Joe.H のバイオマス・ECO活動

最新バイオマス・ガス化/オイル発電等再生可能エネルギ‐設備・最新技術情報の紹介と実践報告です!

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高収量バイオマス・エネルギ-作物:ジャイアント・ミスカンサス、組織
培養幼苗の輸入後後、4年目の生育状況の継続報告です


尚、下記は初年度より、平成30年3月末までの3年間の生育状況の報告です。
興味があれば、或いは未読の方は参照下さい。

先ずは、直近の昨年29年度3年目(平成29年4月から平成30年3月末迄)の生育状況です。

次は初年度(平成27年度5月から平成28年3月迄)の組織培養苗の購入時、及び最初のポットでの生育状況のBlog記事も下記にあります。

2年目の平成28年度の4月より平成29年3月迄の情況は下記を参照下さい。
2年目の最後の刈り取り後迄が紹介されています。
先ずは平成28年度の前半です。
平成28年度の後半です。


以下は、いよいよ栽培開始して4年目の春の情況からの紹介です

新芽が大幅に増えていると同時に、50cmx50cmの株間は、ほゞ詰まってきています。株間の空間はほぼなくなっています。
通常は、これよりやや広く、60〜80cm四方に1株程度の植え付けとなります。

下記が本年度本日(平成30年度4月17日のジャイアント・ミスカンサスの
生育状況の写真です。

イメージ 1

同様に、下記はポット(直径50㎝位)植えの写真です。

左側は昨年度1年このポットで生育し、本年度、引き続き、再度芽吹いたもんです。

右側は、昨年挿し木を行ってポット仕立てを行い、本年度3月頃、小型ポット苗(数株)を写真の様な大型ポットに植え付けたものです。

イメージ 2

余談ですが。。。ジャイアント・ミスカンサスの繁殖法(Propagation)は、通常根茎分け(Rhizome)法挿し木(Cutting)法、或いは大量なら組織培養法(Tissue Culture)等で行います。組織培養苗は、海外(北欧)の専門業者から直接輸入します。
通常の植物の様に、播種繁殖はできません(種子は出来ません)。

下記の子株は、この状態で植え付けもできますが、根茎分けを行い最大3−4分割し植付けも可能です。
根茎分け法なら、直接畑植えでも、取り敢えずポット仕立て後、ある程度(20〜30cm)成長後植え付けも可能です。

イメージ 3

下記は、春に行った根本付近の茎の挿し木穂です。
節の処は、未だ生きた芽が残っています。他の茎部は既に枯れています。
夏場に行えば、茎全体はグリーン色です。

イメージ 4

上記の茎をピートモスのポット鉢に挿し木植えした状況です。

イメージ 5

発芽後のポットの状況は下記の様になります。
上記の大型ポットに植えた余りの(カス)苗です。

イメージ 6

追加)平成29年5月15日
前回から1ヶ月後の本日の生育状況です。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9


今後4年目の生育状況を、適宜掲載予定です。

尚,何かジャイアント・ミスカンサスについて、苗(根茎、或いは無菌組織培養苗)の調達法(注文法)、栽培法、その他、ご質問等があれば、下記より直接ご連絡下さい!!

では、また。。。。
Joe.H

追伸)
 上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かご質問、ご要望、及びご意見等の具体的な相談のある方は、
『お問い合わせhttp://www.biofuels.co.jp/page7.html )
フォームよりお願いします。 
或いは、『お問い合わせ』のメールを下記に下さい。
尚、必ずご本人氏名、連絡先電話番号等を添えて下さい。
以上

この記事に

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今回のテーマは、バイオマス発電に於ける原料選択と採算性です。

固定価格(FIT)で売電ビジネスを計画する方々で、計画を実現する為には、
先ずは、
1)建設資金の調達(自己資金、ファイナンス)、
2)バイオマス原料選択と確保(量、価格等)
バイオマス原料は必要なら、添付( http://www.biofuels.co.jp/page5.html )を参照下さい。
3)ガス化発電設備(原料対応、多様性)、更には
4)設備設置場所(土地)と運営体制(要員、経験・運転)、加えて
5)採算性(継続性)
等、少なくとも全て必要項目です。

