レキササイズ:歴史散策でダイエット

2014年4月から重い荷物を軽くしました。

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マイブームの三浦一族の散策です。
鎌倉の散策の深みに入る前に堀を固めようと
鎌倉幕府に貢献した三浦一族を追いかけています。


1180年
8月20日
三浦一族は頼朝側につき頼朝挙兵に合流することにしていた。
しかし、天候が悪く出発は23日となる。

8月23日
三浦義澄を大将とした三浦一族の軍団は石橋山に向かった。
途中、雨で増水した酒匂川で足止めをくらってしまう。

平氏側、大庭景親軍3000騎は、三浦一族の合流を察し、合流する前に仕掛けるべきと判断した。
雨の暗闇という条件の中、23日夜、頼朝軍300騎との戦いが始まった。

三浦一族
相模国内陸の岡崎義実とその息子の佐奈田与一義忠が、すでに17日の山木兼隆襲撃から加わっていました。
三浦半島からは三浦義澄、佐原義連、大多和義久、大多和義成、和田義盛、和田義茂、和田宗実、多々良重春、多々良明宗、津久井義行らが向かっていました。

石橋山の戦いについては、いろいろな資料があったり、時代小説でも名場面となっています。
ワタシは神社仏閣巡りということで、佐奈田霊社でいただいたパンフレットを記します。
平治の乱によって戦敗れた源氏は滅亡し、源頼朝は、十四才で遠く都から追われ伊豆の蛭が小島に島流しとなり二十年間の永い配所生活をしたのであります。
治承四年(西暦一一八〇年) 八月二十三日、相模国石橋山に陣取って大庭三郎景親を大将とする平家の軍勢と戦ったのです。味方は三百余騎、敵はその十倍の三千余騎であった。この時、岡崎四郎義実の長男佐奈田与一義忠は二十五才の若さであったが、源頼朝より先陣として選ばれて敵将大庭三郎景親の弟で俣野五郎景久の隊と戦ったのでありますが、日はすでに暮れて、しかも大雨となり、二人は組んだまま馬から重なり落ち、雨の中を、上になり下になり山ぎわを転んで、与一義忠は俣野を組伏せたのですが俣野の家来が救援に近づいて来たので、早く首を取ろうと刀を抜いて刺せども刺さらず、刀を見ると、先程岡部弥太郎の首を取ったときに刀の血糊をふかずにいたので刺す事ができなかったのです。そこへ俣野の家来長尾新五、新六の兄弟が来て、弟の新六が佐奈田与一義忠の後から首を切り与一義忠は討死したのであります。
たよりにしていた勇士佐奈田与一義忠の討死で敗れた頼朝方は大雨の中、後方の箱根山中を五日程退陣し真鶴より小舟に乗って、現在の千葉県へと逃げる事ができたのです。
さて佐奈田与一義忠討死によって、今は佐奈田霊社がその忠魂を祭り、その附近に与一塚、与一手突石、与一矢ノ根石、ねじり畑や与一義忠の家来で主人と共に討死した文三家安の墓所である文三堂などの遺跡があります。
一説には与一義忠は俣野と組討の際に疾がのどにつかえて言葉が出ず、味方の救援を得られなかったのではないかとの説もあり、霊魂が残って同病の人々を救う慈悲の誓願があると言われ、霊社には、ぜんそく、せき、気管支炎など悩む人々や、後に頼朝が天下を治めた事から諸願に霊験ありと信仰されている。
もうひとつ有料パンフ200円もあったのですが、
そちらは数ページにも渡るので、短いバージョンの無料版にしました。

三浦一族を追いかけるのがマイテーマなので、
この戦いで討ち死にした三浦一族の佐奈田与一の霊を祀る佐奈田霊社をまずは訪ねます。
前出した岡崎義実は三浦義明の末弟で、現在の平塚あたりを治めていたようです。
その息子の佐奈田与一は平塚の真田あたりを治めていたようです。


チャリ(+電車)巡礼ということなので、小田原駅からのポタリングになります。

当時の状況にすこしでも近い条件ということで、8月26日に訪問しました。
829年後の石橋山です。

重いチャリを担いでいるので、なるべく上り階段の場所を意識して電車の乗る位置も決めています。
小田原駅はホーム下り側の端の方に改札口への上り階段があります。

階段を上り、東口に向かいます。
エスカレーターを利用して駅ビルの外に向かいます。
駅の外のちょっとしたスペースでチャリを組み立て出発します。

メイン通りを1号線に出て、JRの陸橋手前を135号線に曲がります。
そのまま進むと、西湘バイパスの石橋山出口にぶつかります。
チャリで車道を走るには、狭すぎるのでかなり危険を感じます。
サイクリング系のチャリは車道をスイスイ走って行きますが
ポタリング系には、この際逆方向にはなりますが、歩行者に気をつけながら右の歩道内が安全だと思います。
イメージ 1

