自作望遠鏡と写真のサイト

望遠鏡、星見、写真、時々パソコンその他もろもろ気まぐれ備忘録

全体表示

[ リスト ]

クローズアップレンズを使った初の自作塩ビパイプ天体望遠鏡その1

天体望遠鏡キットを調子に乗って3つも買ってしまって、
すっかり「望遠鏡を作る」事にはまってしまった。
キットではなく、塩ビパイプを使って自作する方法もネットで知ってしまった。
これなら自分でも作れそうだ。
オルビスの組み立てキットの紙筒が塩ビパイプに変わっただけだ(笑い)。
・・・と言いつつ、直角出しや切り口の仕上げ、組み立て精度など、
キットにはない苦労をするはめになるのだが(汗)、それもまた楽しい。

ちょうど娘も自分用に望遠鏡が欲しいと言い出したので(笑い)、
クローズアップレンズを使った初の塩ビパイプ自作望遠鏡を
作ってみよう。
今から7年くらい前の話である。

作り方は、主にten.さんの
を参考にさせていただいた。
基本的な構造はこのページ↑のものとほぼ同じ。

ネットで「自作望遠鏡」とか「塩ビパイプ望遠鏡」とかで検索すれば
他にもいくつかヒットする。
などが参考になるかも。

イメージ 1
いきなり完成写真↑です。
なぜか当時、まじめに製作途中の写真も何枚か撮っていたので、
次回以降順次ご紹介します。
(ただし、肝心なところを撮っていなかったりする:笑い)


さて本題。準備したパーツ。
ケンコー ACクローズアップレンズ 52mm No.3
ステップアップリング52→58
塩ビパイプ VU50(外径60mm 内径56mm)長さ220mmくらい 太くて長い筒
塩ビパイプ VU50(外径60mm 内径56mm)長さ50mmくらい  C環として使う
塩ビパイプ VU40(外径48mm 内径44mm)長さ170mmくらい  細くて短い筒
ケンコールーペ EL10倍
止めネジアダプター 3/8インチ→1/4インチ
サランラップの芯 ファックス用紙の芯
ケント紙 植毛紙 敷居滑り アルミテープ 木片 のり(木工用ボンド) などなど
詳しくは順番に説明して行きますね。
クローズアップレンズ、ステップアップリングは元々あったので
買ったものはルーペ800円程度 止めネジアダプター200円程度だけ。
クローズアップレンズ買えば実売価格2,500円〜3,000円くらいか。
塩ビパイプやその他細々したものすべて買ったとしても総予算6,000〜7,000円以下だと思う。

基本的には、
対物レンズが入る太さのパイプを、焦点距離マイナス100mmくらいの長さに切る。
(将来、正立プリズムや天頂プリズムを使う予定があるならバックフォーカス100mmくらいは必要)
それより少し細いパイプを150mm〜200mmくらいの長さに切る。
太いパイプの先端に対物レンズを止める工夫をする。
細いパイプの後端にアイピースを止める工夫をする。
太いパイプの内径と細いパイプの外径を合わせて、滑るように動く工夫をする。
あとは、ファインダーやアイピース、フード、三脚座などをつくる。
・・・・とこんなところでしょうか。

イメージ 3

へたくそな図ですみません(^_^;)

太いパイプの内径と細いパイプの外径を合わせるには、
太いパイプの短いやつを縦に切って、太いパイプの長いやつの内側に入れる。
自作望遠鏡を説明・紹介するサイトによく出てくるC環というやつ。
それでもまだ差があるので、もう一つC環を入れてさらに細くしてもよいが、
受け側の太い方のパイプの内側に植毛紙や塩ビ板、敷居滑りを貼る、
という方法もありますね。

対物レンズを固定したり、アイピースを入れる部分も同じように太さを調整します。
・・・・というあたりが、ネットで調べた総論ですね。

イメージ 2
C環て、こういうやつ↑。
なお、この写真は、この望遠鏡を作る為のパーツではなく、別の望遠鏡のものです。
これしか写真がないので、ややこしくてスミマセン。
C環を同じ径のパイプに入れると、広がろうとする力でぴったりはまります。
内径を細くする為に使います。

