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. . ターメリックで色をつけ カルダモンで薫りをたてる 雨上がりの午後のキッチン Curryを作る手が止まる 窓辺に挿した一輪の 花びらひとひら欠けていた カタチをふと瞳が辿り 過ぎた二人の想いをたぐる 願いばかりの恋の花びら 塗りたい放題だった故意心 足りなさを補う愛の花びら 相手を包んでくれた柔らかな心 木の葉のしずくがぽとりと落ちて ステンドグラスの絵が動く 黄色い花が揺れた気がして あなたの好きな薫りにうずく 花>このお花はマーガレットかコスモスの種類だと思います。。会長〜教えて〜! .
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. くるり背を向け のぶを掴む in テーブルの上には スライドの器械 繰り返す ところどころ 色褪せた 私の時代(とき) 窓は憧れた未来が 動かない騙し絵のままで のぶに触れずに 覗き穴を見る out ビー玉の中で 知らない景色が笑う 円く歪んだ 私の行く末 ウラハラな不安と期待 未知の彩り織り成して 動きながら誘っている 時をあやつる 扉のうちそと 止まったままの想い出と 回り続ける星野原 風を映すガラスのブイ 風を待つウインドベル 浮かせるか揺らすか 迷いながら月は夜空を駆けていく |
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. 花冠をかぶると 風の糸がドレスを縫い始め 瞳の筆がおとぎばなしを描く 薬も杖も箱もなくても 魔法の呪文が零れ出て いばらのつるを消していく 私は夢で強くなれた 鼓動と歩調は同じ速さ ときめきと微笑みは繋がって 優しさと不安は響きあう か細い指でひたむきに 憧れを編んだ遠い日の 少女の頃を懐かしみ 再び私は花冠をかぶる 野原はお城の高い窓 両手を拡げて空を吸い込み ふわりと夢に舞い上がろう 花>シロツメクサ .
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. 雨をたたえた強い風が 空気の渦で波起こす 心底の砂が動き出し 記憶の眠りが解かれてく 目醒めた想いは私の中を 行き場探して駆け巡り 風の海は髪をなびかせ 哀しみの調べ奏でだす 擦れ合う音はうねりを誘い 涙の泡が弾け飛び はるか梅雨雲突き破り 星屑砕いてきらきらり 風の海に 髪のシロフォン 奏でた心 星と流るる 植物>楓の実 .
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. 風に揺られ 香りに誘われ 夕陽に照らされ涙する 季節が私を放さない 時がせつなさで蘇るのに 生きてた恋より不思議にも 優しいときめき溢れだす 雨で滲んで移ろわす 柔らか色の紫陽花に 我が身をなぞって足止める 花>紫陽花 .
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