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以前からいろいろ語られていた話題ではあるが、今日ようやく当局者が認めたことで報道されるに至った。
「臓器提供の大多数が死刑囚 中国衛生省が確認」
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000128-kyodo-int
まず僕の第一印象は、「ここまで来たか 中国の情報公開」だったが、
報道の内容はいろいろ難しい問題が含まれている。
昨年中国で実施された肝移植は約2700例、腎移植は約6000例で、そのうち95%以上は死刑囚からの提供だという。
移植の多さはそれだけ人命を救う医療が行われていると言う意味で意義のあることだとは思うが、問題はその臓器の出所だ。それだけの移植があると言うことは死刑の数はそれ以上と言うことになるし、では死刑囚本人や家族の了承は得られているのかと言う疑念も感じる。
政府的には「同意あり」を主張するだろうが、本当に今の中国において一個人の意志が尊重される状態かどうか、微妙なところもある。
今回この事実を公表した当局者は「死刑囚本人と家族から同意を得ており、倫理的な問題はない」と強調しているが、産経新聞の記事によると、2000年5月には江西省の裁判所が死刑囚の腎臓を勝手に病院に売却し、死刑囚の父親が悲観して自殺する事件が起きているという。2003年9月には、甘粛省の刑務所が同意なしに死刑執行後の臓器を取り出したことが発覚して、遺族に日本円で約30000円の賠償金を支払っている。ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000010-san-int
やはり・・・・・・・・・・・・・。
問題はそれだけではなく臓器売買ビジネスも暗躍していると言うこと。
日本では臓器移植は非常に少ない。かつてはフィリピン等での移植手術が多く行われていたらしいが、今ではその舞台が中国に移っているようだ。
命を買う・・・・・。しかも死刑囚から・・・・・。
自分がもし移植の必要な立場に置かれたらブローカーを通じて高額な費用をかけてでも・・・と思うかもしれない(金があれば)。しかし人権問題として考えると、年間3400人もの死刑囚を出す中国で、本人や遺族の意思に関係なく、その臓器を売買するということはあってはならないことだろう。
難しい問題だ・・・・・。
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私もこの記事を読んだときびっくりしました。留学してから思ったのは人権の尊重があるのかな〜と言うことです。本当に日本ではありえないことが結構身近で起きてるし、それを当たり前?のように見過ごすことも多いように思います。本当に難しいですね・・・
2005/12/9(金) 午後 10:26 [ aco**off*402 ]
晩上好!本当にいろんな意味で驚かされる国です。ただ、人権以上に政治が強い中国だからこそあれだけ巨大な国土で本来バラバラな民族をまとめることができてるって気もするんですよね。複雑ですが・・・・。
2005/12/9(金) 午後 11:26
フィリピン等の臓器移植の話はもう有名ですが、それが今度は中国ですか…。死刑に処された方のその後の話は、ほんとにいい噂を聞きませんね。
2005/12/10(土) 午後 6:28
高い金出して外国に臓器を買いに行く日本人、間で儲けるブローカー・・・、結局、日本のほうにもある意味問題があるんですよね。
2005/12/10(土) 午後 10:07