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. あなたを求める花が 胸の中で赤く燃える 私のなかに想いがあるのか 想いのなかに私がいるのか よくわからないけど 握り締めた携帯電話が あまりに冷たくて あなたのこころだと 勘違いしてしまい つながらないもどかしさに 憂いながらも この一筋の線を 赤い糸だと思い込む どきどきを蘇生する着信音が なるたびに手を離す事ができず そばにいてと言いたい気持ちを 真逆の文字にトランスレートして こころのすみかというアドレスをつけ 光の放射線に乗せる 春を待ちすぎた花がひとつ かすかな風に震えながら咲いていた まるで あなたへの夢を抱きすぎて ささいな時のずれに戸惑うだけの私みたいに .
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