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鳥の巣スタジアムで行われた北京五輪開会式は、映画監督の張芸謀氏が演出、素晴らしい絵巻のようだった。が、心配になったのは、オリンピックが商業化してしまっていることだ。例えば、競技の決勝は選手の能力が一番発揮しやすい時間、いわゆる夜のゴールデンタイムに合わせるのが常だった。しかし、種目によっては、多額の協賛金を出した企業の国が希望する時間帯に決勝の開始時間を合わせ、午前中とか夜遅くに実施された。五輪開催時にしか使用しない多くの体育施設、膨大な数の運営スタッフ、二百カ国・地域を越える選手団の受け入れなどが必要となると、もうオリンピックは大国にしか開催できないのではないか。今後IOCは規模を縮小していく方向だという。本来の選手主体の大会に戻る時期に来ているのかもしれない。

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