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そんなに多くの方に読んでいただける性格のブログではないので、数少ない訪れて読んでいただける皆様に心から感謝します。
さて・・・オザンナの来日公演に行ってきた。
それにして恐ろしい世の中だ。ナポリのプログレバンドが来日してしまうなんて。。
1回きりの公演のせいか客席もほぼ満席。聴衆の年齢もおしなべて高い。。
来日メンバーは
LINO VAIRETTI - lead vocals, acoustic guitars
GENNARO BARBA - drums
FABRIZIO FEDELE - electric guitar
ANIELLO D'ANNA - bass guitar
SALVATORE PRIORE - keyboards
IRVIN LUCA VAIRETTI - keyboards and back vocals
DAVID JACKSON - sax, flute(元VDGG)
GIANNI LEONE - Hammond organ(イル・バレット・ディ・ブロンゾ)
オザンナといえば中心メンバーで名前が浮かぶのがギターのDANILO RUSTICI、サックスのELIO D'ANNA、そしてギター、キーボードにヴォーカルのLINO VAIRETTIだが、今回はLINO VAIRETTIのグループとして来日した。
個人的にオザンナの中ではLINO VAIRETTIのヴォーカルが好きなので満足なのだが、それでも変わり果てた無惨な姿で来日するのではと思っていたら、、、イイ意味で全くと言っていいほど予想は裏切られた。
名作「パレポリ」の怪しげなイントロとともにスタートしたライブは終始背景の大スクリーンに往時のオザンナメンバーの映像、サイケデリックなアニメーションや映像コラージュが交錯、フェイスペインティングを施した現実のオザンナのメンバーと交互に目をやると軽いタイムスリップ感覚になって面白い。LINO VAIRETTIのフェイスペインティングで引き立つ表情ゆたかでジェスチャーを交えたステージアクトはすばらしく、エンターテインメント性に溢れいている。バックの演奏も往時のメンバーたちよりテクニックがあるくらいで、安定感バツグンだ。曲間のトークやモノローグがほとんどなく、メドレーで突っ走るところも眩惑感を誘う。往時の楽曲をアルバムそのままに演奏するのではなく、バラバラにして再度うまく繋げ直している。アレンジも演奏もこなれていて、ライブバンドとしての実力は予想。メンバーのなかで目立っていたのはLINOは当然だが息子のIRVIN LUCA VAIRETTI。彼の歌は父のLINO以上のうまさで若さ故声域も広い。父のサポートに徹してはいたが、親子編成バンドは得てして息子の方が残念な感じだったりするパターンの例外となっていた。ギタリストもジミ・ヘンドリックスのぱ「パープル・ヘイズ」を途中組み込むなどそのルーツを明らかにしながらも(このへんはニュー・トロルスのライブでのギター背中弾きを思い出す)テクニックだけとれば、きっとDANILO RUSTICI以上だろう。
もちろん、LINOのヴォーカルもさほど衰えを感じさせず、聴いていていうれしくなってしまった。
すべてのアルバムからバランスよく選曲されたメドレー(うれしいことに、チッタ・フロンターレの曲もやってくれた)は少しもダレることなく一気に2時間、あっという間に聴き通せた。
改めて聴くと、オザンナのメロディというのはいかにもイタリアらしい芳醇で美しいメロディが多いのだ。
そのステージアクトのすばらしさも含めて、本当に、本当に楽しい2時間だった。
私は演奏時間中幸福感に満たされた。
こんなすばらしいライブはニュー・トロルス以来だ。
正直オザンナだけでも十分満足だったのだが、VDGGのDAVID JACKSONというおいしいオマケもついていた。
必殺ローランド・カークばりのサックス2本吹きのしょっちゅう披露してくれたし、背中の丸まり方が寄る年波を感じさせ、途中出たり入ったりしながら体力調節をしていたが、十分楽しませてくれた。彼の曲でIRVIN LUCA VAIRETTIがメインヴォーカルをとったパートもすばらしかった。
イル・バレット・ディ・ブロンゾのGIANNI LEONEは前回の来日を観に行っていなかったので今回初めてみたのだが、ゲイだったのに驚いた(たぶんゲイだと思う)。なんというか、そのクネクネした妖しい動きに目がいってしまって肝心のハモンド・オルガン・プレイの印象がかすんでしまうほどだ。おすぎとピーコと美川憲一とばんばひろふみを足して3で割ったような感じのひとで、まぁこれはこれでアリかな。少しだがイル・バレット・ディ・ブロンゾの曲もやったのがちょっとオトクな感じ。もし追加公演が出てたらきっと観に行っていただろうな。
ここからさきは妄想だが、ニュー・トロルスとオザンナをセットにしてニュー・トロルス来日の時みたいにストリングス・オーケストラ入りで2DAYSなんて企画はどうだろう。でもこんなことってオザンナやニュー・トロルスをはじめて聴いた高校時代には妄想さえできなかった。このコンサートを企画していただいた関係者の皆様に感謝。
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最近、情報をチェックしていなかったので、見逃してしまいました・・・嗚呼、不覚・・・プログレでは一番好きなバンドなのに・・・
2010/4/5(月) 午後 11:00
会場にはPFMのマウロ・パガーニとフラヴィオ・プレモーニの来日公演告知が出ていました。PFMではありませんが、それでもマウロ・パガーニの来日ってひょっとして初めて?これも見逃せませんね。
2010/4/6(火) 午前 8:22
私も関西から参加しました。全く同じ思いで行き、全く同じように(良いように)裏切られ、全く同じように2時間シアワセな気分で楽しめました。私も高校生の頃から、はや30年以上、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。感謝、感謝です。
2010/4/6(火) 午前 10:05 [ seisanpsy13 ]
seisanpsy13さん、コメントありがとうございます。関西から参戦お疲れ様です。東京近辺にすむ自分が恵まれていることをよく認識すべきですね〜。やー、それにしてもよかったすね〜。ある意味、時を超えていました。早くも再来日期待です!全編にわたるプロジェクタによる演出がミュージシャン志向の強めのニュー・トロルスと、コンセプト志向のオザンナの違いを際だたせていました
2010/4/7(水) 午前 10:54
マウロ・パガーニ来日ですか!?おかげさまで今度は見逃さずに済みそうです。有難うございましたm(_ _)m
2010/4/10(土) 午前 0:43