|
それは俺が大学の寮に入ってまもないこと
つまり3年前くらい
うちの部活は朝練習があるのだが
朝6時からあるので起きる時間は
5時半
正直そんな早く起きるなんてしんどいに決まってる
しんどいだけならよかった
そう
起きれない日があったのです
しかもまだ大学に入学する前
しかしもう寮には入っていたので
一部員だった
部屋は2人部屋
つまり二人とも寝坊したのでした
起きたら6時10分
ん?
隣を見ると先輩が気持ちよさそうに寝てる
まずい
先輩を起こす
焦る2人
やばい
そうするとマネージャーが部屋に入ってくる
「おまえら何やってるの?」
マネージャーの一言にさらに焦る2人
しかし現実は変わらない
集合場所に行くと
監督が待っている
「普段は来ないくせにこんな日に限って」
先輩がつぶやく
俺はまだ寮に入って1ヶ月
よくわからないまま頷く
監督は「おまえらやる気あるのか?」
言い訳のしようもない
完全な寝坊だから
それをわかって監督も問いかけてくる
少し沈黙があり監督『誠意を見せろ」
監督の一言に一瞬
?となる
しかし言ってることはわからんでもない
他の部員はちゃんと起きてるのだから
自分たち寝坊してチームに迷惑をかけたのだから
そして練習後みんなの前で謝罪
もちろん文句を言われることはないが無反応
けっこうきつい
さらし者だった
そして部屋に帰ると先輩が一言
「一緒に草むしりでもするか?」
嫌と言えるわけもなく
「はい」
2時間草むしりする....
黙々と....
やっと終わる
これが誠意
そう思いながら許してもらえる
勝手にそう思っていた
しかし悪夢は終わっていなかった
午後の集合で監督に呼ばれる
「おまえら明日までに坊主にしておい」
.....
.....
それが誠意かぁ
これから入学式とか華やかな舞台に坊主
考えるだけで
マジかよ!!
って思った
しかし先輩はすぐに「はい、わかりました」
そんな風に即答されたら隣の後輩は自然と
「はい」
その日のよるにはバリカンを使ってた
「ウィーーーーーーン」
「ウゥーーーーーーン」
「はぁ」
「ウィーーーーーーーン」
完了!
と同時に悪夢も終了
まぁほんとの悪夢は坊主になってみんなに冷やかされたこと
部屋の先輩に「おいしいって思ったほうが楽だぞ」
大学はそういうとこだと教えれました
恥ずかしいことをおいしいと考えるようになったことが
一番の悪夢かも(笑)
|