地球上みんなの幸せをめざして

生物を含めて,地球上のみんなが幸せになれますように!(^o^)。

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僕もペットボトルを捨てるときにわざわざキャップをしていました。
でもこれは間違いだったんですね!

ペットボトルの本体は現在,大部分リサイクルされています。
でも,キャップをしたままペットボトルを捨てると,それはそのままではリサイクルされません。
燃やされるか,ゴミとして捨てられます。

なぜか?

キャップのついたペットボトルは,不燃ゴミである複合プラスチックとみなされるというだけでなく,空気が抜けないので,潰して容積を小さくことができません。
そのためにリサイクルされないのです(私の住んでいる市川市では,人力でペットボトルからキャップをはずしています)。
またキャップ自体が不燃物として処理される場合もあります。

ところが、キャップは良質のプラスチック(ポリプロピレン)で、リサイクル可能なのです!
以前,イベントでキャップのみを収集し、業者に買い取ってもらった対価で世界の子どもにワクチンを贈る運動に寄付するという企画が開催されました。
キャップ1600個でワクチン1個になりました!
http://www.minato-cosw.net/vit/m_net-katudou/katudou15-16.html

これは一時だけの試みだったのですが,できれば恒常的にキャップを買い取ってもらう仕組みがほしい!
ということで,その仕組みを実現した会社があります。
町田市にある,環境総合研究会という会社。
早稲田の環境グループの懇親会で社長の鎌田健司さんにお会いしました。

コンクリートパネルというものがあります。
コンクリートを流す型のようなものです。
このパネルは,従来,ラワンのように節目のない南陽材(南の暖かい地域でとれる木材)が使われていました。
しかし,強度の問題で2,3回使うと産業廃棄物として捨てるしかないのです。

南陽材でできたコンクリートパネルの廃棄は,大きな環境問題でした。
しかも植林はできません。
南陽材の原料になる樹の苗を人工的に育てるのが非常に難しいからです。
熱帯雨林の消滅が大きな問題になっているのもこのためです。

ところが,このパネルにキャップの原料であるポリプロピレンを使うと,コンパネは,何度でもリサイクルできるのです!
チップ状にした廃木と,とかしたキャップ(廃プラ)からコンパネをつくります。
それを実現したのは,東京木工所という会社です。
その会社は,通常の産廃であるなら1キロあたり1円にしかならないところを,環境総合研究会との取り決めで輸送費込みで8円〜10円で買い取ってくれることになりました。

こうして,さまざまな自治体や学校でペットボトルのキャップ集めが始まりました。
やっかいなペットボトルのキャップが資源に変わったのです。
これがお金に変わるのです。これでポリオワクチンが買えるのです!

先日,神奈川県でまっ先にキャップの収集をはじめた,神奈川総合産業高校の文化祭に行ってきました。もともとはこの学校の定時制に通う女子生徒が必死で運動をはじめたのが全日制の生徒に広がり,相模大野の駅前で「キャップを捨てないで!」と訴えるビラをみんなで配るまでになりました!

これは素晴らしい教育的な効果と言えます。
同じ学校に通っていても,今まで話をしたこともなかった定時制の生徒たちと全日制の生徒たちが,キャップ収集運動の展開方法で話し合いをもちました。
さらに,運動に興味をもった中学生に,高校生が先輩として収集方法を伝授します。
そう,子どもの目が爛々と輝いてきました。目標をもつと子どもも変わるのです!

学校の構内には,ゴミを分別するゴミ箱があります。それだけではありません。
東京木工所が特別につくってくれたキャップ収集箱もあるんです。

校長先生は宮原 紳先生。日産からやってきた民間出身の校長先生です。
それだけに,この高校のゴミ削減の目標は半端ではありません。
高校初の「ゼロエミッション」(廃棄物ゼロ)を実現することです!

もちろん,高校で廃棄物をまったく出さないというのは無理です。
しかし,廃棄物に掛かる費用をゼロにすることはできます。

この学校の裏庭には,大形トラックの荷台のような鉄の箱が置かれています。
(株)環境総合研究会の指導のもと,ここにペットボトルやキャップなどの資源ゴミを溜められます。その他の紙などの燃やすゴミは従来通りのゴミ集積所に集められます。
資源ゴミはそのまま売られていきます。
ペットボトル本体の輸送処理費などでプラスマイナスゼロになります。
燃やすゴミは,少なければ業者が収集費をゼロにしてくれます。
こうして,ゴミ収集にかかる費用ゼロを実現しました!

こんな学校や法人が日本国中に増えれば,日本全体のゴミ削減は大きく進むでしょうね。
もちろん,温暖化防止にもなりますし,子どもたちが日本を変えていくのですから,こんな素晴らしいことはありません。

ペットボトルのキャップの収集の範囲は,今のところ東京,神奈川,埼玉です。
この運動に賛同してくれる企業も多くなってきましたから,間違いなく全国に広がるでしょう。
皆さん,楽しみにしていてください!


参考HP:
◎神奈川総合産業高校 http://www.lisa-ac.jp/
◎株式会社 環境総合研究会 http://www.kanken.org
◎東京木工所 http://www.tokyomokko.co.jp/

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閉じる コメント(9)

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浅川さん このブログを地元目黒の皆さんに紹介させてください。

2005/12/16(金) 午前 2:06 [ tom*vic*ie ] 返信する

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どうぞ,どうぞ,お使い下さい!

2005/12/18(日) 午後 0:41 行徳にいたマグマ大志 返信する

いい話ですね。転載させてください。

2007/1/12(金) 午前 8:19 kuriyanonushi 返信する

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どうぞどうぞ。よろしくお願いします。

2007/1/12(金) 午後 4:23 行徳にいたマグマ大志 返信する

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ペットボトルの蓋がナゼお金になるのか、
疑問が解けました。
子供の学校や、職場で広めて行きたいので
転用させて下さい。

2008/3/13(木) 午後 0:16 [ 杏杏 ] 返信する

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どうぞどうぞ!
転用してください!

2008/3/20(木) 午前 7:44 行徳にいたマグマ大志 返信する

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ペットボトルのふたの話は聞いたことがあり、ふたを集めてはいたのですがこちらで詳しい話がわかり良かったです。集積所もわかったので我が家で集めているキャップ達を早速持って行こうと思います。

2008/8/30(土) 午後 3:52 [ rpo*o ] 返信する

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初めまして。キャップをどうしていいのかと思っていました、今後の参考に転載させて下さい。☆ポチ!

2010/6/1(火) 午後 8:19 佳句恋慕 返信する

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サニーサイドさん,ぜひご活用くださいね!

2010/6/1(火) 午後 9:53 行徳にいたマグマ大志 返信する

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