第2思春期レコ買い日記・旧館

2010年4月にブログお引っ越ししました!

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2005年4月開設以来5周年を記念してブログを引越ししました!

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ながらくのご愛顧ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


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オリジナル・ピンク・フロイドのソングライター、シド・バレットのソロニ作目にして最終作(編集盤を除く)。邦題「その名はバレット」。

このアルバムは初期プレスが何種類かあって少しややこしい。
盤は英国Harvestだが、リムが「グラモフォン表記」でラベルにEMIのボックスロゴが無いタイプがオリジナル。マトリックスナンバーは両面共に末尾が1G。

盤は比較的分かりやすいのだが、少しやっかいなのがジャケット。
最初期のものと言われるのが、おもて面がヴィニールコーティングされていて、ジャケット裏がフリップバックと呼ばれる折り返しになっているもの。
同じくオリジナルの雰囲気を持っていて、プレス数がさらに少ないのが、おもて面がコーティングでなく、エンボスされたテクスチャード・タイプでフリップバックになっているもの。
この他によく(でもないが)見かけるのが、おもて面がテクスチャードで裏がフリップバックでないもの。
いづれも盤はEMIロゴなしのオリジナル盤が入っていることがあるので、購入時に注意が必要だ。

ファーストアルバムは名作としてあまりにも名高い。
少し横道にそれるが、私の古い記憶ではファーストアルバム(編集盤かも)についた邦題が何種類かあって今から考えると面白い。
現在CD再発されている邦題は『帽子が笑う・・・不気味に』。確か昔、『気狂い帽子が笑っている』という邦題があったようなと思ってググってみると・・・どうやらファーストとセカンドのカップリング盤の邦題『何人をも近づけぬ男』 のうちの一枚目が『気狂い帽子が笑っている』だったらしい。『気狂い帽子が笑っている』は迫力ある邦題だが、なんと誤訳らしい。"Madcap"とは「 向こう見ずな人」という意味だそうだ。でもダブルミーニングかもしれないので、これはこれでアリだと思う。当時若かった私はこの邦題を見て怖じ気づき二の足を踏んだ。
オリジナル邦題は『幽玄の世界』。これだとなんだかわからないかも。『気狂い帽子が笑っている』が今、邦題として採用されないのは、放送禁止用語だからか?
そう言えばピンク・フロイドのファーストアルバムも最初の邦題が『サイケデリックの新鋭』。現在の邦題が『夜明けの口笛吹き』。

精神に変調をきたしピンク・フロイドを脱退後のソロ・アルバムということで、全体的にヘロヘロ、ヨロヨロの作風。
(もっとも在籍時からすこしオカしかったらしいが・・)
シド・バレットののギターとヴォーカルを先に録音してから、デヴィッド・ギルモアとリックが伴奏をつけていくという方法で制作されたアルバム(さすが「何人をも近づけぬ男」)ということで、きままに演奏するシドに引きずられバックの演奏が止まりそうというか、総崩れになりそうなパートが随所に見られ、そこがまた味となっている。「ドンカマ」と無縁な演奏。究極のアシッド・フォーク。
ファーストアルバムと違いどこかほんわかとした明るさ、ポップが有るところも本作の特徴となっている。
なんと言うか、つきぬけてしまったというか・・・真の狂気とはつきぬけてしまってかえって明るいものなのか。
彼の紡ぐ奇妙とも思える楽曲は、天才と紙一重の向こう側に行ってしまった奇妙な喪失感に溢れる独特の美しさがある。
その美しさが普遍性・永遠性を持ってしまっているところがシド・バレットを唯一無二としている点なんだろう。

そう言えばシド・バレットにしてもカンのマルコム・ムーニーにしても昔の論評を見ていると「発狂」という言葉が使われていたのだが、最近は「発狂」という言葉は避けられるようになっているのか、とんとみかけなくなった。これも放送禁止用語のせいか。

ちなみにこのラブリーなジャケットはシド・バレットがアート・スクール時代に描いたものだそうだ。

私にとってのこのアルバムの最大の思い出は、2000年中古レコード店をやっていた時にポール・ウェラーが店にやってきて、いろいろ探したあげくこの「BARRETT」の英国オリジナル盤を買っていったこと。忙しそうだったが、サインを一枚もらって握手してもらった。
印象に強く残っているのはポール・ウェラーの鼻のあたまに大きな面疔ができていたこと。
今思い出してもちょっと笑ってしまう。
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気がついたら訪問者数が通算30,000を突破していた。
開設してまもかく5年。マイペースにして超スローペース。
そんなに多くの方に読んでいただける性格のブログではないので、数少ない訪れて読んでいただける皆様に心から感謝します。

