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. しんとした通りに お正月の風が抜けていく どこかの路地から いつかのわたしが覗く かたかたと小さな看板 餅花がくすりと揺れる まだ来ない春と 花の咲く暖かさを探す まだ早いよ どこからか聞こえる声に 幼い頃の記憶が蘇り 夢を見てた時がめぐる 新しい着物に手を通した日 少女が大人になったのも 夢も恋も憧れも 過ぎた時の流れの中 いつかのわたしが覗いたものは 今のわたしのいるところ そこから先へ向かう場所 時が春を連れてくる場所 冷たい季節を越す間 実は季節が暖められてた 何もかもに意味があり 時こそすべてを育むもの .
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