|
. 打ち水した路地のあちこちで 暮れてゆく一日が きらきら反射する夏の夕 お湯からあがって浴衣を着ると 襟足にすべる風が 風鈴揺らして通り抜ける 一匹のかなぶんがじぃと飛び 緩やかに三日月を描くと 藍色の夜まではもうすぐ 回り灯籠の影絵に 変わらない想い出ばかりを巡らせる 自分をぼんやり重ねると もう逢えない悔しさに 途切れのないためいきが 細い指の筒にこめられる 夕涼みがくすぶらせて 咲いた虚しい熱の花を 散らしてみたくなる一人花火 .
|
全体表示
[ リスト | 詳細 ]
|
. 素足が砂にくぼんだ跡を たちまち波が飲み込んで 浜辺の砂山 掘ったトンネル ひしゃげたままで壊れてた 風の釣り糸 想い出引っ張り 水平線に連れていくと かもめが涙の塩をついばみ 零れて海で泡が弾ける 逢いたい夏のせつなさと 浮かれた夏のざわめきが 空に昇れば天気雨 寂しい私を明るく照らす 過ぎた夏には戻れないのに 知ってて夏にときめくのは すれちがわずに出逢えた時が 同じ季節をすれちがうせい .
|
|
. ひまわりとあなたと私が 夏の絵になり 素肌を突きぬけ 胸を焦がして焼きついた 忘れられないからじゃなく 忘れることがせつないと 時の風に吹かれるたびに かすかに消えゆく色を知る 憂う心に想い出が 輪郭だけになったなら その時再び二人は出逢い 一緒に描く色は永遠 花>ひまわり(鉛筆画加工) .
|
|
. はなびら セロファンすかしたら みえない かぜがみえるように こころのねがいをきみが えがけば みえない おもいがみえていた ゆめは やわらかしゃぼんのように なみだは はかなくはじけるあわのなか いつもやさしくささえてくれた きみのいろはだせないけれど ありがとうのえのぐでえがいた げんきとしあわせ きみにとどけ 花>ひまわり(オイルペイント加工) ☆お誕生日おめでとうღღღ .
|
|
. 青い空に溶ける夏色 思いきり両手を拡げたら 挨拶代わりに口笛吹いて ひまわり私に微笑みくれた まとめた髪を風がほどく 速さも熱さも気づかないで 笑うことすら忘れた日から 初めて感じた夏の感触 過ぎた季節が胸を刺す 孤独の薪で燃やした祈り 濡らさぬようにこらえた涙 すべては時が陽炎に 新しい夢を追いかけて 笑顔の翼で飛び立てば 花びらくるくる回り出す 黄色いかざぐるまの滑走路 花>ひまわり .
|