さて・・・オザンナの来日公演に行ってきた。

それにして恐ろしい世の中だ。ナポリのプログレバンドが来日してしまうなんて。。
1回きりの公演のせいか客席もほぼ満席。聴衆の年齢もおしなべて高い。。
来日メンバーは
LINO VAIRETTI - lead vocals, acoustic guitars
GENNARO BARBA - drums
FABRIZIO FEDELE - electric guitar
ANIELLO D'ANNA - bass guitar
SALVATORE PRIORE - keyboards
IRVIN LUCA VAIRETTI - keyboards and back vocals

DAVID JACKSON - sax, flute(元VDGG)
GIANNI LEONE - Hammond organ(イル・バレット・ディ・ブロンゾ)

オザンナといえば中心メンバーで名前が浮かぶのがギターのDANILO RUSTICI、サックスのELIO D'ANNA、そしてギター、キーボードにヴォーカルのLINO VAIRETTIだが、今回はLINO VAIRETTIのグループとして来日した。
個人的にオザンナの中ではLINO VAIRETTIのヴォーカルが好きなので満足なのだが、それでも変わり果てた無惨な姿で来日するのではと思っていたら、、、イイ意味で全くと言っていいほど予想は裏切られた。

名作「パレポリ」の怪しげなイントロとともにスタートしたライブは終始背景の大スクリーンに往時のオザンナメンバーの映像、サイケデリックなアニメーションや映像コラージュが交錯、フェイスペインティングを施した現実のオザンナのメンバーと交互に目をやると軽いタイムスリップ感覚になって面白い。LINO VAIRETTIのフェイスペインティングで引き立つ表情ゆたかでジェスチャーを交えたステージアクトはすばらしく、エンターテインメント性に溢れいている。バックの演奏も往時のメンバーたちよりテクニックがあるくらいで、安定感バツグンだ。曲間のトークやモノローグがほとんどなく、メドレーで突っ走るところも眩惑感を誘う。往時の楽曲をアルバムそのままに演奏するのではなく、バラバラにして再度うまく繋げ直している。アレンジも演奏もこなれていて、ライブバンドとしての実力は予想。メンバーのなかで目立っていたのはLINOは当然だが息子のIRVIN LUCA VAIRETTI。彼の歌は父のLINO以上のうまさで若さ故声域も広い。父のサポートに徹してはいたが、親子編成バンドは得てして息子の方が残念な感じだったりするパターンの例外となっていた。ギタリストもジミ・ヘンドリックスのぱ「パープル・ヘイズ」を途中組み込むなどそのルーツを明らかにしながらも(このへんはニュー・トロルスのライブでのギター背中弾きを思い出す)テクニックだけとれば、きっとDANILO RUSTICI以上だろう。
もちろん、LINOのヴォーカルもさほど衰えを感じさせず、聴いていていうれしくなってしまった。

すべてのアルバムからバランスよく選曲されたメドレー(うれしいことに、チッタ・フロンターレの曲もやってくれた)は少しもダレることなく一気に2時間、あっという間に聴き通せた。
改めて聴くと、オザンナのメロディというのはいかにもイタリアらしい芳醇で美しいメロディが多いのだ。
そのステージアクトのすばらしさも含めて、本当に、本当に楽しい2時間だった。
私は演奏時間中幸福感に満たされた。
こんなすばらしいライブはニュー・トロルス以来だ。

正直オザンナだけでも十分満足だったのだが、VDGGのDAVID JACKSONというおいしいオマケもついていた。
必殺ローランド・カークばりのサックス2本吹きのしょっちゅう披露してくれたし、背中の丸まり方が寄る年波を感じさせ、途中出たり入ったりしながら体力調節をしていたが、十分楽しませてくれた。彼の曲でIRVIN LUCA VAIRETTIがメインヴォーカルをとったパートもすばらしかった。
イル・バレット・ディ・ブロンゾのGIANNI LEONEは前回の来日を観に行っていなかったので今回初めてみたのだが、ゲイだったのに驚いた(たぶんゲイだと思う)。なんというか、そのクネクネした妖しい動きに目がいってしまって肝心のハモンド・オルガン・プレイの印象がかすんでしまうほどだ。おすぎとピーコと美川憲一とばんばひろふみを足して3で割ったような感じのひとで、まぁこれはこれでアリかな。少しだがイル・バレット・ディ・ブロンゾの曲もやったのがちょっとオトクな感じ。