そこで、今回は、5)採算性を維持・実現する為の2)原料選択、及びこれらを実現する3)設備の重要性と選択等について考察をします。

先ず、バイオマス由来の売電ビジネスでは、大きく2つの方法があります。

1.液体(バイオ油〉燃料を使うディーゼル発電方式
もっとも代表的な液体燃料は植物油であり、大規模の場合は、その量的確保が可能なパーム油等です。
尚、パーム油等のディーゼル発電は下記を参照下さい。

但し、パーム油・SVO発電も課題は山積しています。例えば、油燃料価格と輸送費です。

FIT価格は通常24円/KWhですが、原料油は売電売上の3分の2以下にならないと採算上苦しくなります。ディーゼルエンジン発電機のパーム油での発電効率は、概略43〜45%(+)程度の中速型高効率機(例、発電量4.5KWh/Kg)を前提とすると72円/Kg前後です。この価格での調達(原料費、輸送費)は、昨今可成り困難な状況です。

使用済廃食油なら45〜50円(50〜55円/Kg)程度の価格です。廃食油のFIT価格は17円/KWhですので、前述の同じ前提なら51円/Kgとなります。
従って、廃食油なら採算上ビジネスの継続は可能です。但し、課題は、この前提となる中速型高効率機の能力は1MW以上となりますので、少なくとも1MW以上でのビジネスとなります。
これに必要な廃食油は、1800トン/年(2000KL/年)程度の量的確保が必要です。2MWなら、3600トン/年(4000KL/年)程度です。パーム油と異なり、廃食油は輸入上の問題もなく、固化問題も少ないと思います。

2.固体(バイオマス)原料を使うガス化発電方式
固体バイオマス原料はいろいろあります。個々の原料について、考察します。バイオマス・ガス化は下記を参照下さい。

A) 木質チップ(間伐材)
FIT価格40円/KWhと最も高価格設定であり、ビジネス上も有利の様に見えますが、必ずしもそうとはなりません。ガス化発電の発電効率は、ガス化効率及びガスエンジン発電機効率との掛け算になります。前者は方式、規模により65〜90%程度、後者は30〜45%程度です。尚、余談ですが、ガスエンジン発電機の効率も、通常の仕様書上の効率は、天然ガスでの数値であり、合成ガスでは5〜7%程度低下します。
従って、ここでは高効率のガス化設備(85%)、及びガスエンジン発電機(33%)を採用した前提で、全体の総合効率を28%とします。
また、バイオマスガス化での原料費は、売電売上の3分の1程度以下が採算上必要です。
これらの前提での限界チップ原料費は、計算上14800円/トン程度以下となります。チップ材(水分10%)の熱量を3800Kcal/ Kg@LHVを,又自己消費電力10%を仮定しています。
尚、間伐材のチップは多くの水分を含んでいます。仮に35%なら、約10700円/トンであり、仮に丸太(水分65%前提)なら、5760円/トンとなります。実際は、更に乾燥費、チップ化等の費用も必要です。
この様な価格で間伐材原料が確保できれば、恐らく採算上は問題ないと思いますが、多くの場合、この価格では必要量を入手出来ない様です。
以上が、間伐材での採算上の原料費の限界上限価格です。具体的には、個々のケースでより詳細な検討が不可欠ですが、大きな差は出ないと思われます。

B) 木質チップ(一般材)
一般材の場合は24円/KWhへと低下します。燃料としての性能は間伐材と同じですから、上記の前提だと、乾燥チップ(水分10%)価格は8880円/トン、未乾燥(水分35%)チップ材なら、6420円/トン、生木の丸太材(水分65%)なら、3460円/トン程度が採算上の上限原料費となります。同様に、乾燥費、チップ化費も考慮する必要があります。これらの価格で、一般材バイオマス原料が入手可能なら、問題無いと思いますが、現実は可成り厳しいと思います。
当然、大規模なら、量的確保の容易性から輸入PKS等も考慮する場合もあいます。仮に、PKSの熱量を前提4200Kcal/Kg@LHVとしても、9800円/トン程度が上限です。

