値)です。例え、高額、高性能の装置を購入しても、装置が充分稼働しなければ、信頼性が低ければ、売電ビジネス上は意味がありません。ガス化発電装置の稼働時間については、メーカー側は、
①無保証:幾ら装置が安価でも、原則選定・購入を控えた方が良いと思います。
②保証値(最低何時間/年以上):保証値7000時間/年以下の場合、こちらも同様でお薦めできません。②8000(+)時間/年なら、ほゞ問題ないと思います(ガス化装置単体、ガスエンジン単体ではなく、装置全体での数値)、
仮に、②が7000〜8000時間/年なら、なぜこの数値になるのか充分検討が必要です。他の項目(例、高効率)が優れていれば、選定の余地があります。

5.自動化(スタ―ト開始、停止機能ソフトの評価)
 ガス化装置は、通常完全に停止し冷えた状況から稼働開始し(Cold-Start)発電開始・送電まで多くの時間を要します。通常1〜3時間も必要です。
この間、操作員が付き合わないといけない様なガス化発電装置は、採算面からも、中小型ガス化の売電ビジネスでは通常使えません。

 出来れば、完全自動化装置の選定が必要です。理由は、中小型装置では、発電規模から、電力の売り上げも限定的です。従って、操作員の人件費を考えると自動化装置でないと、通常採算的に無理だと思われます。
同様に、無人化状態であれば、何か装置トラブル(原料切れ、原料詰り、装置故障、他)の発生時に、安全に自動停止する機能も不可欠です。遠隔監視機能付でも、それだけでは不充分です。

 ガス化発電装置の自動化では、ガス化発電装置の効率化運転ノウハウの詰まった最適化、自動化ソフトが組み込まれている装置もあります。装置価格だけ、或いは眼に見えるハード面ばかりでなく、組込ソフトの優劣・評価が、特に(非専門家の)顧客では必要不可欠と言えます。

6.保守容易性と保守部品の確保
 ガス化発電装置は、必ず必要な定期保守項目があります。
装置メーカーによっては、前述組込ソフトにより、予め必要な保守を知らせてくれたり、或いは故障個所を(自動的に特定し、何処が故障したのかを知らせてくれます。これらの組込ソフトの有無は重要です。それでも原因不明なら、遠隔監視・診断機能により、開発メーカー側で診断と故障個所の特定も、即出来る装置もあります。

それ以外に、
①できるだけ装置を停止することなく保守作業が出来る、
②装置を一旦停止するも短時間で再稼働できる、
③ガス化炉内等に予備センサー等があらかじめ組み込まれている、
④保守作業が楽な様な装置設計、
⑤保守部品の予備確保(国内代理店、顧客側)も重要です。
少なくとも、これら項目の確認は必要かと思われます。

7.納入実績、価格、他(コマーシャル側)
 以上は、装置選定にあたり、主に技術面、装置・保守面からの考慮点を紹介しましたが、コマーシャル面からの検討も、勿論必要です。
装置購入価格・維持価格:特に中小型だと採算上苦しい場合が少なくありません。勿論、この最大の要因は原料価格ですが、装置価格、保守部品価格、保守作業費(必要な保守を代理店から受ける場合)等は直接採算性に影響します。

納入実績:採算性には、直接関係しませんが、云わば保険・安心料です。納入実績が多ければ、より安心ですが、逆に、古い設計・ガス化方式の場合が多々ありますので、要注意です。納入実績ばかりに捉われると、低効率で、将来的に競争力の弱い製品を選定してしまいます!!

保有の満足感:あくまで、ガス化発電装置は工業製品であり、売電ビジネスを行う手段です。但し、長期間に渡り利用・保守する装置なだけに、車ではないですが、性能面、デザイン面等!、保有の満足感が得られる様な製品が望ましいと思います。

販売会社、担当者:ガス化発電装置、例え、小型でも安価ではありません。契約・購入時に最後の判断は、販売会社、それも人です。充分ガス化の知識、見識を持った担当者、会社の製品を購入しましょう!!単なる営業ノルマで販売している様な人、或いは販売会社からの購入は危険です。この場合、特に購入者側の評価・判断力がより重要です。これが不充分・不可能なら、専門のコンサルタントの利用も一つの方法です。

以上、中小型ガス化発電装置を購入に際し、確認・考慮すべき項目の概要を説明しました。 これから、新規購入を予定・計画されている方、或いは以前装置を導入され、再度新規に導入される予定の方々向けに、ご参考までに。。。

尚、取り扱い中の小型ガス化発電装置は、多段ガス化法・タール発生無し(Tar-Free)LiPROガス化発電装置です。

イメージ 2

下記は、取扱中の各種ガス化発電装置ですが、最初の機種が小型LiPRO製品(50kW)です。
本Blogは下記、他幾つもにあります。

是非、他社の中小型ガス化発電装置と比較検討下さい。

『貴方が違いの解る人』なら、即、その違いが判ると思います!!

