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たったひとりの瞳のために
今日も花を咲かせるの
果てなく遠き空の下
あなたのところに届けよと
花の想いは強すぎて
その身を焦がして咲き乱れ
此花咲椰姫(このはなさくやひめ)の名のごとく
美しさはきわとなる
哀しくせつない春の宵
ひっそりあたりが眠る頃
さくらは光輝いて
夜空の瞬く星になる
遠くのあなたを照らしたい
静かに照らし続けたい
優しい夢を見るように
私を想ってくれるように
☆此花咲椰姫(このはなさくやひめ)・・・古事記に記されている女の神様。
美しさゆえに求愛され婚姻の契りを交わすが、その一夜で懐妊したため父親を疑われて、
ほんとうに嫁いだ人の子であれば無事に子供を生むことができると責められ、
炎につつまれた社の中で出産するように命じられる。
姫は周りの火を鎮め、真実の証として男の子を出産した。という伝説がある。
あまりにも美しいため、此花さくや・・のさくやが、日本の象徴であったさくらの
語源になったとも言われている。
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