尚、大規模ガス化であれば、複合発電方式等の採用で高効率化も可能です。仮に、総合発電効率を28%ではなく、35%迄高めることができたとすれば、12300円/トン程度となり、採算上現値で、購入可能な価格になり得そうです。
但し、この35%の効率を得るガス化発電は規模なら最低でも10MW以上、それも高効率のガス化設備、及びガスエンジン発電機、及び付加設備としての複合発電設備は必要になります。

C) 農業廃棄物(籾殻、廃菌床、竹、PKS,他)
 では、売電価格24円/KWhで、採算上から売電ビジネスを継続できるバイオマス原料はないのでしょうか???
この例は、籾殻、藁、米柄、廃菌床竹材、その他の農業・林業・漁業残材・廃棄物、他等です。

ここで籾殻なら、水分は8〜12%と乾燥していて、乾燥処理、等は不要です。但し、課題は、チップに比べて低熱量(3100Kcal/Kg@LHV)程度であり、灰分の多さ(15%程度)と低温溶融性、等から、殆ど国内ではガス化原料として使われていませんが、東南アジア、中国、アフリカ等では実績も少なくありません。
 
籾殻の限界価格は、エネルギ-換算で8075円/トン程度です。最も、ガス化では、乾燥は不要ですが、原料のペレット化、或いはブリケット化が必要です。この処理には多くの電力エネルギーが必要で、1000〜2000円/トン程度の費用が必要ですが、これらを考慮しても,6000〜7000円/トン(+)程度です。籾殻殆どは無料で、処理(ブリケット化)費を考慮しても、この価格なら、例え、籾殻の低密度材(100Kg/トン)は運送費も掛かりますが、充分入手可能過ぎる価格です

多分、ガス化原料として使える状態(運送費+ブリケット化)でも、籾殻が無料なら、実燃料費3000円/トン程度だと思われます。上記の限界価格の8075円/トンとの価格スプレッド差は3000円(+)/トンもあります。多少、籾殻対応の設備費に投資増であっても、採算は充分取れると思います。

籾殻の課題は、量的確保ですが、籾殻は籾の20〜25%程度であり、残り75〜80%が玄米です。概略、9、000〜10,000ヘクタール分程度分の籾殻が確保できれば、2MWのガス化発電を通年稼働できます。この水田面積は5.5Kmx5.5Km程度の水田面積となります。
この籾殻ブリケットは、東南アジア、インド、中国でも大量に、燃料用に作られていて、籾殻の国内調達が量的に無理なら、輸入籾殻ブリケットも可能の様です。

尚、籾殻の様な多量の灰分、及び低融点の灰を含む材料では、ガス化は国内では実績もなく、殆ど見向きもされません。
我々の扱うガス化装置(FPT、INSERガス化方式)、他なら、籾殻原料の使用は可能です。

同様に他農業廃棄物(コーン殻、大豆殻、藁、麦藁)等も、量的な確保の課題はありますが、採算上からは全く問題ありません。竹やススキ類も同様です。
何れも、これら農業廃棄物原料を使えるガス化装置の選択が鍵です

最も農業廃棄物の代表例は、輸入PKS(Palm-Kernel Shell)です。
当初は、使い道もなく、捨てていたものが、今やバイオマス発電原料として、特に日本では大注目です。その結果、価格も高騰し、12000〜13000円/トン程度もする様です。FIT価格24円/KWhでの限界価格は、PKS(例、4500Kcal/Kg@LHV)なら、11700円/トンであり、収支はトントンであり、殆ど利益はでません。加えて、低密度であり、遠路からの輸送上の問題もあります。

D) 産業廃棄物(RPF,RDF,等)
こちらは、国内に多量にあり、量的な確保は全く問題ありません。
但し、こちらのFIT価格は17円/KWhへと低下します。
例えば、RPFの熱量を5000Kcal/Kg@LHV(組成調整により、4500〜8000Kcal/Kg@LHV)とします。
ガス化発電効率28%なら、RPFの限界原料費は9,200円/トンとなります。RPF価格は2000〜3000円/トン程度ですので、こちらも計算上の採算性は全く問題無さそうです。

