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めちゃめちゃ久し振りのこのブログです!
さて、毎日のようにびっくりしたり、笑ったり、あきれたりと、ワイドショーやニュースのネタを次々と出してくれる中国ですが・・・。
姫路一の中国通(?)としてはココで一つぐらいブログを書いておかないとネ。
日本に入ってきている基準値数倍の残留農薬付き野菜、有毒物質に汚染された魚介類、劇薬入り歯磨き粉etc.
南米では風邪のシロップで死者続出。アメリカではペットが大量死。
毎日毎日危険すぎるものが海の上を大量に運ばれてます。
ちょっと前は偽ディズニーキャラが満載の遊園地、一昨日は偽者の水、そして昨日から大騒ぎなのは段ボール肉まん。
全部ひっくるめて、「中国はなんちゅう国やねん!」なんて評価をよく聞くのですが、ここは冷静に分析しましょう。
全部一まとめにできるほど単純なことではありません。
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「偽物天国の裏事情」
今回、ディズニーが国営遊園地を告訴するまで大騒ぎになったわけですが、偽物ディズニーなんてかなり前から国中に溢れてます。
地方空港へ行くと全然可愛くないプーさんが免税店で売られてたりします。
CDやDVDも同じように偽物が多いです。
アメリカのものだけじゃなく、中国のCD、DVDも山のように偽物が売られている。
中国のある歌手がこういいました。
「今、中国は格差がとても大きい。国も広いし、本物のCDだけを売ることは難しい。」 でも、これは後ろ向きな諦めではない!
こう付け加えます。
「でもその歌をたくさんの人が知ってくれたら全国のコンサートで多くのお客さんが来てくれる。」 当然テレビや映画の仕事も増えるわけ。
ここに中国ビジネスのポイントがあります。
損をするところと、それ以上に回収できるところ、両方で考えます。
ディズニーにしても、偽物屋のすぐ近所に正規店が普通にあります。
大きな格差。圧倒的多数の底辺にいる大衆にとって正規品は非常に高い。
特別な時しか買えない。そして一部の金持ちしか買えない。
でもその特別な時の出費は半端じゃない。
特に子供にかけるお金は豪快です。
当然偽物と正規品の違いは知っている。
お金を使う時には正規品を買うんです。
そして一部の金持ち層、一部と言っても人口比で考えると半端な数じゃない。
結局、偽物の市場があるから認知度も高まる、結果正規品も売れる。
そんな要素も十分にあり、今まで偽物叩きをしながらも成り立ってきたわけです。
偽物を認めると言う意味ではないですけどね。
日本でも偽ヴィトン、偽エルメスなんて溢れかえってますし。
需要があるから売る人がいて、輸入する人がいる。
偽物に関しては日本より少し遅れてるという程度に考えた方がいいかもしれません。
中国でも徐々に改善されてきていることは間違いないと思いますし。
じゃあ、なぜ今、偽物バッシングか。
きっとオリンピックでしょう。
本家メーカーの銭勘定、各国の立場、中国の面子、偽物屋の銭勘定、ありとあらゆる思惑が入り混じってます。
日本のマスコミにとっては引っぱりやすいいいネタだし。
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「危ない輸出品の裏事情」
でも偽物と同レベルで語ってはいけないのは危ない食品、危ない日用品。
そんなものを作り、輸出することははっきり言って犯罪だと思う。
今後、輸出社に対して法的な措置をとり、中国に対しても国家的な改善の取り組みをさせるべきだろう。
中国政府も自国を「途上」と表現したり、自身の甘さをすんなり認めたことには意外だったが。
日本もかつて数々の公害病や薬品被害を起こしたが、今の中国はIT等一気に先進国並みに進んだとは言え、まだまだ日本の30年40年前程度の状況にあることは多々見られる。
そう考えると、まだまだこれからなのかと思ったりもするが、ある部分では大国として世界をリードするところまで来ているのだから、本当にしっかりすべきだろう。
ただ、これは一方的に語ることはできない。
製品、商品によってはこれまでの経緯も考えてみる必要もある。
例えば、残留農薬たっぷりの野菜。
かつて日本の輸入者(商社等)は現地で「形のいい、きれいなもの」を要求してきた。
「信州の山菜パック」なんて名前で売られている商品でも、製造工場へ行けば見栄えのいい中国野菜が詰まった箱の山。
傷んだものを除きながらパック詰めしなおして「Made in Japan」なんてことも実際あった。
