父からの性的虐待 被害女性が実名で相談応じる 「体験者同士で話すと心が軽くなる」4/6(土) 17:51配信
児童虐待が過去最多を更新するなか、幼少期に実父から性的虐待を受け、
トラウマ(心的外傷)に苦しんだ高松市の美容師、
宮本ゆかりさん(48)が実名で同じ体験をした人の相談に応じている。
当事者が実名を出すのはまれ。
相談メールは月に数件だが、内容はどれも深刻だ。
自殺を考え続けた思春期、だれにも悩みを言えなかった。
だから大人になった自分が伝えたい。
「クソ親で最低な子ども時代だったけど、あなたの本当の人生はこれからだよ」と。 専業主婦の母は父の言いなり。
幼少期から体を触られ、裸の写真を撮られた。
気持ち悪くても逆らえず、虐待はエスカレートした。
何をされているのか理解できなかったが、
「言えば警察が来て家族がバラバラになる」とおびえた。 「自分のような腐った人間は死ななければならない」。
毎晩泣き疲れ、朝が来れば呪った。
勇気を振り絞って母に訴えたが、返ってきた言葉は「許してあげて」。
学校の先生をはじめ周囲はだれも気付いてくれなかった。 2人の子に恵まれ、初めて「生きたい」と思った。
過去を忘れようと仕事と子育てに打ち込んだが、
過去のトラウマは大きく、30歳でうつになり離婚した。 少しずつ自分を見つめ直した。
父からの性暴力、助けてくれなかった母。
「これからは悩むのでなく、被害者の役に立ちたい」と決意。
3年かけて体験をまとめ、2年前にブログで公開した。
「自分に誇りを持ちたい」という願いと被害者が相談しやすいよう、
思い切って実名に。
昨年は東京で、若者からの相談にどう答えたらよいのか、
専門家に学んだ。 相談した女性から「自分だけじゃないと心が軽くなった」と
伝えられることも多い。
宮本さんは「過去は忘れられない。
でも、時間がたてば悲しみは必ず薄れていく。
だから死なないで。
何ができるのか一緒に考えたい」と訴える。
地元で自助グループを作るため協力者も募集中だ。 そのうち、性的虐待は1537件に上る。
しかし、被害の多くは潜在化し実態は把握されていないとみられる。
【上東麻子】
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大阪府箕面市で2017年、当時4歳の男児を暴行して死亡させたとして、
傷害致死罪などに問われた、いずれも住所不定の無職、
松本匠吾被告(25)と大倉敏弥被告(21)は15日、大阪地裁(大寄淳裁判長)で
開かれた裁判員裁判の初公判で起訴内容を認めた。
松本被告は当時、男児の母親の筒井麻衣被告(27)=傷害致死罪などで起訴=と
交際し、知人の大倉被告も一緒に同居していた。
起訴状によると、3人は共謀して17年12月、筒井被告の自宅で、
長男歩夢(あゆむ)ちゃんの腹部に暴行を加えて死亡させ、
次男(3)の顔や腹も殴ったとされる。
検察側は冒頭陳述で、2人が筒井被告に「子どもたちをしばいて」と頼まれ、
度々暴力を振るっていたと指摘。
「自分の憂さ晴らしのため、要求に応じて暴行した」と述べた。
弁護側は、2人が筒井被告の自宅に住み、生活費も出してもらっていたことから、
指示に逆らえなかったなどと主張した。【遠藤浩二】