尚、こちらもガス化設備の選択が重要ですが、原料確保や採算性の心配は、殆ど無いと思われます。

以上、バイオマス発電の原料の選択と採算性について、その概要を説明しました。

現状も、将来も、バイオ油(パーム)やチップ材(間伐材、一般材)の高騰、入手難等の諸問題が山積しています。

少しは、他の原料(農林魚業等の諸廃棄物)を、或いは木質チップを含め、これらの混合原料を考慮しませんか??
苦しいバイオマス発電事業の採算性が、(大幅に)改善される筈です。

今回は、主に採算性の観点から各種原料の選択とその採算性を考えて見ました。充分採算性の取れるバイオマス原料があることが解ると思います。尚、具体的な採算性の評価計算は、個々のケースで行う必要があります。今回は超概算計算の例です。

 特に、1)資金4)場所が確保できているものの、具体的に2)原料選択を検討中(済で、3)ガス化設備、5)採算性等について質問があれば、下記に直接お願いします。

では、また。。。。
Joe.H

追伸)
 上記Blog記事は、一般公開情報です。
 何かご質問、ご要望、及びご意見等の具体的な相談のある方は、
『お問い合わせhttp://www.biofuels.co.jp/page7.html )
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以上

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 今回は、先頃実施の国内導入のLiPROガス化装置(HKW50,50KW)の出荷風景の写真紹介です。

尚、輸入前の機能確認テストの為、開発元ドイツLiPRO社(http://lipro-energy.de/en/  http://lipro-energy.de/jp/日本人パートナー/) を訪問し仕様確認作業・稼働確認作業等を実施したガス化装置の状況確認報告は下記のBlog記事を参照下さい。

また、LiPRO製品の詳しい紹介記事は、本Blogの下記、他にありますので、ご参照下さい。
 同様に、下記ホームページもご参照下さい。

 先ずは下記8枚の写真をご覧ください。順にご紹介します。



イメージ 1


下記2枚の写真は、スチール枠に納まったガスエンジン発電機と排熱回収の熱交換器部(蒸気発生、CHP部)です。エンジンの底部熱交換機(ステンレスの円柱管熱交換器2基)は、エンジン排気ガスから、先ず熱回収を行い高温蒸気高温湯(85℃)として回収しています。高温蒸気は、ガス化炉で加熱空気と蒸気を使いガス分解を行います。

次に、CHP(下記写真、中断右側の黄色縦長のプレートフィン熱交換器)、及びポンプ等により、この排熱回収高温湯から、再度熱交換機により外部CHP用に熱回収を行い、熱温水を得ています。CHP熱が不要なら、冷却塔で冷却します。尚、詳細なP&I Flowは必要なら,お問い合わせ下さい。


尚、エンジン発電機(CHP含む)設備は、国内設置後、後記のガス化装置本体とガス供給管、熱回収配管、蒸気配管等の配管類で、全てフランジで相互接続されます。

イメージ 3

手前が同期型発電機(Stamford製)、後側は産業用ガスエンジンです。
下段は排熱回収熱交換器となっています。
ガスエンジンHoeckle社HMG 634 S (低圧用@49.9KW,標準HMG645S@55KW/SISU Arco Power:)を、発電機はStamford社UCI224E(標準UCI224F@55KW)です。

イメージ 4

次の写真は、ガス化装置本体部であり、チップ供給及び熱分化炉部から奥のガス化炉部を眺めた写真です。コンテナ―積み込み前の状態です。

手前の垂直管のフランジ上部から原料チップが供給され、手前スクリュウ・コンベアーにより斜め熱分解工程に順次原料がスクリュウーで供給されつつ、外側からガス化炉出口高温ガスで加熱・熱分解されます。

その先の垂直部がガス化炉本体で、順次熱分解後の炭と熱分解ガスがガス化炉上部から、順次供給されます。

斜めの熱分解炉部と垂直ガス化炉本体部は、断熱材+ステンレス板カバー付仕上げであり、外見上も美しい仕上げとなっています。

以前Blogの上記機能確認テスト時の写真では、本体部が断熱材(グラスウール)だけがまかれた状態で、その外側ステンレス板カバーはなく、むき出しでしたが、この写真では、全てこれらが着けられています。



