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11月3日 名古屋白川公園で Big Fes 2006 が開催されました。
これは 愛知県の私学に通う高校生達が中心となって行うフェスティバルです。
彼らは このフェスティバルを通して 教育の公平、機会均等を訴えているのです。
教育の公平、機会均等とはどんなことなのでしょう?
教育の公平とは、公立に通う子も私学に通う子も一緒で、同じ税金を納めている県民、
国民である子供達一人一人を大切に公平に考えてほしいということです。
公共交通機関や医療費はみんな同じ額を支払っているのに、子供達を育てるための教育費にだけなぜ格差があるのでしょう?
また、機会均等とは、子供達が通いたい学校、自分にあった学校を自由に選んで教育を受けることができるということで、
私学と公立の学費の比率は現在5対1という現状のために、私学を選ぶことができないという子供達が多くいるのです。
これらを訴え続けているのには 大きな目的があるのです。
それは 県に対する私学助成を求める活動です。
私学助成はいまのところ教育費であるのにもかかわらず、自然に予算化されません。
私学に通う生徒や先生 父母達が一丸となって署名を集めて、県議会に提出することで
熱が伝わり 助成金の額が決められるのです。
これがないと 自然に減らされていくという悲惨な状態なのです。
今から40年前 公立と私学の学費の比率は 約1対35〜40でした。
私学の一月分の月謝は約三万円。
現在もその額はほとんど変わっていません。
何故なら 助成金のおかげなのです。
何年も何年もこの助成金署名活動を続けてきたおかげで 年々対比が縮まり
フォローするべき授業料に頼らず学費は上がることなく今日まで来ました。
それでもまだこんなに差があるのです。
毎年 私学の良さをアピールし、助成金を確保するために署名を行い
このふたつの訴えをするために 生徒達自らがこうしたフェスティバルを続けているのです。
なぜ・・・そんなに熱くなれるのでしょうか?
長い人生のたった3年間同じ学校に通う生徒達の中で、景気が悪くさまざまな理由で
学校をやめなければならない仲間が年々増える世の中。
そうした仲間と何とか一緒に卒業したい!という望み。
自分が通っている学校が大好きで、私学の経営難から学校を守りたい!という望み。
そうしたことのために 大切な高校生活の時間を使って みんなで訴え続けているのです。
最近 マスコミで連日のように大きく取り上げられている「いじめ」の問題がありますが、
子供達を守っていくべき社会の側が責任転嫁をし続けている姿が見られます。
ここに 教育費・・・を親任せにしないで 自分たちの問題として真剣に熱く取り組んでいる子供達が
いるということを 是非そうした社会、大人達が気づいてほしいと思います。
私はこの活動に関わったのが今から9年前でした。
今年 またBig Fesにおじゃましたとき、まったく変わらない むしろさらに熱くなっている子供達を
見てほんとにうれしかったです。彼らは3年間ずつしか関わることがないのに ずっとその信念はつながって
いるのですから。。
この活動を通して知り合ったA子ちゃんは今年高校3年生。
「A子ちゃん!進学決まった?」
「はい!専門に行きます!」
「わぁ やりたいことがあるのね!」
A子ちゃんは、ずっと高校生フェスの幹部をやっていても 成績は優秀でほんとに努力家さんです。
自分の将来もそんな中でちゃんと考えていたんだ・・!って思うと何か胸がじーんときてしまいました。
その日一緒に最後の群舞♪踊って〜!って言ってくれました。
今年はほんの一瞬くらいしか参加できなかったけど みんなの熱い思いをいっぱい感じることができて
うれしかったです。
11月だというのにお昼間の暑さが急にひいて やはり秋だなっていう空気と すぐに沈みゆく夕暮れに近い空の色が
高校生達の熱い一日を覆う頃 A子ちゃんにさよならを言いました。
「ね・・!彼氏 できた?」
「うん☆ その辺で頑張ってるよ!」
彼女の 澄んだこころが一瞬にして 優しいさわやかな秋風になったような
そんな秋の日でした。
愛知県高校生フェスティバルのHPです☆
http://blogs.yahoo.co.jp/hiraiseira0919mc/20554994.html
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