何か、お問い合わせがあれば、下記にお願いします。
では、また。。。。
Joe.H

追伸)
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最近、廃プラ類の油化ビジネスが(再)注目されだしています。
この問い合わせも、最近増えています。有望分野だと思われます!!

そこで、今回は、主に採算性とその投資額等について、ご紹介します。

廃プラの油化装置は、下記にもあります。
1)廃プラの油化(液化)装置は、下記のH.P.の後半”(4)触媒熱分解液化法”にも紹介されています。ガス化装置で提携先のイタリアINSER社の製品を紹介しています。必要なら、更に水素添加を行えば、軽油と同等な高品質の燃料油も製造できます。

2)更に、廃プラ油化装置は過去(4年前)にも、下記の本Blogで紹介済みです。

勿論、廃プラ油化装置は国内製品もあります。しかし、。。
多くは小型(〜2トン/日)、バッチ方式、熱分解方式(無触媒)です。油化装置の会社によっては、顧客先の装置停止中、或いは業務停止・破産の会社もある様です。

後段でご紹介の様な中大型(12トン/日、3600トン/年)、連続式触媒法熱分解油化装置は恐らく無いと思います(他に、24トン/日、38トン/日もあり)。


この油化装置が(再)注目されだしたことは、理由・背景はいろいろあると思います。

1)特に、廃プラスティク゚類の投棄、埋め立ての問題、海洋汚染(マイクロ・プラスティクスによる魚類・人体への影響)、。。。等です。

この為、特に海外では、投棄プラスティクス回収、埋め立ての掘り起こし回収による油化が注目されています。
回収業者ばかりでなく、プラスティクス製造化学会社までも、その社会的な責任から、自らも廃棄プラの回収・利用を目指しています。
特に、最近海外の大手化学会社も回収事業を開始(或いは、計画)しています。国内の化学会社も、まだ一部ですが、同様です。

2)従来、海外(中国等)へ廃プラ輸出をして、その場をしのいでいた回収業者も、輸出が最近できなくなった様で、国内で廃プラ処理に困っている様です。国内ばかりでなく、例えばEU諸国の廃プラ85%を中国へ、従来輸出していたものが、不可能になり大混乱。

この為か、プラ使用を削減、或いは使い捨て禁止/再利用等も検討中とのことですが、即実現は出来ません。米国も同様の様です。
国内には膨大な廃プラ量があります。廃プラ処理がスムーズに出来ないと、新たに産廃プラ類を引き受けられません(ボトルネック)!!

3)最近の石油(原油)燃料価格の高騰で燃料費の急騰です。この数年、原油・石油製品価格は低価格であったことが夢の様です。
最近、ガソリンは150円/L超えも、軽油でも120〜140円/L、A重油でも90〜95円/Lはする様です。当然ですが、真っ黒いタール状の原油ですら、1バーレル75ドル(52円/L)もします。

廃プラ由来の熱分解油は不完全な燃料です。
課題もあり、用途も制限があり、使用に当たり注意も必要です。
この為、燃料として軽油程の燃料価値はありませんが、でも原油より燃料としての価値があります。
ボイラー、加熱炉、溶解・溶融炉等の燃料用なら、軽油と同等(+)の熱量、ディーゼル燃料用となら、軽油のブレンド燃料(増量)で同等以下です。要は燃料の用途次第です。

4)油化装置価格も、海外製なら、下記に添付の様な処理能力に対して比較的求め易い価格です。
加えて触媒利用により軽油留分(沸点、熱量、粘度、他の物性値)が高収率で得られます。また、油化装置も連続自動運転できます。触媒を使う油化装置は国産機ではないと思われます。

5)これらの理由からか、最近、油化装置の問い合わせが急増しています。
尚、廃プラ類が全て油化できる訳ではありません。油化し難いものもあります。
最新技術では、PET等は廃プラの原料であるモノマーに分子レベルで戻したり、ペレットに戻し再利用できる技術も開発されています。燃料変換(油化)より、効率的です。

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この様な背景から、今回は油化ビジネスの採算性の計算の1例をある油化装置でして見ました。勿論、油化装置も、原料種、分解油用途、規模、装置機能、投資額等により最適な装置は変わります。

下記は、計算例です。連続式、触媒熱分解法の例です。
紹介の油化装置は、廃プラ処理量は12トン/日(2系列)、3,600トン/年の装置となります。連続式で1日10〜12トン規模は、ビジネス上からほゞ下限で、上限は100トン程度(並列設置)迄あります。設備的には、半分の6トン/日(1系列)、1,800トン/年もありますが、価格は多少割高の60%程度になります。