イメージ 5

次の写真はガス化本体をコンテナーへ積み込む時の写真です。

イメージ 6

下記の写真はLiPROガス化装置部(熱分解、ガス化、還元部)本体部を牽引して、コンテナ―に積み込み時の写真です。


イメージ 2

下記の写真は、ガス化装置本体がコンテナーに積み込まれた状況です。

イメージ 7

下機の写真は、そのコンテナ―内部の一部荷物が搭載された状況写真です。

イメージ 8
次の写真は、LiPROガス化発電装置、パネル、補充保守部品等、必要な全ての荷物を40フィート海上コンテナーに積み終えて、LiPRO社を出発する時の写真です。

イメージ 9


以上、LiPROガス化装置の現地ドイツLiPRO社での出荷時の写真紹介でした。国内到着までの航海の安全を祈っている状況です。

尚、何か、LiPROガス化装置(50KW)のご質問があれば、下記へご連絡ください。

追伸)H.30.01.11
上記で紹介のドイツを出荷されたLiPROガス化装置は、新年1月3日に無事日本の港に到着し、顧客先へは1月10日に配送・仮設置済です。今後、設置工事(配管・配線)、建設・土建、他の周辺工事を順次行う予定です。

イメージ 10

追伸)終わり

では、また。。。。
Joe.H

追伸)
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以下は、下記Blog記事の続編です。
先に、下記を参照下さい。

