●北京の足音● 北京に住んで、見たまま感じたまま

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中国とアフリカって、対外援助と資源開発が相克して、ややこしい関係になるのではと我々は思っている。
でもその昔から、中国とエジプトなどはともに文明国として長い交流の歴史があるようだ。
著名な学者であるL教授の討論会から、エッセンスをお伝えします。

今、アフリカという辺境が世界の関心の的になっている(辺境的中心化)。それは「国際関係」、「地政学」、「資源」、「国家」のどの観点からも重要視され始めたからだ。ここが新たな「国家間の角逐の場」となっている。
アフリカって、国連での投票に占める割合も大きく、AU(アフリカ連合)は結束力が強いので、近年、国際的な意思決定に重要な」役割を占めているそうだ。
中国のアフリカとの交流の歴史はとても古い。
2000年前の漢代の石画、唐代の陶人形副葬品(黒人)、中国の焼き物、ブッシュマンの帽子、南アフリカの中国人労働者やお墓などに交流の証が見て取れる。
なぜ今中非関係が進展するのかは、こうした過去からの歴史的な背景があるからだ。
中国・アフリカ関係は、中国のイデオロギー政策の転換後に急発展していく。
マルクス主義、共産主義の政府としか付き合わない等のイデオロギー政策を改め、アフリカと多面的な関係を築くことに注力し始めてから、両者政府の相互訪問、経済面での互恵、文教交流、ルール化された交流が進み、中国・アフリカ関係は快速上昇期に入ったのだ。

そうはいっても、中国とアフリカの関係には、たくさんの課題が噴出している。
・中国の国家利益とアフリカ国家間の利益矛盾(労働力、市場、商品品質など)
・エネルギー開発がアフリカの持続的発展性を損なう可能性があること
・短期利益を追求しがちな中国と長期利益を求めるアフリカ
・民間同士の交流は今も少ない
・中国とアフリカには、文化的な違いが相変わらず大きい
・中国と既得先進国との利益衝突問題

最後に、僕の感想をまとめます。

・中国が近年、資源やエネルギー目当てでアフリカに急接近していることは事実であるが、中国とアフリカがこんなに長い交流の歴史があるとは知らなかった。

・中国の対アフリカ援助は、確かにきちんと歴史を調べ、戦略を練って行っている。日本の対外援助はこのような戦略がちゃんとあったのだろうか?

・近代中国は、欧米や日本などに植民地支配された。だからアフリカ、特にエジプトのように中国と同じ長い文明の歴史を持つ国も植民地化されていた国家とは、相互にシンパシーが醸成されており、そういう意味で中国・アフリカ関係は、我々の知らない奥深さがあるのかもしれない。

・共産党政権の中国にとっては、相手国の価値観や体制にまで言及する欧米諸国と違って、「相互不干渉」の原則が通用するアフリカ諸国は、つきあいがしやすい相手なのだと思う。


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先月、ケニアに行ってきました。ナイロビはかなりの都会と聞いていたのですが、それほどでもなかったです。でも、中国の支援がどんどん入れば、発展するのでしょうね。
広州にはアフリカ人街があるくらい、アフリカの人が多いですよ。

2011/8/4(木) 午前 11:34 ペキネンシス

ペキさん
なかなかアクセスできない中、コメントありがとうございます。
うちの公寓もアフリカ人がとても増えました。

2011/8/4(木) 午後 10:43 hir**hin*55


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