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意図のない糸

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                          いつでも辿り着けるのに
                          輪郭に伴わない想いが苦悩し
                          優しいはずの想い出が
                          優しすぎて哀しみになる

                          何に向き合えば理解できるのか
                          知りながら結ぶ意図のない糸    
                          マローのお茶にジンを一滴
                          昼下がりの寝覚めを鈍らせたまま

                          昨日にしがみつく今日が
                          明日のお天気を曇らせても
                          空はいつも限りなくて
                          何もかもわかる方が不思議だって気がした
                           
                           
                           

                                            
                        
  


花>矢車草





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愛の分だけ

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                           時を離れた出来事は
                           心に彷徨う想い出になり

                           土から離れた花たちが         
                           水がないと枯れるのにも似て

                           愛の分だけ哀しみ深く
                           途切れぬように涙呼ぶ

                           
                                                
                        

  



花>マーガレット

 



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時の約束

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                           水無月 まだ来ぬ梅雨の前
                           緑に浮かんだ風船たちが
                           零れんばかりの光と戯れる
                         
                           蒼い星の地の水吸い上げ
                           茎のトンネルくぐらせて
                           天に向かって微笑みながら
                         
                           自然の優しい輪の中で
                           巡る季節に溶け込んで
                           こうして開いた時の約束

                           孤独を憂うこともなく
                           儚き命も知らずして
                           花はいつも 今を咲く

                         
                 
                       

  

花>紫陽花


 




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風が好き

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                           風が吹く
                         
                           想い出が香る
                           しぐさを感じる
                           声が蘇る
                           風が私を素直にする

                           花びらよりも薄くって
                           お陽さまよりも柔らかい
                           あの日の私
                           あの時のこと
                         
                           言わない部分にほんとうの
                           私らしさが隠れてる
                           見せてる部分はほんとうは
                           私じゃないって知っている?

                           風はみんな気づいてる
                           君への気持ちと同じだけ
                           私は 私は
                           風が好き
                         














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詩を書くということ

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                            ふと湧いた想いを    
                            まっさらな画用紙に
                            零さないように乗せて
                            風のテーブルに置く

                            水の鉛筆 
                            空気のスプレー
                            真っ白なこころの線は
                            どんなに描いても見えなくて

                            両手を空に高く高く
                            陽のしずくを掬い取り
                            ぱらぱらと撒くと
                            真珠色の花が咲き始める

                            涙の時も哀しみの日も
                            お陽さまの代わりに
                            夢を溶かして描き続ける
                            それが私の幸せの詩(うた)
              
                          
                         
                        




花>睡蓮  


 



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飛来☆星ラ
飛来☆星ラ
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