イメージ 1


 ポンガミアを成長させるための費用?
 栽培の確立費用はシトラス(柑橘類)と非常に似ています。実際、栽培者が最初に気付くのは、木が文字通り既存の柑橘系インフラストラクチャと殆ど一致すると言うことでした。樹木苗は柑橘類とほぼ同じ価格であり、植栽密度は柑橘類と同等、僅かに低い状態です。旧オレンジの木の切り株の間に文字通り植え付けた栽培者もいました。フロリダ州で今日まで農薬は使用されていません。この丈夫な木は、熱帯や亜熱帯の害虫の候補の中でも良く成長します。これまで柑橘類の栽培者は何百万ドルも費やし、これらの害虫を駆除して来ています。ポンガミアの最大の年間出費項目は、その若い樹木がある程度の高さを得ることができる迄、樹木の枝は地表面が覆われるまでの間、草刈り(徐草)の維持管理をすることが必要です。年間保守コストは1エーカー(4,000m2)あたり約400500ドル(4.5万円〜5.7万円)と計算されます。柑橘類のシトラスが現在使っている費用の3分の1、又は4分の1です。幾つかの栽培者は少量の肥料を使用していますが、多くは肥料を全く使用しませんでした。ポンガミアはマメ科で、窒素を作ることで土壌を豊かにしています。
どの様に収穫されていますか?
 フロリダ州で栽培されている果物や野菜作物の殆ど全てが手作業による農作業を必要とし、毎年、それは困難を伴い高価です。逆に、ポンガミアなら、ピスタチオ、アーモンドで使用される様なナッツツリー・シェーカー(果実振動篩落とし機)を使い、2人の乗組員で35秒でポンガミアの木から機械収穫することができます。これらの費用便益は直接的に収益に貢献しています。過去2年間、若い木の幾つかが早くポッド(実のサヤ)を生産していたので、Tervivaは如何に簡単で素早く木から果実を収穫できるかを示すために栽培者向けのデモを行って来ました。
誰が処理するのですか?
 ポンガミア産業の素晴らしい所は、すべてが既存技術・機械類で対応可能であると言うことです。この木は、ナットシェルラーで容易に木から実サヤが収穫され、従来の大豆粉砕装置で簡単に果実を取り出せます。それはこれらの作業に1億ドル(113億円)もの精巧な加工工場、又は外来の酵素製剤を必要としません。そのポッドの中の豆は、リマのような大きさと形をしています。それは約40%の油から成り、残りの60%の残余は種子ケーキ残渣です。2017年、先を見据えたHardee郡庁とその責任者、Bill Lambertは満場一致でフロリダ州で最初のポンガミア粉砕工場を建設することにしました。州の様々な商業温室で栽培されている優良エリート品種の為、1エーカーの樹木は約400ガロン(下記表、右から2列目のPongamia参照、1,800L)の油と約3トン(米トン、2.7トン)の種子粕を控えめにも生産しています。
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 誰が製品を購入するのですか?
 これは正に興味深い処です。この油糧種子作物のための多様な広範な市場の長い候補者列があります。そこに最大の利点の一つです。これら収益性の高い市場は、低価格帯の工業用油の原料、飼料、そして有機農業の為の高価値の生物性の防除製品まで及んでいます。有機農家は、インド名karanja下で、ポンガミアの油と絞り粕製品の長所に長い間精通して来ました
大豆と同様に、ポンガミア油は、バイオディーゼル、又はバイオジェットA燃料に容易に精製することができる長鎖C181オレイン化合物が主成分です。これらの燃料試験テストは、ShellValeroREG、及びARA Labsによってテストされ、確認検証されています。精製業者らはフロリダのポンガミア作物を毎年油を忠実に生産できる新油田とみなしています。燃料は、基本ケースの最終市場であり、投資回収率を高めることができます。
 政治的に正しく「非食品」原料として分類され、それは、分解性流体、プラスチック、洗剤、塗料および他の工業製品などの生分解性ポリマーの製造に使用することができます。油中に見出される副次的な化合物は、有機農家、庭師、及び一般的に知られているニーム製品と同等かそれ以上の効果を示しています。非常に効果的なバイオ農薬としてインドで文書化され、又、ポンガミアの栽培に無機化学肥料不要の為、有機肥料及び栽培により生産された高価値の最終製品需要高まっています。これら流通経路への販売だけで、ケーキとオイルの価値の2倍または3倍にすることができます。
種子のケーキ、即ち油絞りカス残渣は、に精製することで高(30%)タンパク質動物飼料製造できます。或いは、植物有効に利用でき環境に優しい遅効性4-1-1有機肥料として単に使用することできますポンガミアの油分も基本的には、他の食用油と同じ主成分から構成されています。従って、科学者らがTerviva、ポンガミアに含まれる(有毒)副生物を除去さえすれば、油分は『食品品質』にアップグレードできると語っいます。ポンガミアが、この様な状況になれば単なる伝統的な油栽培用作物ではなく、それ以上になります。
バス101
 柑橘類緑化病によって作られた驚くべき農業の空白地域へのポンガミア農業モデルの採用は、古典的なビジネススクールのケーススタディ項目となる可能性があります。この分野今活気付いてますこのビジネスモデルをより深く理解すると、非常にユニークな分野が明らかになります。樹木の高収量は、任意の作物年の農作物の作付け選択の間違いの為の特別な採算性の余裕を提供しています。米国の他の場所(多くの場合、新たな回転作物=連作障害対策)に植え付けられた多くの代替脂肪種子(油採取用)作物でも、何か栽培上の問題が発生しても栽培シーズン全体でほとんど問題なく対処することができます。そうしないと収穫は植え付けや新しい機械投資のリスクを正当化するのに困難になります。ポンガミアの年間メンテナンスコストが低いことも、天気予報の悪影響に対し、大きな余裕・安心を与えます。ポンガミアの多様な下流加工製品市場は、マーケティングリスクを軽減します。燃料と飼料から肥料や生物制御園芸スプレーに至るまでの製品を作ることができるローテクな加工分野では、サイクリング市場をターゲットとして、単一の消費者市場への依存を減らすための柔軟性を十分に備えることができます。これらの市場に応じて、Terviva、ポンガミアの成熟時に1エーカー(4000m2)当たり7008万円)1500ドル17万円)の純利益を生み出すと推定しています。
それが生産者の目の前に現れた場合、理想的な代替作物はどのように見えるでしょうか?おそらくポンガミアの様なものでしょう!!
以上: TerVivaの他記事
 
以上、ポンガミヤの米国フロリダ州での栽培報告の記事の紹介でした。
同社はハワイ州でも、ポンガミアのプランテーション(下記写真)化の試験栽培をしています。

イメージ 3

何か、ご質問やTervivaへの質問があれば、下記へご連絡ください。

では、また。。。。
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最近、バイオマス(バイオ)油が多く取れる最有力植物(樹木)と言うことで、本Blogでも過去紹介済ですが、ポンガミア(Pongamia),いろいろ問い合わせも増えています。