やや左曲がりを抜けると視界が開けてきます。
すぐに『石橋』のバス停があります。
地図を開いて場所を確認しますが、目的の『石橋山』は、ここの『石橋』の近くではなさそうです。
イメージ 2

地図の本やインターネットの地図で確認してきたのですが
このあたりはわかりやすい表示の地図が見つからなく、
中途半端な状態での場所探しになってしまいました。
道路の状況から見るともう少し先が目的地のようです。
イメージ 3

進んでいくと『鈴廣かまぼこ』の看板が見えてきました。
その先に旧道と海岸線の新道の分枝点が見えてきました。
イメージ 4

分枝点のところにきたら、『佐奈田霊社』の案内板がありました。
道に不安を感じながら進んでいるときに、こんな案内板を見るとホッとします。
その先に『旅館ふくや』の案内板もあります。
イメージ 5

インターネットで見た地図は、この『旅館ふくや』さんのところが曲がり道の目印になっていました。
若干の坂道で走れなくはなかったのですが、左側の海を眺めながらゆっくり上ることにしました。
サイクリング系の方に抜かれました。
「こんにちは」
「こんにちは」
サイクリング系の方に挨拶されたので、すぐにワタシも挨拶をしました。
車が数珠つなぎに走る新道と違って、車も人もほとんど無い旧道は静かで落ち着いた感じがします。
セミの声が響き渡り、たまに会う人とはついつい声をかけたくなってしまいます。

『旅館ふくや』さんの前に山に登る脇道があります。
シンプルな地図の案内板があり、佐奈田霊社や古戦場跡の表示があります。
この地図の案内板は、インターネットで調べるときによく登場します。
イメージ 6

<あぁこの案内板が例の案内板か・・・。>

さて、ここからが石橋山?(どこからどこまでが石橋山か知りません)ということになります。
JRの線路を越えると分枝点があります。
そこに道案内の距離の入った矢印案内板と石の記念碑がありました。
『源頼朝挙兵之地 石橋山古戦場』と彫られていました。
戦場と言うくらいですから、ピンポイントではなく、この付近一帯がそうだったはずです。

神社仏閣の散策と異なり、ピンポイントに見るものがありません。
それではと、遠くを見れば、海が青く輝いて見えます。
場所によっては三浦半島もよく見えます。
8月の海です。
イメージ 7

戦いのあったのは、ほぼ同じ季節ですが、当時は長雨模様のようですので、
海は灰色にでも見えたのでしょうか。
わずか300騎の頼朝軍は、そんな海を見て何かを感じるほど余裕は無かったのでしょう。
これから始まる戦いと、その後の展開でも考えていたのでしょうか、
それとも夕方だったので、腹減った、晩飯はどうしようか・・・なんて思っていたのでしょうか。
腹が減っては戦が出来ぬなんて、宗の時代に生まれた言葉のようですが
お腹も空いていたのでしょうね。

一方、大庭景親はというと、ここから海の方を見ていて
彼の領地に煙が上がり、三浦一族が近づいてくるのを察したようです。
このままで強敵が来てしまい、戦いは不利になりかねない。
そこで彼は夕暮れの雨の中の戦いを決断しました。

山の方を見ると、みかん畑一色のようです。
小さな緑のみかんが鈴なりに付いています。
葉っぱと同じ色なので、実を見落としそうですが
間引いたと思われる小さな実が道路の端っこにたくさんころがっています。
それを見て、上を見上げると、かわいいみかんの実を見つけることになります。
イメージ 8

ここでは、夏草や兵どもの夢のあとではなく、みかんの木が彼らの戦いの跡を覆っています。
このみかん畑の上で、汗にまみれた鎧姿の武士たちが争ったということです。
ここのみかん畑のみかんは、何か特別な感じがします。
『頼朝挙兵みかん』とでも名付けて販売したら、最近の戦国ブームの中でいい値がつきそうな気がします。
なんて現実的なことを考えながら、佐奈田霊社に向かいました。
イメージ 9

イメージ 10


最大5000文字に引っかかりました。つづきはまた・・・。

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