同じ径のパイプの外側にかぶせて鏡筒バンドにもできます。
この場合も戻ろうとする力で意外としっかりホールドします。


クローズアップレンズを対物レンズにした望遠鏡の作例もネット上にたくさんありますね。
もともとは、カメラレンズの先端にねじ込んで接写するためのもの。
凸レンズですから望遠鏡の対物レンズになります。意外とよく見える。
直径5cm程度のクローズアップレンズ自作望遠鏡でも、月のクレーターや木星の衛星は見える。
いいアイピースを買って30倍以上にすれば土星の輪も見える。
こういう小さい望遠鏡(結果的に視野が広い)で見るスバルや天の川もキレイですね〜。

ちなみにクローズアップレンズの外径は、ねじ径プラス2mmくらい。
レンズの有効径は、ねじ径マイナス4mmくらいです。
52mmクローズアップレンズの外径は約54mm、有効径は約48mm。

名前の頭にMCとついているやつではなくACクローズアッブレンズという名前のやつを買いましょう。
MCはシングルレンズ、ACは張り合わせ(アクロマート)レンズです。
まちがって、MCで作っちゃうと、色にじみ(色収差)が激しいかも。
ガリレオの時代はシングルレンズで木星の衛星を発見したので、
勉強だと思えばシングルレンズも楽しい?(笑い)
ガリレオは5cmくらいのレンズを2cmに絞って、土星に「耳」がある事を発見したが、
「輪」だとはわからなかったようです。

え〜、話を元に戻します。
ケンコーの場合、ねじ径58mmを超えるといきなり価格が倍近くになるので55mm以下がオススメ。
わずか3mmの違いなのに、、、、!!!
No2から数種類あるが、No2は焦点距離500mm、No3は焦点距離330mm、
No4は焦点距離250mm、No5は焦点距離200mm。
1,000mm割るNoで焦点距離がわかります。
焦点距離が短い方がコンパクトに作れるけど、(同じ口径なら)
色収差やら球面収差やらでにじみは激しくなります。

ということで、
口径48mm 焦点距離330mm F6.9のミニスコープ、製作詳細は次回以降に。
  このブログは「自作望遠鏡の備忘録を作る」ことが目的のひとつでした。
  関係ない記事ばかり書いていますが(^_^;)、時々思い出したように
  「万年初心者の、昔、作った・買った望遠鏡シリーズ」の記事も書きます。
  いずれも内容は、天文趣味が復活した2003年頃から2010年頃の事です。
  昔のメモや写真が出てきらた、そして時間があれば
  気まぐれで記事アップしていきます。


この記事に

閉じる コメント(6)

顔アイコン

望遠鏡のキット初めて知りました、
私は十年以上前に星祭りで中古の100ミリ望遠鏡買いました。
初めて星祭に行った時、筒の大きさが人が入れる位の自作望遠鏡
数台有り驚きました、そして覗かせてもらうと・・土星?ハッキリと最初はレンズに『土星のシール』貼ってる?と思ったくらいです。
それから、はまってしまいました。

2011/5/22(日) 午前 11:54 [ ダルベリー ] 返信する

顔アイコン

>最初はレンズに『土星のシール』貼ってる?と思ったくらいです。
よほどはっきり見えたんですね(笑)
私が始めてみた土星は米粒くらいでした(笑)
それでもはまってしまいました。
コメントありがとうございました。

2011/5/22(日) 午後 2:28 [ hiro ] 返信する

顔アイコン

クローズアップレンズの望遠鏡が、たくさんの人達が星空を眺める機会が増やしてくれている事がうれしいです。

何より自分で作った望遠鏡には愛着が湧きますよねー♪ 削除

2011/11/19(土) 午後 4:05 [ ten. ] 返信する

顔アイコン

ten.さん、わざわざおいでいただいてのコメントありがとうございます。
勝手にリンクさせていただいています。
確かに自分で作った望遠鏡で見る星には感動しますし、愛着もわきます。
ネット上の情報のおかげで、意外に安く簡単に作れますし。感謝しております。

2011/11/19(土) 午後 11:27 [ hiro ] 返信する

顔アイコン

わざわざなんてとんでもないです!(;^^)
うちの「てきとー」なHPなんてリンク自由であります。
なので今後ともよろしくお願い致します。m(__)m

# クローズアップレンズ塩ビ望遠鏡に関しては
# 何本も作られたhiro様の方がベテランですね。(^^) 削除

2011/11/20(日) 午後 6:13 [ ten. ] 返信する

顔アイコン

>ten.さん
こちらこそ、今後もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

2011/11/21(月) 午前 9:47 [ hiro ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事