尚、このPongamia,いろいろな名称で呼ばれています。原産国のインドでは、Indian Beach, Karanj,等など、オーストラリアではPongamia(Pinnata), 最近多くはMilllettia Pinnata 等です。下記を参照下さい。日本(沖縄)では、クロヨナ( http://oki-park.jp/kaiyohaku/blog/detail/236 )と呼ばれています。

ポンガミアの過去のBlog、及びホームページは下記を参照下さい。

http://www.biofuels.co.jp/page5.html の(2)を参照下さい。

最近、米国のハワイ州、フロリダ州、他でポンガミヤ栽培を手掛けているTerViva社(米国カルフォルニア州、http://www.terviva.com )のフロリダでの試験栽培の開始とその状況報告の最新記事がありましたので、その和訳を添付します。 誤約もあると思います。必要なら元の原文も併せて参照下さい。


イメージ 1

尚、原題は、『この作物、フロリダの農業を救えるのか?』です。

Tervivaのビジネス開発担当ディレクター、Tom Schenk
ダイジェスト特集
 あなたがここ数年にわたって中部と南部のフロリダを車で駆け抜けて来たのであれば、何故フロリダ州中部と南部のオレンジやグレープフルーツを栽培していた土地の多くが休眠状態で、雑草が生茂っているのだろうかと疑問に思うかもしれません。殆どの人は、米国史上最大の農業災害の原因となっている致命的な柑橘類の緑化病を知っています。研究者が良い結果を示す治療法を見つけるのに苦労する間に、サンシャイン(フロリダ)州の残りの殆ど全ての農場がこの病気に感染しています。
 2017年にはまだ栽培を継続している栽培農業者は、収穫された柑橘類を搾り取るために1エーカー(約4,000m2,より正しくは4,046.86m2)当たり1500ドル(約17万円)2500ドル(約28万円)の通常の費用を、枯れ木から支出していました。これらの努力、費用はほとんど理想的な栽培条件で満たされる程の高額の費用であり、彼らの努力は何年も見られた過去の最高の収穫でのみ報われる様な費用だった。
 ハリケーン・イルマ(Irma)が到来により、フロリダをチェーン・ソーで刈り取られた様な状況でした。もはや森には手を触れないで下さい。
 被害報告では、未熟果物の半分以上が地面に落果したのに対し、樹木に残っているものは傷ついているか、または今後数週間で落ちることを示しています。或いは、柑橘類の樹木にとって、殆どの場合致命的な72時間をはるかに越えた時間、(フロリダは低地で水はけが悪く)多くの樹木が水に浮かんでいました。
 フロリダの柑橘類産業は直接的、及び間接的に約45,000の雇用を創出し、フロリダの経済におよそ90億ドルの貢献をもたらしています。今日の柑橘類産業は90年代後半にピークを迎えましたが、、今や農村の町やコミュニティの維持に苦しみ、更に家族や個人が他の場所で仕事を見つけることも困難を伴い、お互いに離れて生き残るためにも苦労しています。州に残っている食品の加工工場は、現在7つしかなく、最終的な作物喪失が80%〜90%と高い場合、どれだけ多くの加工工場操業を継続可能であるかは疑問視されています。果樹園の残りの果実を救済しても、1940年代以来の最低の収穫量加工組立ラインを操業継続することは経済的には意味がありません。商業用不動産の場合と同様に、土地は一般的に所得収入額に対して、適当な開発・利用可能性を考慮して不動産の価格設定されます。
何故他の作物がこの土地を利用することができないのですか?
それは試行錯誤の欠如の為ではありません。
 南フロリダ州の数十万エーカーの砂質で浅い土壌と雨の多い気候は、この様な条件で有益に栽培される可能性のある作物の利用分野を狭めています。午後の雨は、土壌、排水路、そして最終的にフロリダの沿岸河口とエバーグレーズ(の沼池)に肥料や化学物質を絶えず流してしまいます。これらの課題にもかかわらず、此れまで、多くの栽培者や外部投資家が、桃、ブルーベリー、トマト、イチゴなどの代替作物に投資して来ました。しかし、生産確立の費用は非常に高い状況です。ブルーベリーの場合、1エーカー4,000m2)あたり15,000ドル(170万円)を超えることがあります!栽培者は事態を悪化させることに、農業労働の供給が減少する中で苦労していることが分かりました。そして、最終的に早期の収穫で価格が高騰すたとき、または生産不足があるときは、いつでもメキシコ、南米から安価な製品が大量に日々輸入されます。