もし追加公演が出てたらきっと観に行っていただろうな。
ここからさきは妄想だが、ニュー・トロルスとオザンナをセットにしてニュー・トロルス来日の時みたいにストリングス・オーケストラ入りで2DAYSなんて企画はどうだろう。でもこんなことってオザンナやニュー・トロルスをはじめて聴いた高校時代には妄想さえできなかった。このコンサートを企画していただいた関係者の皆様に感謝。
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オランダのアース&ファイアのセカンドアルバム、邦題「アムステルダムの少年兵」(なかなかいい邦題だ)。

言うまでもないが、かのモーリス・ホワイト率いる偉大なるブラック・コンテンポラリー・グループ「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」とは無関係。ちなみにEW&Fの結成が1970年、アース&ファイアは1968年。アース&ファイアの方が早かった。。

ファーストアルバムのオランダ盤は紙マッチを模した変形ジャケット。英国盤はフォノグラム系激レアレーベル「ネペンサ」からリリースされたロジャー・ディーンのイラストによる超変形ジャケットで、オランダ・オリジナル盤の10倍くらいの値段で取引される有名なレア盤だ、その英国盤の神々しいまでのジャケットの存在感に対し、中身はシックスティーズ・ポップスでプログレ化してくのはこのセカンドアルバムから。
レア度ということではファーストアルバムの英国盤があまりにも突出しているが、このセカンドアルバムからはそれほどのレア盤ではなくなる。ということで、例によって「いつでも買えるか・・」的に後回しにし、昨年たまたまオランダに行ってレコード探しをしたところ、なかなか見つからない。本国に行けば中古盤が溢れていると思っていたら、さにあらず。そうこうしている間に買わずに帰ってきてた後、日本でマニアの方に今まで気がつかなかったちょっとした点を教えてもらった。
曰く、黒地の表ジャケットにタイトルとバンド名がクレジットされているが、この文字部分が金箔押しのものと茶色のオフセット印刷のものがあり、前者がファーストプレスではないかと。。
今まであまり興味が無かったので気に留めていなかったが注意して探し始めると、なるほど茶文字印刷のものが多く、金箔押しはみかけてもコンディションが悪かったりと意外に難しい。
こういうさりげないポイントを見つけると途端に購入のプライオリティが上がったりするのがマニアというもの。
かくて、どうにかこうにか美品とはいかないが比較的まともなコンディションのオリジナル盤を購入。
いやいや、なかなかどうしていろいろあるものだ。。

かくて、購入したレコードを聴いてみると。。
ファーストアルバムは紙ジャケットCDで購入して聴いていた。女性ヴォーカルのJerney Kaagmanのヴォーカルがちょっとかすれている感じがLOVE PSYCHEDELICOのKUMIを思い出し、少し時代がかったアレンジとわかりやすいメロディがとても気に入ったのだが、セカンドアルバムは評判通りのプログレだった。
メロトロンやオルガンを大胆にフィーチャーし、B面のアルバムタイトル曲は組曲構成。長尺の曲が中心でアレンジもドラマチックというか大仰だ。加えて女性ヴォーカルをフィーチャーということでもう少しプログレ・ファンの間に人気があってしかるべきな気がするが、なぜそれほどリスペクトされていないのだろう。。。
何度か聴いてみてこれが理由か?と思えるのは、
・全体的にテクニック志向ではない
・わかりやすいメロディが根幹でアレンジだけがドラマチックなプログレになっている。
・全体的にアップテンポの曲がなく、もっさりと進行している。
あくまで私的な印象なので当たっているかどうかは自信がないが、なんだか女性ヴォーカルの入ったムーディー・ブルースとでもいうのだろうか?
発表されて30年を経過し、いろいろ音楽を聴いた耳で聴くと逆にプログレ的なアレンジが邪魔にさえ聞こえる。
奥行きがあり臨場感のある録音と繊細なカッティングがすばらしく、中音域のエコー成分の素晴らしいとても良い音だが、却ってシンプルなメロディを生かしたファーストアルバムの良さが際だってくるような気がする。

