安田隆夫 エンペラーへの道 〜成功者から学ぶオンリーワンの経営術

ドン・キホーテ創業者、安田隆夫氏のこれまでの事業、著書、インタービュー等の軌跡を追いながらエンペラーまでの道を探る。

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下手な反省せずに自信の強気一筋だ。

 

夢や志を持つことは非常に良い。多くの人は夢や志半ばで気持ちが折れて、現実的に実現可能な領域で仕事をするようになってしまう。これは多くの人にとって間違いない事実だろう。もちろんこれを読んでいる人が、私は違う。夢や志を持っている。と自信を持って言える人であれば一番嬉しい。もちろんそのように声を大にして言える人は若い人が多いだろうし、実際にいつまでも夢や志を持って動いている中堅やベテランビジネスマンもいることだろう。それは人によって様々なのであくまで傾向として捉えて頂きたい。また、夢や志と現実のギャップに悩んでいる人もいる。実際に大きな夢を叶えたいのに、現実的人はもっと細かいところでビジネスをしてしまっているなどがその例ではないだろうか。こんな思いを持った時にどのようにするのが良いのか。その点について記載をしていきたいと思う。

 

『夢も希望も志ももっている。しかし、現実には夢とほど遠い小さな満足に妥協してしまう。目先の小粒な果実につい手が出てしまい、遠くの大きな果実に手を伸ばさない。そんな現実の自分のセコさを考えると、志も夢物語か、と自分自身が情けなく卑下してしまう。』

 

これは誰しも経験があるのではないだろうか。理想の自分と現実の自分の話だ。誰もが成長したいと思うのだから、このような気持ちを持たない方が不思議だ。では、こうなった時にどうしていくのが良いのか。その点について安田氏の意見を紹介したいと思う。

 

『そんな悩みを抱えているなら、こんな忠告ができるかもしれない。それは、悩んでも馬力は出てこないから、悩むな、ということである。セコい、と言うがセコいのは自分だけじゃない。みんなセコいんだ。志を持つこの自分ですらセコいんだから、これはよほどのことがあったんだ。失敗だって、自分だからこの程度で済んだんだ。これで済めば上出来だ。このぐらいに思って、あまり自分を責めないことだ。自分を責めて自信を失っていたのでは、なんのための反省かわからなくなる。反省は次の行動の元気の元にならなければ意味がない。』

 

全てのことは次のためにあると思った方が良い。現実はこうでも次はこうする。そういうために悩みだけをいつまでも持つよりも未来を見据えた行動をした方が良いだろう。

 

『実際的に言うと、反省などしてはダメなのである。こう言うと誤解されそうだが、反省は不幸なのだ。ビジネスは瞬間瞬間に場面が変化していく中で、連続技を繰り出して行く戦いで、しかも長期戦である。マラソンと同じで途中でペースを調整することはあっても、この区間は休みというわけにはいかない。反省などしているヒマはない。スポーツ選手がプレー中に失敗するたびに一々頭を抱えて反省などしていたら、次の動作ができなくなってしまう。これと同じで、原因分析は必要だが失敗を悔いて心の燃焼温度を下げてはダメなのである。』

 

未来の自分は今の自分の延長線上にしかいない。これを理解しているようで理解していない人は非常に多い。今怠けてしまったり、行動を起こさなければ困るのは未来の自分だ。そして未来の自分を守ってくれるのは今の自分でしかないことをきちんと理解し、行動すべきだろう。その点を理解すると過去の行いを反省している暇などあまりないのかもしれない。

 

下記参考文献より一部抜粋

参考文献:土壇場の逆転力 〜瀬戸際の勝ちを拾う人生戦術書〜

安田隆夫 著

 


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