フロリダのユニークなエコ農業生態系では何が耕作できるのですか?
 南フロリダの地方の町で土地価値を回復させ、事業を活性化させる大きな可能性を示す一つの希望があります。2011年、TerVivaと呼ばれる会社の起業家グループが、ポンガミア(Pongamia)と呼ばれる熱帯・亜熱帯の樹木作物を使った幾つかの試験場を設立する為、州最大の柑橘類の栽培者に接触し始めました。ポンガミアは、インドとオーストラリア固有の油糧種子の樹木です。概念的には、この作物はマメ科の樹木であることから、樹上で大豆を栽培するようなものですが、アイオワ州の大豆農耕地よりも8倍〜10倍の収量です。
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但し、ポンガミアはフロリダにとって新しい植物種ではありません。今世紀の変わり目に、ポンガミアは造園用装飾用として、最初に導入されました。今日、これらの樹木の幾つかは、高速道路沿い、ショッピングセンター、南フロリダの公園等でも見られます。
 実行可能な農業をゼロから創出することは簡単なことではありませんが、この段階はこれまでに完了しました。大豆は1930年代初頭に導入され、第二次世界大戦後に東南アジアのゴム農場からパーム油の木が開発される迄、殆ど聞かれませんでした。興味深いことにポンガミアからの製品は、燃料、潤滑油、塗料、界面活性剤、バイオ農薬園芸スプレーなどの産業用途に使用されインドで繁栄している産業の一つです。油が抽出された後に残る「ケーキ」、又は「飼料」は、窒素をゆっくりと放出する素晴らしい遅効性肥料として切望されている為、植物はより良く利用することができます。インドでは、多くの食用作物の害虫である線虫のような土壌有害害虫を抑制する為に使用されています。
 だからフロリダの様な困難を伴う挑戦的な土地の中で、米国で新しい作物の生存能力を証明する道は何ですか? 以下は、実行しなければならなかったポンガミア長所のチェックリストです。
樹木は、ここフロリダで育つだろうか?
 これは、Terviva2011年に開始したときに栽培者から受けた最初の疑問であり、これらを証明するために立ち上げたです。彼らに耳を傾けた最初の栽培者は、Vero Beachに拠点を置くEvans PropertiesRon Edwards/ CEOです。トロピカーナの元COOSoBe BeveragesBlue Buffalo Pet Foodsの共同設立者であるエドワーズは、優れた経営チーム、優れたビジネスモデル、成功する良いアイデアを過去に発見した実績があります。それでも懐疑論は高いので、Tervivaは最初の試練栽培の費用を分割するように提案しました。
 試験栽培の結果は期待以上でした。グレイブス・ブラザーズ、米国のシュガー/サザンガーデンズ、DNE、アリコ、モザイクなどの栽培者がすぐに栽培に続きました。州の周りの砂質土壌、有毒土壌、生理食塩水土壌、さらにはモザイク状の泥土土壌に苦しんでいた様々な場所で樹木がよく生育しました。4年間で木は高さが10 フィート(3m)から16フィート(4.8m)も生長しました
 この試験栽培では、ハリケーンMathewおよびIrmaによる2週間の水没時でも、霜、非灌漑畑、貧弱な土壌、大部分の他の作物に不敵な高塩分の土地、砂、粘土、害虫、及び熱に対しても、ポンガミアは生き残ったことが示されています。ポンガミアは、フロリダの厳しい気候と土壌に確実に対処することができます..
尚、TerViva社へのお問い合わせ、或いはPongamiaに関するお問い合わせ(東南アジアでのプランテーション計画、など)は、下記にお願いします。
以上、本Blogの文字制限から、続編は下記へ続きます。
では、また。。。。。
Joe.H
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