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夫々の状況により、勿論採算性は変化します。
Case-Aは、廃プラ原料チップを外部から有価で購入し、廃プラ油化ビジネスを開始し、分解油(軽油相当)を生産する場合です。
この場合、廃プラ(粉砕チップ)を15000円/トンと仮定しています。

Case-Bは、廃プラを産業廃棄物として処理費を、既に得ている回収企業(業者)が、廃プラ油化ビジネスを行うケースです。
廃プラ類を3万円/トンで引き受け、油化原料とし自己利用するケースです。
廃プラ原料回収率を80%(残り20%はゴミ、他と仮定)、油化原料のチップ化転換費用は1万円/トン、及びこのビジネス利益1万円/トンを合せて、2万円/トンの費用を見込んでいます。この前提でも、油化廃プラ(チップ)原料費は負の原料費-4000円/トンとなります。
尚、この関連設備、製造費は、廃プラ原料チップ製造関連で別途考慮することし、下記計算には含めていません。

重要なのは、廃プラ原料(1Kg)からの分解油が何L得られるかの収率ですが、通常70〜95%程度です(計算例は85%としています)。実原料サンプルの熱分解テスト(有料)を行えば、より正確な収率が得られます。

計算例では、製造された軽油相当の燃料油価格60円/Lを見込んでいます。
重油(A)ですら、現状価格アップにより90〜95円/Lもしている状況ですから、実際の分解油、高エネルギー(軽油・重油と同等以上の熱量:10,500Kcal/Kg)、無煙、冬季固化なしの燃料は、重油燃料以上の価値があると思われますが、価格60円/Lの前提は重油の3分の2となっています。

軽油は、現在110〜130円/Lもしますので、例えば、熱分解油(Pyrolysis-Oil)を3分の1ブレンドした燃料(上限ブレンド%は50%程度)をディーゼルエンジン付の建設機械、発電、機に使えば、理論的には100円/L程度になります。
従って、60円/Lなら、充分買い手がつく筈です。海外では通常軽油3分の2程度の価格と言われます。軽油120円/Lなら、ブレンド油は80円/Lとなります。

イメージ 7


そこで、次の計算例を見てみましょう!!

Case-Aでも、投資利回りは18.7%、投資回収4年弱です。
Case-Bなら39.9%、投資回収2.2年となります。
上記の数値は、分解油60円/L(6万円/KL)の計算例ですが、。。。

上限と思われる重油と同じ評価の燃料価格90円/Lだとすると、
Case-Aでも、投資利回りは46.5%、投資回収1.88年弱です。
Case-Bなら67.7%、投資回収1.34年となります。
。。となり、驚異的な投資利回りとなります。

実際、海外例でも投資回収2〜3年程度となっている様です。

下記の添付の採算計算の表は、単なる計算例です(消費税含まず)。
勿論、個々のデータでの再確認が必要です。ほぼ、間違いのない数値は投資額ですが、何れにしても、高収益ビジネスとなり得ます!!

イメージ 2

下記は、提携先の廃プラスティクスの触媒法の装置価格の概算見積額の一例です。
価格はメーカー、方式、規模等により、いろいろです。因みに2〜4倍も高額なケースもあります。
触媒方式廃プラ熱分解装置で、この規模(年3600トン)、連続式自動化装置としては、下記は最安値に近いと確信しています。

この熱分解装置、使用できる廃プラは廃PE/PP/PS等ですが、ブロック運転すれば、廃タイヤ、或いは廃エンジン油等からも熱分解油、及びカーボン・ブラック(CB)が回収できます。

CBは、農業(鶏糞等とのブレンド剤)、及び燃料(炭代替)の他、カーボン・ブラック製品の原料化としての利用もあります。


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以上、廃プラの油化(ビジネス)の概要を主に投資額、採算性等から、廃プラの触媒熱分解装置(Waste Plastics Catalytic Depolymerization Process)を紹介しました。 

バイオマス(バイオ油)の発電ビジネス(FIT)も、最近の電力価格の低下見直しにより、採算性が低下したり、原料の調達の課題(パーム油輸入、間伐材、安定価格、他)、スケールメリットを狙った投資額増等により、ビジネス上、実現が危ぶまれる場合も、少なくありません。

熱分解油の販売(自己使用)は、FITの様に20年間も売上営業努力が不要とはなりませんが、

1)廃プラ(PE/PP)が充分原料確保でき、正しい触媒方式熱分解油化装置の選択が前提ですが、軽油・重油を多量購入し、ボイラー燃料、或いはディーゼル建機、ディーゼル発電燃料(軽油、或いはBDF,SVO植物油とのブレンド燃料化)等の用途として、
2)自ら軽油・重油を燃料として使用している場合の代替燃料(燃料費削減)、又は
3)これら燃料用途で、これら燃料を代替購入可能な顧客を確保、見込める場合(顧客の燃費削減、自らは廃プラの油化ビジネス)
4)尚、上記例の様な、設備費と操作員・設置場所は必要ですが、。。。。