うーん。。。ファーストアルバムの英国盤が高い理由がなんとなくわかったような気がする。
でもこのアルバムも意欲作ではあるし、内容も決して悪くない。最高傑作にあげる人も多いが、その通りだと思う。特にいじったところのないメロトロンの音色も美しい。アルバムのラストを飾る「SONG OF THE MARCHING CHILDREN」のエンディング部分が、そのタイトルから連想するありがちなボレロのリズムのアレンジなのだが、5拍子ボレロというところが面白い。

ということで、同傾向にあるというサードアルバムもそのうち聴いてみよう。。。

イエスの「こわれもの」のDVDーAuddioにはアルバム未収録の「アメリカ」が収録されている。
この曲はシングルで発表された曲くらいに思っていたら、「The New Age of Atlantic」というコンピレーションに収録されたものだったそうで、他のアーティストがレッド・ツェッペリン、カクタス、デラニー&ボニー、ゴードン・ハスケルなど。興味が湧いてきたので見つけたら買っておこう。。

ということで、イエスの「アメリカ」を聴いていたら原曲が聴きたくなった。
イエスのバージョンはイエス流に大げさなで複雑な楽曲構成に仕上げていて、これはこれで名カバーだと思うのだが、私は同じかそれ以上に原曲が好きだ。
そう言えばUSオリジナルを持っていないことに気づきレコード屋を覗いてみたところ、何枚かあったので早速購入。これくらいの大ヒット作品になればこだわれなければわりにすぐ見つかるものなのか。

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USオリジナルはコロンビア360°レーベルでポスター付き。
改めてよく見ると、どうやらシュリンクの上から透明なステッカーが貼ってある(これが大切らしい)。
コロンビアの作品は左上にカタログ番号(このアルバムだとKCS9529)とロゴが印刷されているのが常なのだが、本作品にはそれが見あたらない。そのためかシュリンク上に貼られたステッカーには、左上にコロンビアロゴをカタログ番号、中央にはアーティスト名、タイトル、右上には「ポスター付き」の文字が入っている。アーティスト名とタイトルはジャケット下部中央にもあるので、重複していてちょっと鬱陶しい。
アメリカ盤にはそれほど詳しくないので、レコード店の店員さんに尋ねたところ、マトリックスはマシンタイピングと手書きの両方あり、マシンタイピングの方が初期、さらにはマシンタイピングの枝番は1Aからアルファベットが進むにつれ後期のものになるとのこと。
店員さんのアドバイス通り、シールド&ステッカー・ポスター付、両面マシンタイピング・マトリックスを購入。
マトリックスは1Aとはいかないがそれでも私なんぞには十分だ。

さて。。。
普段ブリティッシュやユーロ系のレコードをメインに聴いているが、私は実はUS盤の音が好きだ。
特にUS盤の中でもこのコロンビア360°ラベルの音が好きだ。
ステレオセットの音の調整をするときに、大体ジャニス・ジョップリンやボブ・ディランの360°ラベルLPをかけてリファレンスする。特にヴォーカルのポカッと浮かぶ感じ(表現が難しいが・・)が素晴らしく、バックの音との前後感も音場的に好ましい。全体的にカラっと乾いた感じがありながら、情報量の多いところもいい。
スタジオが優れているのか、エンジニアがいいのか、録音機材が熟成期を迎えていたのか、それともカッティングマシーンがいいのか・・・
果たしてこのアルバムの音も素晴らしい。
全体的にフォークデュオのアルバムというよりも時代を背景にしたサイケデリックな色合いも含まれ、それらミックスがなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
レコードが当時の空気を運んできているようだ。
聴いていると映画のシーンやらなにやら、いろいろ浮かんでくる。

A面は名曲「アメリカ」を中心にヴェトナム戦争を契機としたアメリカの転換期のことを歌ったコンセプチュアルな構成、B面は「ミセス・ロビンソン」「冬の散歩道」などヒット曲メドレー。
特に倦怠期の夫婦の会話を収めただけで音楽ではない「Voices Of Old People」などは異質な感じだが、これのおかげで当時の空気がリアルに伝わってくるような気がしてならない。
ちなみに、オリジナル盤ではCD7曲目に収められている「ブックエンドのテーマ パート2」は入っていない。

どれも名曲揃いだ。改めてオリジナルで聴いて良かったと純粋に思えた。

ところで・・・
このモノクロ写真のジャケット、二人が写真慣れしてるのかしてないのか、なんだかポカンとしたとってもいい写真であり、ジャケットだ。人から言われて気がついたのだが、お笑いコンビの「爆笑問題」の宣材写真とよく似ている。というか、意識してるのか・・・。

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