日用品にしても、中国メーカーがごまかしを行うのは詐欺だが、それ以外であれば、輸入者の指示(仕様書)に基づく製造であるケースが多い。
そんなことを考えると、一言言わせてもらうなら「輸入者もしっかりしろよ!」ってこと。
自分が日本で売るもの。お客さんに買って使ってもらうもの。食べてもらうものを扱うのが仕事。
きっちり指示すべき。確認すべき。チェックをすべき。
できない業者は悪質な製造者と同レベルと思われてもいいぐらいだと自覚しなければいけない。
安全基準は国によって違うんだし。
ジャンルは違うが、その甘さが耐震偽装や、エレベーターの強度偽装なんてことにもつながっているのだ。
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「段ボール肉まん事件の裏事情」
恐い話だが、中国でこんな騒動はしょっちゅう起こっている。
一昨年には僕の好物でもあるピリ辛の串焼きに使われる香辛料に禁止薬品が使われていて大騒ぎに。
でも中国では都市部を中心に環境・衛生に対する意識、食の安全に対する意識がかなり浸透してきているのはたしかなこと。
グラスや箸をティッシュでよく拭いてから使う人も少なくないし。
ところで、今回の「段ボール肉まん」、なぜこんなことになるか。
はっきり言うと、その原因は格差。
日本の格差はまだ幸せな方で、中国の格差は、大きな学歴格差、情報格差をも招く。
カネも情報も知識もない。でも目の前には高層ビルが立ち並び、エリートが高級車を乗り回し、負け組の1週間の収入を1回の食事に使い切る。
北京市内でありながら、あの肉まん製造現場の映像を見ればこの状況はよく分かると思いますが。
以前、ある会社の進出のお手伝いをさせていただいた時、その社長に教えたことがあります。
「人間をレベル分けすることは良くないことだが、明らかに絶対的絶望的なレベルは存在します。採用は人の良さではなく、レベルの高低で考えなければならない」と。
今回の肉まん業者は間違いなく地方からの出稼ぎでしょう。
都市部にはモグリの業者が多く存在します。そして彼らのおかれている現状・レベルは都市部の発展に比べれば悲しいほどに低い。カネも学もないが、欲と野心は豊富すぎるほど。
犯罪に対する意識も低いです。
2、3年前、中国共産党は農村対策を主要項目に挙げた。
付き合いのある某地方政府の幹部とこのことについて話したことがある。
今明らかな東高西低の経済格差。
今、日本で議論され始めたような沿岸都市部の大きな収益を内陸部に回すという意見もかなり以前からあるが、今回の方針は農村部のレベルアップだ。
日本的に言えば「地方を元気に」って感じですが、深刻さはかなり違う。
農業政策、経済政策でのレベルアップから意識・レベルの向上を図らないと、国はバラバラになる。
取り締まりだけでは、段ボール肉まんのようなめちゃくちゃなケースはなくならない。
国を挙げた意識改革をこれから注意深くチェックしましょう。
ただ、この件に関して少々感じること。
これだけいろいろなことで、世界中からバッシングを受けている中国。
今までだったら国内の不祥事は表に出ないように隠蔽したかもしれない。
でも、オリンピックまであと1年に迫った今、
つい最近も幹部による収賄事件の被告に対する死刑判決を公表。
そして今回の段ボール肉まんの公表。
小さいテレビ局ではなく、中央電視台での報道であることから、中国政府から外国に向けた強いメッセージがその裏側にあることが予想できる。
取材に対してあれだけ堂々と段ボールを認め、製造しているところまで見せること、ちょっとおかしい。そして公安局が入るとすぐに逃亡した業者。
その映像と報道内容には少々胡散臭さは感じるが、きっとこれは「オリンピックに向けてしっかりやってますよ!安全確保に努めてますよ!」という意味もあるんでしょうね。
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長いブログを書いてしまった・・・・
でもこのネタで書きたいことを書こうとすると、最低でもこの数倍になります。
ま、今日のところはとりあえずこのあたりで・・・。
最後に一言。
中国がもし危ない食品、危ない日用品だらけだったら、人口は激減してるはず・・・。
中国に滞在中の僕の楽しみは早朝の食品市場巡りですが、けっこういい食材揃ってるんですよ。
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さすがですね〜(笑)
最近、私の周りにも中国とビジネスしてる人が増えました。
姪っ子なんて通訳で中国にまたいくそうです。
2007/7/14(土) 午後 3:33