等なら、充分廃プラ油化は採算的に問題ないと思います。特に、バイオマス発電の様に、原料確保の課題(質・量的確保、高価格)も少ない筈です。

正しい熱分解用触媒の選択と適正な熱分解条件(反応温度、滞留時間)の設定により、充分利用可能なほぼ軽油(相当)燃料高収率で得られるからです

以上述べた様に、油化装置及びこれらを用いた油化ビジネスが注目されている状況で、新たな油化装置も開発されつつあります。注目している例を下記に紹介します。

流動床方式油化装置
ほゞ100%油化装置=横ドラム式油化反応炉方式(加熱量の限界から大型化も限界有り、1系列6〜10トン/日程度)ですが、こちらは流動床方式熱分解油化装置(https://recyclingtechnologies.co.uk)であり、ガス化装置などと同様、ほぼ無制限で大型化が可能です。因みに、下記は、年7000トンの処理能力ですが、流動床方式の為、コンパクトです。生産された油は、化学基礎原料のナフサ(ガソリン留分)、船舶用燃料、潤滑油材、ワックス原料とあり、主にそれぞれを扱う化学製品メーカーへの原料供給・販売とないます。

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2)新方式油化装置
 こちらもドラム式油化反応炉方式ではない新方式(特許)の油化装置です。詳細は不明ですが、各方面で注目されている油化装置です。原料は通常と変わらずPE/PP/PSとなっていますが、注目は触媒方式による油(前の添付写真)の性状等です。

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3)全廃プラ原料対応油化装置
 油化装置=PE/PP/PS限定が常識ですが、この装置はPVC,PETも混合状態で処理可能の様です(PVC100%でも可能)。従って、油化処理の原料種による分別が不要です。勿論、塩ビ(PVC)の処理だと塩素(Cl)が発生するのですが、処理装置が含まれています。尚、この装置では処理温度が低く、ダイオキシンは発生しません。

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4)全廃プラ原料対応油化装置(PSモノマー・リサイクルも可)
 この最新油化装置( http://pyrowave.com )は、通常の油化装置が、熱源として自己のオフガスを多く利用するのに対し、電磁波Micro-Wave)加熱を行う方式の油化装置、それも燃料油化だけでなく、PSモノマーも製造出来る装置です。
殆ど全ての廃プラ未選別で、年800〜1200トン処理と小規模できる機器です。
最大の特徴は廃PSプラ、或いはPSを多く含む廃プラであれば、PSモノマー(スチレン)が直接得られ、新原料(バージン)として再度使える(リサイクル)ことです。 大手PSプラメーカーも注目しています。元のプラステック原料(この場合PS)に戻して、再度新プラスチック(PS)としてモノマー・リサイクル化できれば、油化燃料化より、遥かに好ましく効率的です。他社でも廃PSからPSモノマー(スチレン)として回収できる装置もあります。
他廃プラ処理装置ですが、PETモノマー製造(http://www.ioniqa.com/products/ ) も最近表されています。
何れにしても、プラ類のモノマー・リサイクル法は、最注目の技術です!!!

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5)全廃プラ,バイオマス原料対応油化装置
 最新油化装置には、廃プラの他、バイオマス迄を直接油化する装置も、或いはガス化軽油で油化する装置も幾つかあります。何れも100%軽油代替(Drop -in)可能と言うのが宣伝文句です。下記写真は一例です。
具体的な会社名は、この場では省きますが、世の中の進歩には驚きです!!
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今回、テクニカル面の一般公開は省略しました。

最近の廃プラ処理流れは、その社会的な責任と共生等から、製品を製造した企業(業種)に戻す(Waste Recycling and Return to Manufacturer)ことが叫ばれていて、これらの企業も直接、間接にその実現に向かいつつある様です。
従来の廃棄物回収業に加えて、より上流の石油化学会社、プラ(ゴム、タイヤ)製造会社、加工・成型会社、或いは大手のプラ類消費・利用企業・消費者も、この分野に参入しています。

この様に、廃プラ(及び廃タイヤ・ゴム、廃バイオマス、廃油)の油化ビジネスは、現在多いに注目されている為か、プロセス技術面の新開発への資金の流入と共に、プラント建設も多数計画・実施されつつあります。
これら装置の需要先はプラ製造会社、タイヤ・ゴム製造会社、これらの産業・一般ン廃棄物処理業者、公共の生活廃棄物処理部門、発電業者、油処理業、他。。。など多岐にわたってます。す。従って、

今が ビジネスチャンス です!!

何か、具体的なお問い合わせがあれば、下記にお願いします。
では、また。。。。
Joe.H

追伸)
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以上

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